女神小说

日文6665(一)

女神小说 2023-07-31 16:39 出处:网络 作者:女王小说编辑:@女神小说
したが、三奈は巧みに敬太をくすぐったり乳首をつねったりして、その抵抗をかわした.帝国军パーティー
したが、三奈は巧みに敬太をくすぐったり乳首をつねったりして、その抵抗をかわした.帝国军パーティー
最终皇帝 伝承法最后の皇帝。惊异的に高い戦闘力と优しき心、人々を思う热い精神を持ち合わせる、歴代最高と呼ばれる皇帝。
ハンニバル 帝国军のインペリアルガード。その锻えられた身体は帝国军最强のタフネスさと腕力を持つ。皇帝に忠実な頼れる戦士。
ソウジ イーストガードと呼ばれる异国の剣士。华丽なる大剣の使い手。ワグナスから祖国を救ってくれた皇帝に恩义を感じている。幼い顷から剣一筋で职人肌気质。
コウメイ 军师。少し物事を斜めに构えたところがあるが、その知略と术法は天下一品。帝国军の头脳である。
マリア 帝国に协力する美しき圣骑士、ホーリーオーダーの女性。术の実力もさることながら、优しき性格で帝国军のパーティーを支える。最终皇帝に密かに想いを寄せている。

最终皇帝视点

「この塔の秘密はあなたの役に立ちませんわ!すぐに立ち去りなさい!」
女王はヒステリックに叫んだ。

「この塔の秘密とはなんだ?」
私は女王を…いや七英雄のロックブーケを真っ直ぐに见つめて言った。

その瞬间、ロックブーケは全てを悟ったような顔をした。
「皇帝???ハエのようにうるさいわね???消えなさい!」
「サラマットの人々を利用した罪、重いぞロックブーケ!」
私は剣を构えた。
「インペリアルクロス!!」
私が号令をかけると、守备力の高いハンニバルが私の前に立ち、ソウジとコウメイが私の隣に构える。そして、マリアが私の后ろに构えた。帝国军伝统的な阵形であり、バランスの取れた阵形だ。
「行くぞ、ロックブーケ!!」




「ふふふ…さすがは帝国军の精鋭たち、强いわ…」
ロックブーケはニヤリと笑う。
ロックブーケの术法は确かに强力ではあったが、こちらも戦いに次ぐ戦いで锻えに锻えられた戦士达。
こちらが优势に思えた。
「でも、私の戦い方はこれから…このパーティー构成なら胜てるわ…『女の武器』、踌躇なく使わせてもらうわよ」
ロックブーケはニヤリと笑った。
「女の武器?なんだ?」
私が身构えると、ロックブーケは一番前に立つハンニバルに向き直った。

ハンニバルの视点

な、なんだ…
戦いの最中だというのに、ロックブーケは私を妖艶な瞳で见つめる。
青く长い髪と、少女のような爱らしさと妖艶な大人の女の魅力を合わせたような美しい顔。豊満で淫らな曲线を描くプロポーション。
く、な、なんだというのだ…。
私は警戒し大盾を构え、枪を强く握りしめた。

しかし…

「や、枪が…た、盾も!?」
私が握っていたはずの枪と盾が消え去るように、スッとなくなっていく。
それだけではなかった。
「よ、铠も!?马鹿な!!」
私はいつのまにか全裸になっていた。周りの陛下や仲间たちの気配もない。
「へ、陛下!?ご无事ですか!?陛下!?」
私は陛下たちを探すが、陛下もソウジたちの気配も全く感じることができない。
「二人っきりになれたわねえ、帝国の盾さん」
声がした方に振り向くとロックブーケが妖艶な笑みを浮かべながら立っていた。
「私の必杀技『テンプテーション』。これから贵方には私の忠実な下僕になってもらうわ」
「し、下僕だとふざけるな!私は帝国の最强部队、インペリアルガードだぞ!例え死のうがお前の下僕になどなるものか!!」
仲间たちもいない、武器も防具も取り上げられ、ロックブーケと一対一では胜てる见込みはないだろう。
しかし、私は陛下に忠诚を尽くしている。この女の下僕になどなるはずがない。
私が玉砕覚悟で体术を仕挂けようとすると…。
「ボクちゃん、そんなこと言わないの、チュッ?」
ロックブーケは不意にウインクすると、私に向かって投げキッスをした。
「な、ああっ!?」
ビクンっと身体が跳ねる。
「ボクちゃーん、大好きよ?うーん、チュッチュッチュッ?」
ロックブーケは空中に向けて唇を弾けさせ、キスの真似のような仕草を缲り出す。
「ああっ!?あうっ!?ああっ!!」
その度に私は本当に敌にキスをされたように、身体を仰け反らせる

な、何故だ!?こんな马鹿にされるような仕草でなぜ身体が热くなる!?何故だ!? copyright
「ふふふ、贵方の愿望顔を见ただけでわかったわ…」
ロックブーケはチュッ、チュッとキスを缲り出し牵制しながらじわじわと私に近づいてくる。
私は脂汗を流しながら、その度に悲鸣をあげて官能に仰け反る。
「帝国军の最强の名将と知られた贵方は谁からも畏怖され、皆から頼られてきた…」
ロックブーケはエアキスを缲り出しながらついに私の目の前に立つ。
私は喘ぎながらロックブーケの顔から目が离せない。
「でも、贵方は本当は甘えたかった…谁かに优しくされたかったし、頼られるんじゃなくて谁かを頼って甘えたかった…でも贵方の立场はそれを许されなかった…」
ロックブーケの指摘に私は顔が真っ赤になる。
「ち、违…う…」
私は反论したが、消え入りそうな声だった。
そんなことは思ったことはなかった。
自分でも血のにじむ様な锻錬をして、陛下から信頼され、皆から頼られるのは嬉しかった。歴代最强の名将と言われるのも夸らしかったと自分では思っていた。
「うふふ、违うの?私だって调べたわけじゃないわ。でもね、わたしは男の顔を见ると全てわかっちゃうのよ」
ロックブーケは私の目の前にたち顔を近づける。美しい容姿と甘い香りに意识がとびそうになる。
「そして、『テンプテーション』はそんな男の隠れた愿望を私が満たして、私の虏にする技よ。さあ、ボクちゃんも、心を丸裸にしてアゲル?」
そういうとロックブーケは私の首に手を回すと、

ちゅぷ、チュッ、むちゅ…

おもむろに私の唇にむしゃぶりつくロックブーケ。 copyright
「んん!?んんー!?」
私はいきなりの口付けに目を丸くさせる。
性行为をするときはいつだってリードしてきた自分が、女性に翻弄されていることに头が真っ白になりそうだった。
「ほら、ボクちゃんベロだして、お口ダラーンってさせて?」
ロックブーケは甘くささやくと、私の口内に舌をねっとりと侵入させてきた。
「んんん!?あんん!?」
「うふふ、お利口さんねボクちゃん?全部ベロベロにしてあげまちゅからねえ?」
そういうとロックブーケは私の舌を引っ张り出すように唇で挟んだり、舌を浓厚に络めたりして、口の中を蹂躙する。
(ふおお!!す、凄すぎるぅ!!)
私は完全に身体から力を抜いてロックブーケのされるがままになっていた。
すると…。

ピタリ

「あら、うふふ?」
「あ、ああっ!ご、ごめんなさい!」
浓厚なキスに完全に勃起した私のペニスがロックブーケのお腹の部分にピタリと密着する。
足が长くスラリと高いロックブーケでも、大柄な私との身长差でペニスはロックブーケのお腹の位置くらいにあった。
それをロックブーケの着衣の上からとはいえピッタリと密着してしまい、俺は耻ずかしさに身闷えした。
「ふふふ、谢らなくてもいいでちゅよ?むしろ兴奋してくれて嬉しいわ?」
「あ、あ、あ…」
思わず谢ってしまったこと、兴奋していることを指摘され顔が真っ赤になってしまう。
もはや敌に手玉に取られていることなど考えられなかった。
「おちんちんだって辛いもんね?そうね、大サービスでこうしてあげる?」
ロックブーケはそういうと衣服をたくしあげ、ペニスの部分にスカートの前部分を被せる。
「ああっ!?」
たくし上げられたお腹の部分にペニスが当たる。こ、これは…まさか…。
「はーい、特别に生お腹ズリしながらキスしてあげる?腰动かしてもいいよ?あ、でもボクちゃんは甘えんぼだからママのお腹の动きでイキたいかなぁ?うふふ?」
「な、ママ!?んんっ!!」
私があまりの侮辱に抗议の声を上げるまもなく、

ちゅ!むちゅ!むちゅー!

ロックブーケは私の唇を夺いまた蹂躙する。そして勃起したペニスには引き缔まっているものの滑らかで柔らかなお腹が小刻みに擦り付けられる。

「ほら、力抜いて!ママにすべて任せてこのままお腹にドクドク吐き出しちゃいなさい?」

ロックブーケ…ママはボクに优しくささやく。その瞬间、ボクは完全に抵抗の意志をなくし、だらんとママに身体を预けた。 本文来自

「はーい、心を解放しましょ?ママに包まれて、夸りも忠诚心もぜーんぶ本能に涂り替えちゃいましょうね?」

そういうとママはボクの身体をぎゅっと强く抱きしめ、完全に唇を塞ぐようにキスをする。ママの舌から甘い唾液がにじみ出て、それをゴクゴクと饮んでしまう。ママの大きくて柔らかなおっぱいがボクの身体でひしゃげ、スタイルの良いお腹はペニスを押しつぶすかのようにピタリと密着した。

「んんー!!んん!!んんーー!!」

头の中で「ママ!!ママ!!ママ!!」と永远に叫びながら射精する。
ママに包まれながら、お腹に精をドクドクと放つ。いままでの退屈な性行为とは比べ物にならない充足感。
ボクの心が浊り始めるのがわかる。心を完全にロックブーケママに囚われてしまった。

「ボクちゃん、楽しかったね?でもまだまだよ?もっといろんなことしたいよね?全身优しくくすぐりながら、ボクちゃんのおちんちんぺろぺろしてあげるのもしてあげたいしぃ? 本文来自
ボクちゃんがママのおっぱいチューチュー吸いながら、ママがお手々唾液まみれにして、お手てマンコにして、ボクちゃんの固いおちんちんを入れてあげるっていうのもいいわね?いくらでも甘えさせてあげる?
だから、ママの邪魔ばかりする皇帝を杀して终わらせて、続きしましょうね?」

最终皇帝の视点

な、なんだ…。
ハンニバルとロックブーケが一瞬目を合わせたと思いきや、しばらく棒立ちになったハンニバルは、突然ビクビクと身体を震わせた。
そして、こちらにくるりと身体を向き直らせる。
「ど、どうした!?大丈夫かハンニバル!?」
私はハンニバルに声をかける。
しかし、ハンニバルは虚ろな目で私の方を睨みつけた。
「ママと続き…ママの敌…杀す…」
ハンニバルはそういうと枪をブンブンと回転させ、

「活杀獣神冲!」

なんの迷いも向けずに私に枪を向けた。

「な、ハンニバル!?」
私は寸でのところでかわしたが、ハンニバルの突然の乱心に私は惊きを隠せなかった。
「ハンニバル、贵様!?裏切ったか!?」
ソウジが叫ぶがハンニバルには届いていない。
ハンニバルはニヤリと笑うロックブーケを守るように盾を构えた。
「ママ…女王様…ロックブーケ様を守るんだ…」
ハンニバルはうわ言のように缲り返す。

「ハンニバル、どうして…」
マリアはあまりの光景に信じられないと言った表情を浮かべる。
「陛下、これは…术ではありません…私もこんな术は见たことがない…七英雄の特有の特技に违いありません…」
冷静沈着なコウメイはこんな状况でもきちんと分析して答えた。

「あらあら、ようやく気がついたのかしら?でも気がついたところでもう遅いわ。それにこの技は警戒したところで防ぎようがないのよ。贵方达が男である限り…ね」
ロックブーケはハンニバルの头を抚でながらニヤニヤと笑みを浮かべる。

「次は…そうね…その真面目そうな剣士の子にしようかしら?」
ロックブーケはニヤリと笑ってソウジに目を向ける。
悪梦の时间は始まったばかりだった。

最终皇帝 伝承法最后の皇帝。惊异的に高い戦闘力と优しき心、人々を思う热い精神を持ち合わせる、歴代最高と呼ばれる皇帝。

ハンニバル 帝国军のインペリアルガード。その锻えられた身体は帝国军最强のタフネスさと腕力を持つ。皇帝に忠実な頼れる戦士。甘えたがりの本性を见破られ、ロックブーケのテンプテーションの前に笼络する。 copyright

ソウジ イーストガードと呼ばれる异国の剣士。华丽なる大剣の使い手。ワグナスから祖国を救ってくれた皇帝に恩义を感じている。幼い顷から剣一筋で职人肌気质。

コウメイ 军师。少し物事を斜めに构えたところがあるが、その知略と术法は天下一品。帝国军の头脳である。

マリア 帝国に协力する美しき圣骑士、ホーリーオーダーの女性。术の実力もさることながら、优しき性格で帝国军のパーティーを支える。最终皇帝に密かに想いを寄せている。

ソウジの视点

何故だ!?どうなっている!?
私は焦っていた。
ハンニバル…高い戦闘力もさることながら、戦士としての気高き夸りも持ち合わせ、頼れる仲间にして认め合うライバルだとも思っていた。
そのハンニバルが…訳のわからない、术ではない何かで操られ、目の前の女の言いなりになっている。
いや、これは操られているのだろうか?
以前に撃破したボクオーンの『マリオネット』は根本から自分の意志に反して操られるという技だった。
しかし、今のハンニバルはそれとは违う、まるで自分の意思でロックブーケの配下になったかのような…。
「うふふ、次は贵方よ剣士さん…」
ロックブーケがこちらに向き直った。
私はその目を见てしまった。

「な、ここは…!?そ、装备が!?」
いつの间にか持っていた大剣と防具は全て剥がされ、私は全裸で立っていた。
陛下たちの気配も、ハンニバルの姿もない。ニヤニヤと不気味に笑うロックブーケだけが立っていた。
「うふふ、『テンプテーション』にようこそ?」 本文来自
ロックブーケは妖艶に笑う。
(落ち着け…これはただの幻覚だ…)
そう、これこそがハンニバルを狂わせたロックブーケの技だと直感でわかった。
(大丈夫だ、そうとわかれば屈しはしない…)
私が慎重に身构えたその时、

「ほーら、见て?」
ロックブーケはニヤリと笑うと、少し前かがみになり胸元の大きく开いた服から豊かな胸の谷间を见せつけた。
「な、は、破廉耻な!!」
私は思わず顔を赤らめ目を背ける。
「あらぁ?童贞くんには刺激が强すぎるかしら?」
ロックブーケはサラリと言ってのける。
「え、な、え…」
思わぬところをつかれて、私は狼狈する。
「剣一筋で生きてきて、女の身体触れたことないんでしょ?隠しても无駄?私は相手の男のことはすべてお见通しよ?」
(や、やめてくれ…)
确かにその通りだったが、まさか敌の女に指摘されて私は耻ずかしくて消え去りそうだった。
「ねえ、塔で会った时から私のおっぱいに热い视线注いでたのわかってたんだよ?二人っきりなんだからいいじゃない?见て见てホラ?」
ロックブーケは诱惑の言叶を缀る。
(だ、ダメだそんな破廉耻なことできるわけが…)
私は顔を背け、目をぎゅっと闭じた。
「あら、このまま目を背けちゃうの?じゃあ术で攻撃しちゃおっかな。その方が手っ取り早いしね」
ロックブーケは急に甘い声から冷静な口调になった。
(し、しまった!!)
そうか!ロックブーケはハナから色仕挂けなどではなく、私が目を背けているスキに攻撃を仕挂けるつもりだったのだ!
私は慌ててロックブーケに向き直り目をやると、
「あ、な!?ああっ!!」
ロックブーケはその言叶とは裏腹に一层身を屈め胸の谷间を强调してたたずんでいた。
「うふふ、残念?テンプテーションでは直接的な攻撃はできませーん?」
そういうとロックブーケは胸をむにゅむにゅと动かし始める。
「ねえ、凄いでしょ私のおっぱい?大きくて、柔らかそうで、贵方の童贞おちんちんここに挟み込みたいでしょ?」
ロックブーケはニヤニヤと私を挑発しながら、胸を左右交互に动かす。
ドレスに隠れているとはいえ、柔らかそうな肉の块は私のペニスを挟み込んだとして十分に余るくらいに大きいと予想できた。
「あ…ち…ちが…」
私は顔を真っ赤にして伏せ目がちに否定する。
「何が违うの?おっぱいから目线外せないクセに?おちんちんもビンビン?ねえ?」
ロックブーケはニヤニヤと嘲笑の笑みを浮かべながら诱惑を続ける。
「ねえ、童贞剣士くん?オナニー见せてよ?」
ロックブーケは耻ずかしげもなく卑猥な言叶を言い放つ。
「そ、そんな!できるわけな…!」
私はロックブーケの恐ろしい提案に抗议しようとすると、
「いいじゃない、贵方命长くないんでしょ?もったいないよ?」
とロックブーケはニンマリと笑う。
「え、あ…」
确かに私は病を隠しながら戦っていた。それも重い病でもってあと2年とすら言われていた。
「ねえ?あと少しの命、戦いだけの人生でいいの?」
ロックブーケはニンマリと笑いながら胸をゆさゆさと揺らして诱惑する。
「いいじゃないおっぱい见ながらオナニーくらい…ちょっとだけ自分へのご褒美だと思いましょうよ?」
「う、う、う…」
私が狼狈する间に、ロックブーケは人差し指をたてて自分の胸の谷间にズブリと指した。
「ああっ!?」
まるで私が胸の谷间に自分のペニスが埋もれたかのように身体がそり上がる。心なしかペニスに柔らかい感触が走った様な错覚さえ覚えた。
「ほら!この指を自分のおちんちんだと思って?柔らかくムニュってされて気持ちよさそうでしょ?想像してセンズリしてぇ?人生最高のオナニーにしてあげるからぁ?」
ロックブーケは片方の手で谷间をむにゅむにゅ动かしながら、人差し指を胸の谷间につぷつぷと出入りさせる。まるで自分のペニスがそうされているようで、私はもう少しで完全に勃起した自分のペニスに右手を持っていきそうだった。
「だ、ダメだ…ダメ…ダメぇ…」
祖国を救ってくれた陛下への恩义、剣士としての夸り、何よりこの诱惑に负ければ自分もハンニバルのように…。
私は强烈な诱惑の前に寸でのところで踏みとどまっていた。
「うーん、童贞くんなのにすごい精神力ね?さすがは最终皇帝に选ばれた仲间ね。でもこうしたらどうかしら?」
そういうと、ロックブーケは胸を揺すっていた手を一旦离して、自分のドレスの胸元をペロンと剥がした。
まるでブルンと音が鸣るかのように形の良い大きなおっぱいが揺れ、美しいピンク色の乳首が丸见えになる。
「ひあっ!もうダメ!!ああーー!!」
私はそのあまりの甘美な光景についにペニスを握ってしまった。
「あはは、やっぱり所诠は童贞くんね?私のおっぱい全部见せたら耐えられるわけないわ?」
ロックブーケは胜ち夸ったように笑うと、
「さあ、パイズリ想像オナニータイムの始まり始まりー?」
そういうと両手でおっぱいを左右交互に动かし、まるで真ん中のペニスをすり溃すかのような动きを见せる。
「ひぃ!ああっ!な、なんで!?や、柔らかい!?ああっ!!」
握った手はもう止められなかった。ロックブーケの胸に実际に挟まれているわけでさないのに…実际に握っているのは剣ばかり振ってゴツゴツとした自分の硬い手なのに、柔らかい感触にすり溃されているかのような错覚を覚える。
ぷるぷる揺れるおっぱいの动きとロックブーケの完全にこちらを小马鹿にした顔から目が离せなかった。
「ほらほらおっぱいでおちんちんコネ回してあげる、ほらほらほらぁ!!」
ロックブーケは何も无い虚空に円を描く様におっぱいをこね回す。まるでペニスをおっぱいでもみくちゃにされているような感触が走る。强烈な光景に私は完全に呆けた顔でペニスを扱きまくった。
「ああっ!ダメ!イクっ!イッちゃう!!」
私は情けない声をあげながら、胸の感触を想像しながら射精しようとした。しかし… 内容来自
「ダメっ!まだダメっ!!」
ロックブーケは强い口调で私を制す。私はビクンと反り返り、寸でのところで手を止めた。
「そ、そんな…い、イかせて…」
私は情けない恳愿をする。もはや完全にロックブーケの前に堕ちていた。
「ダメよ胜手にイッちゃ?うーん…そうね、私の指示通りに上手にオナニーできたら、童贞くんに初めての本当のパイズリしてあげてもいいわ?」
ロックブーケはニヤリと笑う。
「ほ、本当ですか!?」
私は目を见开きロックブーケにすがった。
想像だけでもこんなに気持ちいいのに、本当にされたら…。
「が、我慢します!指示通りやります!!」
私は目の前の饵に完全に钓り上げられていた。
「ふふふ、いい子ね?じゃあおっぱいオナニーの続き始めましょうね?」
ロックブーケはそう言うと、今度は乳首に人差し指をグリグリと当てる。
「ねえ、ゆっくり扱きながら自分のもうひとつの手で、亀头を手のひらでグリグリとさすってみて?私の乳首に亀头擦り付けてるの想像しながら?」
「ふああ、す、すごい…」
私はロックブーケの乳首のコリコリの感触を想像しながら、言われたとおりペニスに手の平をグリグリと当てた。さっきまでの柔らかい感触とは违う、硬い刺激に亀头はパンパンに膨れ上がる。
「うふふ、おちんちんまた大きくなったわね。じゃあ…」
ロックブーケは胸の谷间にすぼめた口を近づけるとトロトロと唾液をまぶした。
「うふふ、贵方は自分の我慢汁でもおちんちんに涂りたくりなさい?ぐちゅぐちゅおっぱいにレベルアップよ?」 内容来自
ねちゃあと唾液が糸引く胸の谷间を広げて见せつける。
「さあ、ねちょねちょパイズリオナニータイムスタート?存分に想像して扱きまくりなさい?」
そういうとロックブーケはパチンとまた胸の谷间を闭じると、今度は唾液の音をにちゃにちゃたてながら、真ん中の虚空をペニスに见立てて扱きたてた。
「ひああ!?ダメです!!これ!!ダメぇ!!」
おそらくはただの自分の我慢汁が加わっただけなのに、视覚での唾液パイズリの威力は恐ろしく、さっきまでの柔らかい感触に加え温かさや粘つきまで感じてしまう。
「ほらほら、おっぱいビンタよ?」
そうやってロックブーケがおっぱいを右に左に振りまくる。ぶるんぶるんと揺れるおっぱいを见ながら、私は喘ぎながら自分の平手でペニスを平手打ちする。
「お次は窒息攻撃よ!ほら、ぎゅー!」 内容来自
今度はおっぱいを真ん中にぎゅっと寄せ、まるでペニスを窒息死させるかのように虚空を缔め付ける。
それに合わせて私は叫びながらペニスを自らの手で强く握り缔め付ける。もはや、私の手はロックブーケのおっぱいの思うがままだった。
「だ、ダメです!ごめんなさい!イッちゃいそうです!!」
私は完全に音をあげた。精液が袋の中でグルグル暴れ回るのがわかる。もう限界だった。
「ダメよ童贞くん!本当のパイズリされなくていいの!?惨めな虚空に无駄打ちなんてダメよ!絶対ダメ!」
ロックブーケ…いや、ロックブーケ様はそう言いながらも、おっぱいをぎゅっと寄せパン、パン、パンと音が鸣るくらい激しくおっぱいを揺らし続ける。
手を止めようにも、それに合わせて手は动き続けてしまい、唾液まみれのおっぱいの感触を想像してしまう。
「ああ、ロックブーケ様!お愿いだから止めてください!パイズリされたいけど!もうダメだっ!」
ロックブーケ様はニヤーっと笑うと、
「ダメよ!エアパイズリで挟射想像なんてダメ!オナニーで无駄射精なんて絶対ダメ!ガマンして?ガマンして?」
そう言いながらもロックブーケ様はニヤニヤと笑いながら、おっぱいを左右同时に激しく上下に动かし、想像の中で粘着质で温かな唾液をまぶした柔らかさと、蕩けるような滑らかさを伝えた。
「あがぁ!!い、イキタクナイ!!ロックブーケ様ぁ!!あぐああ!!」
私は本当のパイズリへの未练を残しながらも、手を止めることはできなかった。
ビュル!ビュル!ビュルル!!
「ああん?ダメぇ?イッちゃダメぇ?」
わざとらしくそう言いながらも、大きなおっぱいをぎゅっと挟みつけるように见せつけ、さらに精液を搾るように动かすのをやめないロックブーケ様。
その动きに従うように止められない、ペニスを扱く手の动きと连発し続ける射精。
何も无い虚空目がけてイッているにも関わらず、まるでロックブーケ様の巨大で柔らかなおっぱいがぎゅっと私のペニスを包み込んで、その间に中出ししているような错覚と充足感さえ覚えた。

「うふふ、残念?本当本気のパイズリしてあげたかったのになあ?でも、オナニーで想像ゲームも気持ち良かったでしょ?ひょっとして、本当にパイズリされるより満足してるんじゃない?童贞くんの贵方の隠された本当の愿望は、妄想を駆使して最高のオナニーをすること?私には最初からわかってたのよ?
さあ、今度はどこで想像してオナニーする?ワキで挟まれながらとか楽しそうじゃない?お尻に擦りつけながらの想像オナニーも面白そうね?ちゃんと指示通り出来たら全部本当にしてアゲルわ?顽张ったら童贞卒业も考えてあげる? 本文来自
でも、その前にオナニーゲームの邪魔をする存在がいるわよね?わかるよね?もっとしたいよね?わかるよね?邪魔者は杀してほしいなあ?」

最终皇帝の视点

「そ、ソウジ…」
私はソウジがハンニバルと同じくビクビクと身体を震わせていることに気がついた。
ソウジは虚ろな目で、こちらに向き直る。
「ゲームの続き…ロックブーケ様に…游んでほしい…」
ソウジはゆらりと身体を动かすと、
「清流剣!」
流れるような动きで近づき、私に踌躇なく剣を振った。
「ディフレクト!」
私は慌ててソウジの剣を弾く。
ソウジはサッと距离をとって、ロックブーケの前で身构えた。
「ふふふ、异国の剣士も堕ちたわ。贵方达もうバラバラね?」
ロックブーケはハンニバルとソウジの肩に手を回すとチュッ、チュッと二人に軽くキスをする。
それだけでハンニバルとソウジは呆けた顔をして、絶顶するかのように身体を震わせた。
「ソウジまで……どうして…」マリアはボロボロと涙を落とす。
「陛下…ここは退却しましょう…形势が悪すぎる…」
コウメイは脂汗を流しながら私に伝えた。
「あら、その子はこの状况でも冷静ね?なかなか郁陶しいわ」
ロックブーケは目を细める。
「では、今度は帝国军の头脳に寝返ってもらいましょうか?」
ロックブーケは妖艶に舌なめずりした。

最终皇帝 伝承法最后の皇帝。惊异的に高い戦闘力と优しき心、人々を思う热い精神を持ち合わせる、歴代最高と呼ばれる皇帝。


ハンニバル 帝国军のインペリアルガード。その锻えられた身体は帝国军最强のタフネスさと腕力を持つ。皇帝に忠実な頼れる戦士。甘えたがりの本性を见破られ、ロックブーケのテンプテーションの前に笼络する。


ソウジ イーストガードと呼ばれる异国の剣士。华丽なる大剣の使い手。ワグナスから祖国を救ってくれた皇帝に恩义を感じている。幼い顷から剣一筋で职人肌気质。童贞の自慰好きなのを见抜かれ、ロックブーケのテンプテーションで手玉に取られる。


コウメイ 军师。少し物事を斜めに构えたところがあるが、その知略と术法は天下一品。帝国军の头脳である。


マリア 帝国に协力する美しき圣骑士、ホーリーオーダーの女性。术の実力もさることながら、优しき性格で帝国军のパーティーを支える。最终皇帝に密かに想いを寄せている。

コウメイの视点

「陛下…情势が悪すぎます…ここは退却しましょう…」
私は头をフル回転させながら言った。
1人だけでも强敌のロックブーケなのに、ハンニバルとソウジは得体の知れない技で虏にされ、戦力的に3対3。
どうやっても胜てる见込みはなかった。
「あの二人を见捨てろというのか!?そんなことはできない!」
陛下は目を见开き怒鸣った。
「退却するにしてもあの二人を正気に戻してからだ!」
(ダメだ…この人の良くないところだ…)
私は密かに思った。
过去最高の皇帝と呼ばれ、何もかもが完璧に思える陛下だが、私から言わせれば人が优しすぎるのだ。
この状况から二人が正気に戻る确率は不确定、それに技の正体も不明。
これから私やマリア、最悪の场合陛下がロックブーケの言いなりになる可能性だってある。
こんな中で戦いを続けるのは无谋だった。ハンニバルとソウジを失うのは非常に痛いが、ここは絶対に退却すべきだ。
「あら、その子はこの状况でも冷静ね?なかなか郁陶しいわ」
ロックブーケは私の方を见て目を细めた。
「それでは帝国军の头脳にも寝返ってもらいましょうか」
妖艶に舌なめずりをして、私を见つめる。その目に私は吸いこまれそうな感覚に陥った。

「な、何…」
気がつけば私は全裸になっていた。あたりからは陛下たちの姿は消え、ロックブーケだけが不敌な笑みを浮かべて立っている。异様な空気だった。
「『テンプテーション』の世界にようこそ、帝国军の头脳さん」
(これがロックブーケの技か…)
ハンニバルやソウジの様子から考察すると、これは魅了系の技であることが推测される。
私は身构えた。
「ふふふ、今回は私が直接相手はしないわ。その前に贵方の歪んだ欲望を満たすのはこの子たちよ?」
(相手はロックブーケではない?どう出るつもりだ…?)
私が身构えていると、ロックブーケの横からスっと何かが现れる。

(う、これは…?)
それはラミアという、上半身は人间の女、下半身は蛇というモンスターだった。
(な、なぜ…?)
私は呆気にとられた。
帝国军最高の术师と言っても过言ではない私にとっては、ラミアなど雑鱼モンスターと言ってもいい。
こんな奴が出たところで一体どうするというのだ?
「ふふふ…ラミア…あの子の歪んだ愿望を叶えてあげなさい?」
ロックブーケがそう言うとラミアはニヤリと笑い、私に近づくと、目をカッと见开いた。
その目がピンク色に染まる…。
「あ…」
私はその目をまともに见てしまった。
(し、しまった…これは凝视か…)
最近では敌が强くなり、ラミアと対峙することがほぼ无かったので油断していたが、ラミアの目には不思议な力があり、相手を一定时间意のままに操ることができると本で読んだことがある。
ラミアは私から目线を外すことなく、ニヤニヤと笑いながら近づくと耳元で嗫いた。
「アンタの汚い愿望、アタシが叶えてアゲルわ?」
ラミアは长い舌からぽたぽたと唾液を垂らすと、自分の手にべっとりと涂りつける。
そして、下半身を私の身体に巻きつけ身动きを取れなくすると、その唾液まみれの手で私のペニスをやんわりと握った。
「あ、ああっ!?」
普段の私だったらこれくらいの刺激で喘いだりしなかっただろう。 内容来自
しかし、ラミアのピンク色の目を见つめていると凄まじい兴奋を覚えてしまう。
(ぎ、凝视のせいか…?)
目の前の异形の姿のラミアが最高に美しい女に思える。私は初めて味わうラミアの凝视に、异常な兴奋を覚えていた。
「ふふふ、これが贵方の隠れた愿望でしょう?知识と好奇心のある贵方は女型のモンスターとの性行为に以前から兴味があった。モンスターのことを勉强したり戦ったりすればするほど、女型モンスターとの性行为を试してみたかったのよ。そうでしょう?」
ロックブーケは全てお见通しと言わんばかりに、楽しそうに言ってのける。
(ち、违う!そ、そんなことは…)
そんなこと私は1度も意识したことなかった。私は否定しようとするが、ラミアのニヤニヤと意地悪く笑う顔から…そのピンク色の目から自分の目が离せない。
あまりの兴奋に握られただけで今までにないくらいペニスは直立し、先走りがドクドクと溢れた。
「アタシが扱いてあげると思った?残念ね。アタシは握ってあげるだけ。アンタはアタシの目を见るだけでイクのよ?」
ラミアはそう言うと、私の顔にくっついてしまうくらい自らの顔を近づける。ピンク色の目に吸いこまれそうになる。
「ああ…あ、ああ…!」
私は涎を垂れ流しながらラミアの顔を见つめていた。美しい…今までに抱いてきたどの女より美しかった。こんな美しいモンスターに握られているだけで光栄だとすら思うくらい兴奋している。
「あ…が…は…」
「さあ、トドメよ…アタシの目を见て?」
ラミアは私の目をそのピンク色の瞳で见つめる。私はその目を呆けた顔で见つめた。
「イ·ケ?」
ラミアが甘く嗫いた瞬间
「あがあああ!!があああ!!」
私の背筋に快楽の电撃が走り、握られただけのペニスが喷水のように射精する。
「ヒヒヒ?イケ?イケ?イケー!!」
ラミアは意地の悪い笑みを浮かべながら立て続けに命令する。その言叶に合わせてペニスはひくつき、射精を缲り返す。ラミアは私が射精する间もペニスを扱いたりすることなく唾液に濡れた手で握っているだけ。
射精する间もラミアのピンク色の瞳から目を离すことができなかった。私はラミアの凝视だけで絶顶させられた。

「念愿のラミアの凝视射精、楽しそうだったわね?でもまだまだよ…贵方は用心ならないから、もっともっと深く堕としてあげる?」
ロックブーケは言った。いつの间にかラミアは消えてしまっていて、ロックブーケの横には小さな何かがフワフワと浮いていた。
「あれは…シー?」
凝视の魅了から解かれた私は、射精の余韵に肩で息しながらも、横にいるモンスターに目を见开いた。
シー…妖精型モンスターでは最弱に位置する小さい羽根の生えた女型モンスター。
「こ、こんな奴が一体どうすると言うのだ?」
私が困惑していると、シーは悪戯っぽい笑みを浮かべ私に近づく。
「本来ならお兄さんのファイアーボール一発で私なんか倒されちゃうけど?今日はテンプテーションの世界だからね?楽しんでね?」
シーはそう言うと、私の下半身の方に飞ぶと、まだ直立しているペニスにぎゅっと抱きついた。
「ひいい!?」
私は情けない声をあげてしまう。小さなシーの身体は私のペニスより少し大きいくらい。
その身体全体でペニスを包まれると、女体全体のぷにぷにした柔らかい感触が手や膣内とは全く违う快感を伝える。
「あはは、私みたいな雑鱼中の雑鱼モンスターにこんなことされたかったんだ?お兄さんスケベー?」
シーは悪戯っぽい笑みのまま全身をペニスに擦り付けて私を弄ぶ。
小さくも柔らかい胸や热い女の性器の部分もじんわりとペニスに伝わる。
「ああ!や、やめてええ!!许してえええ!!」
私は身闷えしながらのたうち回った。
「あはは、私みたいな超弱いモンスターに手玉に取られて情けなーい?あ、尿道ぱっくり开いてきた?」
シーは全身ズリを続けながら、私の亀头に顔を埋め、

チロチロチロチロ…

「ああ!こ、これダメえ!!やめてくれええ!!」
シーは悪戯っぽい目で私を见つめながら、私の尿道に舌を差し込み、小刻みに震えさせる。
尿道を直接犯される初めての快感に私は叫びながら身体を反らせた。
「えへへ、これ私じゃないとできないよね?お兄さんモンスターの研究しながら、こんなこと考えてたんだ?いいよ、このまま射精して?超弱っちい私なんかに犯されて、负けちゃいなさい?」
シーは私の反応に気を良くしたのか、ペニスにぎゅっと抱きつき女体の感触を伝えると、更に舌を尖らせるとズブズブと尿道に差し込み、思いっきり引き抜いた。
「あぐああ!!ぐあああ!!」
焼け付くようなその快感に、私は身闷えしながら射精する。
「キャー!すごーい!最强の术师を私なんかが倒しちゃった!!」
シーは私の精液を身体中に浴びながら、目を辉かせる。
私は屈辱感と今までにない快感に闷絶しながら、精液を浴びながら笑うシーのいやらしい姿に目が离せなかった。

「うふふ、弱いモンスター相手にこんな妄想していたなんて…头が良いのも考えものね?」
大の字に倒れ荒く息をする私を、ロックブーケは见下ろしながら嘲笑する。
「次はモンスターに犯されたい贵方への最后のプレゼントよ。これに心当たりがないとは言わせないわ?」
ロックブーケがそう言うと、シーは消え去り、巨大な何かの姿が露わになった。
「ば、马鹿な…そんな…」
私は寝転んだままそのモンスターが现れたことに、震えが止まらなかった。
姿は美しい全裸の女性、しかしその身体は青く巨大で、ターム特有の薄透明の羽根が生えている。
目の前にいるのはかつて、アバロンを恐怖のどん底に陥れ、我々が居场所を突き止めて退治したタームの女王が羽化した姿、リアルクイーンだった。
「あ…ああ…あ…」
私は恐怖と期待で震えた。思い出した、リアルクイーンと対峙したあの时、私は一瞬とはいえ…。
「ふふふ、もう言い訳はできないでしょう?贵方はリアルクイーンと戦っているときに、よこしまな気持ちを抱いたのでしょう?もしこんな美しい巨大な女に犯されたら、种付けのための搾精をされたら、一体どうなってしまうのか期待したでしょう?」
ロックブーケは邪悪な笑みを浮かべて私を见つめる。
私は见开いた目と、震える身体、完全に直立したペニスでそれに无言で応えた。
「本来はリアルクイーンは七英雄の敌だけど、これはテンプテーションの世界?特别出演よ?さあ、存分に楽しみなさい?」
ロックブーケがそう言うと、リアルクイーンはネズミを见つけた猫のような笑みを浮かべながら私にゆっくりと近づいてくる。
「ひ、ひい…あ…あ…あ…」
私は恐怖と期待で震えるだけで动くこともできない。
「アバロンではお世话になったわねえ军师さん…私にしてくれた术の攻撃の数々、忘れてないわよ…」
リアルクイーンは私を见下ろすとニヤーっと邪悪な笑みを浮かべる。
「贵方の妄想叶えてアゲルわ…私のこの身体で思いっきり犯してアゲル?」
そう言うとリアルクイーンは私の下半身にめがけて踌躇なく身体を下ろした。
「ひ、ひああああ!?热い!!」
私のペニスは完全にリアルクイーンの性器に入ってしまった。巨大なモンスターの身体だというのに、その性器はまるで私にピッタリとキツいくらいに吸い付き、炎のような热さととろけるような感触だった。
「ああ!?あああっ!!」
私は絶叫した。それはあの时考えた邪な気持ちが叶ってしまった喜びのせいなのだろうか?それとも、邪悪なモンスターとの性行为のおぞましさに叫んでしまったのだろうか?
「ふふふ、それじゃあ交尾を始めるわよ。贵方は优秀だから性器内射精を无制限で许可してあげるわ?帝国军最高の头脳の精液を远虑なくどんどんぶちまけて、私に优秀な子供达を産ませて、私たちの繁栄に贡献しなさい?」
リアルクイーンはそう笑うと、まるで杭を打つかのように思いっきり骑乗位で责め立てる。
深く入る瞬间、その大きな尻が私の身体にあたりタパン、タパンといやらしい音をたてる。性器の中は想像していたより热く、キツく缔まりながら、ペニスに络みつき、扱きたて、グイグイと精液を吸い上げようとする。
それはヒトの性行为とは程远い、モンスターの交尾、効率的に吐精させるための女王の搾精だった。
(だ、ダメだ!!絶対に出しちゃダメだ!)
私は激しい快楽に歯を食いしばりながら、必死で堪えていた。自分の精子がこんな恐ろしいモンスターの繁殖に使われる、あってはならなかった。 内容来自
「ふふふ、流石は帝国军最高の军师さん、耐えてる耐えてる?でも、これで我慢の时间はオシマイ?」
そう言うとリアルクイーンは寝そべっていた私の身体に、その大きな身体を倒れ込むようにして、骑乗位のまま全身を圧迫した。
「ぶぐう!?ぶぐうううう!!」
身体中を覆うリアルクイーンの肉。リアルクイーンは身体を巧みにズラして、顔や身体に自らの胸や腹を擦り付ける。全身を自分より体重の重いリアルクイーンが圧迫しその重さで全く息ができずもがくが、体力差が明白すぎてなすすべがなかった。
「うふふ、お游びはここまでよ?」
リアルクイーンがそう言うと、私を圧迫する身体中からプシューっと何かが吹き出した。
(こ、これは…フェロモン…)
私は呼吸をしてはいけないと思いつつも、胸や腹で顔を圧迫を続けるリアルクイーンの窒息责めに耐えきれず、一瞬出来た身体の隙间から息継ぎをしてしまう。
(し、しまった…お、终わった…)
そのフェロモンをほんの少し吸い込んだ瞬间、私は完全に败北を悟った。その浓厚な雌の香りはどんな香水よりも强烈に脳内と股间を直接刺激し、リアルクイーンの膣内でペニスはビキビキと音を立てそうなくらいに异様な勃起をし始める。
そして、そのむせかえるような浓厚で甘い匂いは、一度吸ったが最后、もう止められず、私はリアルクイーンの身体から渗み出るフェロモンを吸い込み続けた。
「ほおら、フェロモンで马鹿头になった射精マシンの出来上がり?さあ、服従の証を中にたっぷり注ぎなさい?」
浓厚フェロモンを嗅がせながら、私の股间には无慈悲な杭打ちピストンが続けられる。フェロモンを嗅ぐたびに私のペニスは膨れ上がり、普段のサイズではありえないくらい、破裂しそうなくらいに勃起する。脳内はドロドロに溶かされリアルクイーンとのおぞましい交尾にゾクゾクと背徳感すら快感に変换される。
もはや我慢など无意味だった。
「もう出そうなのね?いいわよぉ?フェロモン渍けの射精脳になりながら、超优秀精子好きなだけぶちまけなさい?」
リアルクイーンは陶酔しながらも抵抗する私の顔をとろけるほどに柔らかく、甘いフェロモンが充満する巨大な胸の谷间に埋もれさせる。さっきの窒息を目的とした责めとは违う、フェロモンを吸い込ませるための柔らかく优しい圧迫。
反面、性器は豪快に上下させ、私の限界にまで膨れ上がったペニスを无駄な动きを全くせずに摩り下ろした。
「ぶぶっ!ぶぐうううう!!ふぶぶう!!」
柔らかな胸の谷间の间で甘く浓厚なフェロモンを吸い込まされ、キツく热く濡れた性器で今までにないくらい勃起したペニスを缲り返し扱きあげられ、私の抵抗の意思もついに决壊した。
ドクン!!ドクン!!ドクン!!
脳もペニスも心臓も、破裂するんじゃないかと错覚を起こしそうな凄まじい量と快感を伴う败北射精。その间もリアルクイーンは热い性器でぎゅっと股间を绞り上げる。
「きたきたきた!中に注いでるわあ!超絶优秀な精子なのが中で受け止めるだけでもわかるわよ!これは産まれてくる子达が楽しみね!この射精、死ぬまで终わらせないわよ?」
そう言うと、リアルクイーンは私の顔を胸から离すと、交尾しながら自分のワキを広げ私の顔をぎゅっと挟み込んだ。
「うおおおおぉ!ふおおおお!」
モワモワとワキから放たれるこれまでとは比べものにならないくらい浓厚なフェロモンが、私の鼻から、口から目から耳から入り込み、脳を、心臓を、睾丸もペニスも全てを染め尽くす。
ビュルル!ビュルル!ビュルルルルル!
(と、止まらない!!と、止まらないぃぃぃい!!)
「私の体内で一番浓厚なフェロモンが出る场所を嗅ぎながらの射精、もう止まらないわよぉ?さあ、全てを精液に変えて私に捧げなさい!」
私は助けを求めることもできず、快楽の业火に焼かれながら、ワキから超絶浓厚なフェロモンを吸い込み続け、リアルクイーンの热い性器内に精液を捧げ続けた。几多の术や知识、策を闪き覚えてきた私の脳も、リアルクイーンのフェロモンと倒错的な交尾の前にもはや蕩けきり、思考できなかった。
最初に抱いていた繁殖や死への恐怖はもう消え失せ、幸福感に満たされていた。ロックブーケ…いや、私の隠された望みを解放してくれた…ロックブーケ様に感谢していた。

「うふふ、どうだった?テンプテーションの世界は?まだまだやりたいことはあるでしょう?スライムに全身モグモグされながら射精なんて兴味ない?バルキリーの羽根で全身を优しく爱抚しながら、おちんちんを寸止め手コキするのも楽しそうでしょ?バンパイアに噛まれて精気と血を吸われながら、绮丽な脚におちんちん擦り付けて射精したり…私が直々に绞ってあげてもいいわ…こんなこと私とじゃないとできないわよ?贵方が谁の配下になればいいか?わかるわよねえ?」

最终皇帝の视点

「こ、コウメイ…」
私が声をかけたときには遅かった、コウメイも虚ろな目で身体をビクビクと震わせている。
「嘘…嘘…い、いやあ…」
マリアは何が起こってるのか理解出来ず混乱していた。
「へ、陛下…マリア…ロックブーケ様のため、死んでもらいますよ…」
コウメイはこちらを向き直るとマリアに向かってファイアーボールを投げつけた。
「炎の壁!」
混乱するマリアの代わりに、私は炎の壁を作り无効化した。
「ふふふ、小贤しい坊やも堕ちたけど、やはり帝国军最强の戦士は贵方ね皇帝…」
ロックブーケは妖艶に微笑む。
「なら、最后は贵方よ皇帝…完全无欠の贵方の汚い欲望を私がさらけ出させて、包んであげて、歴代最高の皇帝から、敌に寝返った歴代最低にして最后の皇帝にしてアゲルわ」
ロックブーケは邪悪な笑みを浮かべる。
私はそんな言叶には一切耳を贷さず、3人をどうやって救うか、最大の危机にどう戦うかを考え、剣を构えた。

最终皇帝 伝承法最后の皇帝。惊异的に高い戦闘力と优しき心、人々を思う热い精神を持ち合わせる、歴代最高と呼ばれる皇帝。


ハンニバル 帝国军のインペリアルガード。その锻えられた身体は帝国军最强のタフネスさと腕力を持つ。皇帝に忠実な頼れる戦士。甘えたがりの本性を见破られ、ロックブーケのテンプテーションの前に笼络する。


ソウジ イーストガードと呼ばれる异国の剣士。华丽なる大剣の使い手。ワグナスから祖国を救ってくれた皇帝に恩义を感じている。幼い顷から剣一筋で职人肌気质。童贞の自慰好きなのを见抜かれ、ロックブーケのテンプテーションで手玉に取られる。


コウメイ 军师。少し物事を斜めに构えたところがあるが、その知略と术法は天下一品。帝国军の头脳である。モンスターとの异种姦に兴味があったことをロックブーケに悟られ、快楽で乗っ取られることになってしまう。


マリア 帝国に协力する美しき圣骑士、ホーリーオーダーの女性。术の実力もさることながら、优しき性格で帝国军のパーティーを支える。最终皇帝に密かに想いを寄せている。

最终皇帝の视点


ロックブーケ…恐るべき相手だ…。
私はロックブーケを见つめ、剣を构えた。
「へ、陛下…気をつけて…」
混乱していたマリアも何とか持ち直して、私に声をかける。
ロックブーケは意地の悪い表情を浮かべながらハンニバルとコウメイの颚を抚でて、ソウジを四つん这いにさせ足で踏みつけていた。 内容来自
3人とも恍惚の表情を浮かべ、心ここに在らずに见えた。
「ふふふ、私のテンプテーションは男である限り逃れられないのよ」
そう言うとロックブーケはふと妖艶な表情を浮かべ、私を见つめてきた。
(来る…)
私は身构えた。

こ、これは?
私は装备を全て剥がされ、裸の状态で立っていた。
目の前に立っているのはロックブーケのみ。
「これがお前の技か?」
私はロックブーケに対して身构えた。
体术の心得もある私は、身ぐるみを剥がされたとしてもそれなりに戦える自信もある。
「注意深く観察してたけど、贵方の欲望は私でもわからないわ···さすがは最后の皇帝と言ったところかしら?」
ロックブーケはそう言うとニヤリと笑った。
「欲望だと?」
私はロックブーケの意図がわからなかった。
「ふふふ、でもそれなら色んなことを堕とすまでやればいいだけのこと。时间はいくらでもあるわ···まずは小手调べしてあげる」
そう言ってロックブーケはスカートをゆっくりとたくし上げた。
ロックブーケのほっそりとした脚があらわになる。
「な、何のつもりだ!?」
私は困惑したが、ロックブーケは笑みを浮かべながら脚をみせつける。
「ふふふ、どう?私のエロ脚?绮丽でしょ?」
言叶で责めながら、白く美しい脚を强调させた。
「私の脚どうしたい?舐めたい?おちんちん擦りつけたい?それとも···」
ロックブーケはニヤリと笑うとその场で軽く脚を上げると、ぐっと地面を踏みつけるように脚を下ろした。
「こうやって、踏みつけられたいとか?」
「う···ぐ···」
私は挑発するようなロックブーケの表情と艶かしい脚の动きに、目が夺われてしまっていた。 内容来自
「うふふ、少し反応しているようね?特に踏みつけのときに反応したわ?脚フェチというわけではなさそうだけど、少しマゾっ気があるのかしら?」
ロックブーケはたじろぐ私に更に挑発的な笑みを浮かべると、今度は少し前かがみになり、ドレスの胸を隠している部分をぐっと下に引っ张り、胸の谷间を见せつけた。
「どう?异国の剣士くんはこれ见せつけただけで狂ったようにオナニーして堕ちてくれたわ?」
「や、やめろ···そんなことしても无駄だ!」
私は艶かしい光景にたじろぎながらも、抵抗の言叶を投げつけた。
「うふふ、强がらなくていいのよ?好きでしょ?おっぱい?ここに顔埋めてるの想像して?何もかも投げ出したいくらい幸せになれるわよ?」
ロックブーケはじりじりと诱惑の言叶を投げかけ、攻め続ける。
「それとも、埋めるのはおちんちんがいいのかしら?おっぱいで柔らかく圧迫して固定して、ぴょこんと飞び出した亀头を···」
そう言うとロックブーケは胸をぎゅっと寄せながら、真っ赤な唇から舌をぺろんと出す。
「こうやって亀さんを舌と唇で弄ってあげようか?竿の部分を柔らかくむにゅむにゅされながら、亀头を热く濡れた唇と舌で责められるの想像しなさい?」
ロックブーケは意地悪い笑みを浮かべながら、ねちっこく诱惑する。
「く、そ、そんな诱惑には屈しない!!」
私は歯を食いしばりながら叫んだ。
ロックブーケはこの抵抗は予想外だったのか惊いた顔をする。
「私には!ここま信じて一绪に戦い抜いてくれた4人の仲间たちがいるのだ!そして、アバロンの人々の命がかかっているのだ!私はこんなことには屈しない!!」
私はそうまくし立てると、ロックブーケに体术を仕挂けた。
「う、嘘···私のテンプテーションが···」
ロックブーケは惊いた表情になっていた。



「な、これは?」
さっきまでの异様な空気はなくなり、装备をきちんと装着した状态に戻り、あの沈んだ塔に戻されていた。
「陛下!ご无事ですか!?」
マリアが駆け寄る。
ロックブーケは惊愕と恐怖の表情を浮かべながら私を见つめていた。
「な、なんという精神力なの皇帝···私のテンプテーションが···见切られたというの···?」
そうか···コウメイはロックブーケがハンニバルを魅了した际に、こんな术は见たことがないと言っていた。
やはりこれは技だったのだ。そして、技である限りは必ず见切ることができる。
私は荒く息を継ぎながらも、ロックブーケを睨んだ。
危ないところだったが、これで私は魅了されることはない。
胜机は出てきた。
「く、こうなったらもうなりふり构わないわ!あなた达!皇帝とあの女を始末しなさい!!」
ロックブーケは魅了されている3人に叫んだ。
3人は身构え、ハンニバルが先头に立った。
(く、くそ!せっかくロックブーケを追い诘めたのに、魅了された仲间と戦うのは避けられないのか!?)
ハンニバル、ソウジ、コウメイ···いずれも帝国の歴史に残るであろう凄腕の戦士たちだ。
皇帝として选ばれた私といえど、向こうが本気で来るなら手加减することは出来そうもない。
「女王様のため!うおお!!无双三段!!」
魅了されて我を忘れているハンニバルは、私に自身の最强の技をもって飞びかかってきた。
(くそっ!くそっ!すまないハンニバル!!) 本文来自
私は头の中でそう叫ぶと、ハンニバルの枪の内侧に飞び込み、
「流し斩り!」
その重铠ごと一気に切り裂いた。
ハンニバルはそのまま崩れ落ち、动かなくなった。
「陛下···ロックブーケ様のため···死んでもらう···!!」
ソウジの声が闻こえる。
私は仲间を斩ってしまった気持ちの整理もつかぬまま、ソウジに向き直った。
「乱れ雪月花!」
ソウジの得意技、乱れ雪月花。
どこからともなく雪がちらちらと降り始め、ソウジの姿を隠す。
(ソウジ、すまない···)
私は目を闭じ、心を无心にした。
「无明剣!!」
目を闭じたまま、私は剣を真っ直ぐ振り下ろす。
その瞬间、雪はやみ斩りつけられたソウジの姿が写った。
「へ、陛下···恩をこんな形で···申し訳···ありません···」
最后に正気に戻ったのか···ソウジは目から涙を流しながらそのまま崩れ落ち、突っ伏した。
「陛下!マリア!まとめて始末しますよ!」
ソウジにかけよる间もなく、离れたところからコウメイが术の构えを见せる。
あれは天术最强の攻撃术、ギャラクシィ。
このまま撃たせては、私だけでなくマリアの命も危なかった。
(ダメだ!もう先に攻撃するしかない!)
「クリムゾンフレア!」
私はコウメイに向かって合成术最强の术を打ち込んだ。
爆発と共に、コウメイの身体は吹き飞んだ。
「コウメイ!」
私とマリアが駆け寄る。
コウメイは息も絶え絶えだったが、何とか正気に戻ったようだった。
「陛下···お优しい陛下にしては···最高の判断でしたよ···」
こんな时でも皮肉っぽい笑顔を浮かべながら、コウメイは笑いかける。
「コウメイ!しっかりして!今助けるわ!」
マリアがそう言うのをコウメイは手で制した。もう自分は助からないと悟っているのだろう。
コウメイは私に向かって悲痛な顔でまくし立てた。
「陛下···最后の策です···マリアを连れて···退却してください···ロックブーケのテンプテーションは···女性には通じない···技を见切った陛下と···女性の戦士で构成すれば···ロックブーケは为す术もない···」
コウメイはそう言うと目を闭じ、ガクリと崩れ落ちた。
「陛下!コウメイの言う通りです!ここは退却を···!」
マリアがそう叫んだとき、

ザシュ

マリアの后ろから、无表情のロックブーケが术を放っていた。
マリアは目を见开きながらも「陛下、逃げて···」と言って倒れた。

みんな、みんな死んでしまった···。

「どうしたの?皇帝?逃げないの?」
ロックブーケは不敌に笑う。
「あ···あ···」
私は呆然とした目でロックブーケを见つめる。
「その死んだ小贤しい子の言う通りよ。私のテンプテーションは女性には効かないのよ···帝国には女性の戦士もいるのでしょう?技を见切った贵方と女性の部队が现れたら、私はもうどうすることもできないわ」
そうだ···ここを逃げてアバロンで女性兵を再编すればロックブーケに胜てるのだ···。
しかし、それを语っているロックブーケは何故か余裕がある表情だった。
まるで···私の心の奥底を···见透かしているような···。
「ふふふ、皇帝?ズバリ言ってあげるわ?贵方、テンプテーションを受けたいのでしょう?」

ドクン···

私は惊いた目でロックブーケを见た。
「贵方がテンプテーションを见切った时の言叶、仲间がいるから诱惑には负けられない···裏を返せば贵方は谁かがいないと、他人の目がないと戦えないのよ?」

ドクン···

私は违うと叫びたかったが声を出すことすらできなかった。
怯えた目でロックブーケを见ることしかできない。

「贵方は表向きは帝国军最强の戦士であり、最も责任感のある皇帝?でも、裏を返せば守るべき者がいなければ矮小で诱惑に弱い情けない男?もう谁も见ていない今、テンプテーションをもう一度受けてみたい?精神を狂わされるような快感を得たい?そうでしょう?」

违う!违う!违う!
そう叫びたかった。
だが、私はただただ震えていた。
ロックブーケは私がテンプテーションを见切った后も私を観察していたのだ。





「あはは!本当に封印してしまったわ!最っ低ね?自分の欲望に负けて歴代最低の皇帝ね?」
ロックブーケは高笑いする。
私は膝をついて虚ろな目をしていた。
取り返しのつかないことをしてしまった。
耻ずかしくて、情けなくて仕方がなかったが、もう力が涌いてこなかった。
「うふふ、そんな顔しないの?封印してしまったのを正解だと思えるくらいの思いをさせてアゲル?」
ロックブーケはそう言って私の顔を覗き込んだ。


私は再び全裸にされ、ロックブーケのテンプテーションの世界に引き戻されてしまった。
「うふふ、じゃあさっきの続きよ?いっぱい楽しみましょうね?」
ロックブーケはそう言うと、私の前に跪きドレスを着たままの胸でペニスを挟み込んだ。
「あっぐああ!!」
高级なシルクの滑らかな感触と、その下にある胸の柔らかい感触がペニスを包み、すぐにでも暴発しそうだった。
「ほーら、お待ちかねのパイズリよ?あの异国の剣士くんは想像だけで何発もオナニーして堕ちてくれた私のパイズリよ?光栄に思いなさい?」
そう言うとロックブーケはゆさゆさと交互に胸を动かしながら、意地悪い表情を浮かべたかと思うと舌をチラリと出してペニスに近づける。
「おちんちん、おっぱいでぎゅっと固定して舐めてほしい?」
ニヤニヤと笑いながら挑発するロックブーケ。
私は壊れたように首をガクガクと上下に动かした。
「あらあら、谁も守るものがいないと思ったら随分脆いわね?いいわよ、感じなさい?」
そう言うとロックブーケは胸をぎゅっと圧迫していきり立ったペニスを固定すると、ぺろ、ぺろ、とキャンディーを舐めるように一舐めずつペニスを舐めあげ弄ぶ。
「あがあ!?ぐああ!!」
私は舌がペニスを舐めあげる度に痉挛し、ガクガクと膝が笑う。
「で、出そうだ!!もうダメだ!!」
「あらあら、随分早漏なのね?死んだ仲间たちの方がまだ葛藤したし、我慢强かったわよ?
でも情けない顔可爱いからいいわよぅ?敌に寝返った歴代最低皇帝の精液、口の中で受け止めてアゲルわ?」
その言叶を合図にしたようにロックブーケはニヤリと笑うと、舌を这わせていただけの亀头に柔らかな唇を近付け、ぶちゅっと亀头にキスをして、ズズっ!ズズっ!とすすり立てるような下品な音をたてる。
さらにペニスを固定すると言っていた胸を、上下左右にぐにゃぐにゃと形を変えて竿の部分を滑らかに柔かくマッサージし、精液を下から上へとポンプのように汲み上げさせた。
「ぐあああああ!!」
屈辱的な射精。屈辱的な败北。
ロックブーケは目を细めながら私の歪む顔を见つめながら、竿を一滴も残すまいと胸で绞り上げ、唇と舌で亀头を攻め続け、精液を搾り続けた。
私は背筋を通る快感にもはや立っていられず、ロックブーケの肩に手を置き、目を见开きながら射精し続けた。

「あら?ここまでしてもまだ魅了の进行度は30パーセントくらいかしら?歴代最低の情けない皇帝とはいえ、少しは根性を见せてるのかしら?いいわよ?じゃあ最后の私の下僕になる仪式は、贵方の1番避けたかった方法でしてあげるわ?贵方が最大の辱めを受ける日が、晴れて贵方が私の下僕になる日であり、アバロンの最后の日になるのよ?」


2ヶ月后···

「へ、陛下!?」
「そ、そんな···陛下!!」

ロックブーケは単身で私を引き连れアバロンの街に乗り込んできていた。
私は全裸にされ、首轮を锁で繋がれ引き立てられながら、ロックブーケに连れられていた。
「うふふ、ショックでしょうね?行方をくらませていた帝国军最高の皇帝が、こんな悲惨な姿で连れられてご帰还するなんて?」
ロックブーケは悠々と情けない姿をした私を连れながら、アバロンの街の真ん中で立ち止まった。
「アバロンの皆さーん!しばらく皇帝陛下を预かっちゃってごめんなさいねぇ?」
ロックブーケはわざとらしい猫なで声で、アバロンの人々や帝国兵たちに呼びかける。
帝国の兵たちも、アバロンの人々もロックブーケのただならぬ美貌と妖艶さ、そして何より皇帝であり、帝国军最强の戦士である私を捕らえていることに、ある者は既に魅了され、ある者は恐れ、ある者は私の身を案じて手出しができないでいた。 copyright
「今からぁ、长旅でお疲れの皇帝陛下を私が癒して差し上げます?陛下が元気になるマッサージ见ててくださいねぇ?」
そう言うと私に、
「ほらおちんちん上にして仰向けに寝転びなさい?」と耳元で嗫く。
私は膝を震わせながら抗议した。
「で、できない!アバロンの人々が见てる前でそんな破廉耻な真似はできない!!」
しかし、ロックブーケはニヤリと笑うと、
「だからこそいいんじゃない?仲间のためなら、国民のためならどこまでも顽张れる皇帝陛下に有利な条件で堕としてあげるって言ってるのよ?」
耳元で热く嗫くロックブーケ。
なんという事だ···ロックブーケは私の性格を考虑した上で、その上で堕とそうとしているのか···。
「た、頼む!もうひと思いに杀してくれ!」
私は歯をガチガチと震わせながら言った。
ロックブーケは急に真顔になると、私の首轮をグイッと寄せて言った。
「はあ?私はこれでもプライドが伤ついてるのよ。条件付きだったとはいえテンプテーションを男に破られたことにね。だから、今度はアンタに心の底から堕としたいのよ。私に逆らえる男はお兄様とワグナス様だけなんだから。
それでも嫌ならそこの一般人に术でもぶち込んでやりましょうか?死人が出るわよ?」
ロックブーケはそうまくしたて、私を冷酷な目で见つめる。
だ、ダメだ···。ロックブーケは本気だ···本気で私を国民の前で、全兵士たちの前で狂わせて下僕にしようとしてるのだ···。
私は歯を食いしばり目をつぶりながら、仰向けに横たわった。
「はーい、皇帝陛下にはぁ体力回复のために2ヶ月の间、厳正な管理の元で完全な禁欲をしてもらいました?今日のマッサージでお疲れの皇帝陛下が元気になりますように?」
悪意のある笑みでロックブーケはそう言うと、仰向けに横たわった私の股の间に座り、内腿をフェザータッチで抚で回し始めた。
(あ、あ、ああ!?)
敏感な部分をねちっこく抚で回され、ペニスは否が応でも反応してしまう。
「へ、陛下が!恐ろしい女に何かされてる!」
「だ、谁か陛下を助けてよ!あの女、陛下に変なことしてる!」
アバロンの人々が騒ぎ出した。
ロックブーケはそんなこと意にも介さず、内腿を抚で回していた手を睾丸の部分に滑り込ませると、
ぎゅっと指で睾丸の部分を押し込むように、マッサージする。
「あがあ!?こ、こんな!やめてえ!!」
むず痒いようなじんと甘い快感が股间に走り、私は情けない声をあげてしまう。
「皇帝ったらやっぱりお疲れなのね?このマッサージ下半身に効くでしょう?」
ロックブーケはニヤニヤと笑うと、さらに睾丸をつまみあげ、优しく揉み込む。
「はうう!ああん!ぐああ!」
2ヶ月间禁欲を命じられていたペニスは、睾丸に走る甘い快感にビキビキと勃起していく。
皆の目は私の股间に集まっている。耻ずかしさに身闷えした。
「や、やめろ!陛下に何をする気だ!」
「俺たちが相手だ!」
帝国軽装歩兵のリチャードと、フリーファイターのオライオンが飞び出した。
「あら、日和见ばかりかと思えば少しは勇気がある子もいるのね?でも···?」
ロックブーケは一旦手を止めて、妖艶に2人を见つめる。
それだけでリチャードとオライオンはビクビクと身体を震わせ、やがてトロンとした目になる。 copyright
(だ、ダメだ!テンプテーションだ···)
私は顔を歪ませた。
リチャードとオライオンは帝国军の中でも优秀な戦士だが、ロックブーケのテンプテーションの前では···いや、男に産まれた时点で无力だった。
「うふふ、あの长い髪の子はクールな顔して乳首が弱いみたいよ?后の威势のいい子は唾をかけられるのに兴奋するみたい?男って简単ね?」
ロックブーケはあっさり2人を料理すると、
「可爱い坊やたち?マッサージの邪魔をしないように警护なさい?」
と命令した。
「はい、ロックブーケ様···」
「陛下のマッサージ完了まで、俺たちが守ります···」
2人は大剣を抜き、辺りの兵士たちを威吓する。
「はぁい、邪魔もできなくなったところでマッサージの続き始めましょうね?」
ロックブーケはそう言うと、今度は私の腹の部分をゆっくりと爱抚する。
「う、うわあ!こ、これえ!!」
腹のマッサージ自体も心地よかったが、ロックブーケが腹に手を伸ばしたことでロックブーケの滑らかな腕が勃起した私のペニスに触れる。
滑らかで、ほのかに柔らかい腕の感触に私は声を上げた。
「あら?どうしたの?うふふ?」
ロックブーケは素知らぬ顔で、しかし确信犯で腹の部分を丁宁に揉みほぐす。更には、両腕の感覚を狭め、両腕でペニスを挟み込むような形にして、ぐりぐりとペニスを腕に擦りつけ掻き回した。
「あひ!?や、やめて!あぁ!」
観衆はざわつき始めた。
「へ、陛下喘いでない?」
「い、いや仕方ないよ···无理やりされてるしこんなの生理现象だろ···」
人々の声が心配の目から私を怜れむような、中には好奇の目に変わる者も出始めた。 copyright
(あああ!もう消え去ってしまいたい!!)
私は耻辱と甘い快感に震え続ける。その间もロックブーケは意地悪い笑みを浮かべながら、身体を揉みほぐし、确信犯的にペニスを腕や肘に擦り付け、私の性感を高めていく。
「次は胸と肩をほぐしますね?」
そう言うとロックブーケは仰向けの私に覆いかぶさるような姿势になると、私の胸と肩の筋肉を揉みほぐしていった。
「あああ、き、気持ちいい···」
わざと美しい顔を间近に近づけ甘い吐息を私に嗅がせる。巧みなマッサージに身体中の筋肉が揉みほぐされ、血流は异常なほど回り、性感が高まっていく。サラリとした长い髪が身体をくすぐる。
もう私は蕩けきり、顔を缓ませて敌のマッサージを受け入れていた。
「へ、陛下気持ち良さそう」
「な、何か陛下の様子おかしくない?」
観衆の声ももう梦心地の気分の前では虚ろだった。
そして、ロックブーケのさらなる责めが始まった。

ピタリ

「あああ!!」
「うふふ?脚で失礼するわね?」
ロックブーケは私の上半身を揉みほぐしながら、膝をぴったりの睾丸とペニスに密着させ、むっちりとした膝をプルプルと震わせる。
限界に勃起したペニスの久々の甘い刺激に私は闷絶して、背中を反らせる。
もはや勃起は隠せない程に、いやかつてないほどに反り上がり、性感も高まりに高まり、视界はピンクにボヤけてきた。
「へ、陛下が洗脳されちゃうよ!だ、谁か助けてよ!」
「いや、あれは凄すぎるよ。へ、陛下悪くないよ···お、俺ももう···」
「ちょっと!あんた何してるの!」
「お、男达何考えてるの!?」
観衆も男达はもう堪らず股间を押さえる者もで始めた。
「あら、アバロンの観衆も盛り上がってきてるわね?じゃあ大サービスで···?」
そう言うとロックブーケは観衆の方に目を向ける。
妖艶な目をしてゆっくりと舌なめずりをし、そのプルンとした唇に手を添えるとしばらく溜めて、

「チュッ?」

と投げキッスをした。

それが合図だった。

「ああ、すげえよ!もう我慢出来ねえ!」
「も、もうたまらない!エロすぎるよ!」
「な、なにこれ!変な気持ちが!?」
男达は皆一斉にズボンを脱ぎ捨て、股间を扱き始める。
庶民も、戦士も、术士も···私を心配してくれて集まってきたであろう男达は皆、ロックブーケの妖艶な手つきに翻弄され、投げキッスを合図に我を忘れて自慰を始めた。 本文来自
「ち、ちょっと!何考えてるの!」
「へ、陛下を助けなさいよ!」
女达のヒステリックな声が上がる。
ロックブーケはその浅ましい光景を楽しげに见つめ、私の方に向き直る。
「ねえ、ここもマッサージしてほしい?」
悪戯な表情でつんつんとペニスをつつく。
「ああっ!?」
私は性感を思いっきり高められた状态で、勃起した股间をつつかれて絶叫した。
「『アバロンをロックブーケ様に差し上げますので、お手手の穴に入れてください』ってお愿いしたらフィニッシュしてあげるわ?」
て、手の穴?
ロックブーケは私の困惑を见抜くように言った。
「そう、お手手の穴よ?」
ロックブーケは祈るように手を组むと、そこに口をすぼめて唾液をトロトロと流し込む。
男达の歓声と、女达の悲鸣が同时に起こった。 copyright
そのいやらしい光景に、私は兴奋しながら荒い息をする。
ロックブーケは唾液のネバネバを见せつけるように、糸を引く手のひらを见せつけ、
「お愿いできたら贵方のビキビキに勃起したおちんちん、私のこの手の穴に入れてあげる?この高ぶった状态でのお手手の穴、すっごい気持ちいいわよ?意识飞んじゃうかもね?」
ああ···ああ···ああ···。
「へ、陛下!入れてもらえよ!俺、それ见ながら扱きてえよ!」
「う、羡ましすぎる!见たい见たい!」
「ちょっと!ふざけないでよ!アバロンが终わっちゃうわよ!」
「陛下!正気になって!!」
観衆のヒステリックな声が入り乱れる。
だが、もう荒い息が止まらない。火照る身体が静まらない。
手の穴に入れたい!ドロドロの热い唾液まみれのお手手の穴に!绮丽で滑らかで繊细なあの手の中に···!
「陛下、アバロンを守って!」
入れたい!入れたい!
「陛下!ズルいよ!俺も手で犯されたいよ!」
入れたい入れたい入れたい!
「陛下ぁ酷い···千羽鹤折って応援したのに···」
入れたいダメだ入れたいごめんなさい入れたい入れたい入れたい
「私のお手手の穴も、皇帝のおちんちん犯したくてキュッて缔まってきちゃってるぅ···?皇帝の苦しそうなおちんちん、思いっきり搾って吐き出させてあげたいなぁ···?」
入れたい热い助けて入れたいダメ入れたいごめんなさい入れたい入れたい入れたい

「あ、あばろんを、ロックブーケさまに、さ、さしあげますので、お手手の穴に、い、いれてください···」
その瞬间男达の歓声と、女达の悲鸣と怒号が巻き起こる。
ロックブーケ様はこの上なく満足そうに、サディスティックに笑っている。 内容来自
私ももはや笑っていた。正确には顔に力が入らなかった。ロックブーケ様のお手手の穴への期待で、もはやふやけきっていた。
「はぁい、よく出来ました?じゃあたっぷり濡らして、挿入しようね?」
そう言うとロックブーケ様は両手の平を私に见せつけるように、妖艶にベロリと舐め上げて、唾を手の平にボタボタと落とした。
そして、私と観衆に闻こえるように、祈るように両手を组み、

クチュ!クチュ!

ニヤニヤと笑いながらわざと大きな唾液の音を立てて、私と観衆を挑発する。
観衆の中にはその音を闻いただけで、それだけで絶叫しながら射精する者もいた。
「はぁい?じゃあお手手の穴にいらっしゃぁい?」
私は顔を歪め、腰を突き上げ、ロックブーケ様におねだりをする。
ロックブーケ様はニヤニヤと笑いながら组んだ両手を私のペニスにコツンと当てた。 copyright
「あひぃ!!」
「あん?おちんちん大きすぎて、お手手の穴キツすぎて入らない?」
グリグリ···グリグリ···。
(あ、ああ!き、気持ちいい!!は早く、入れてえええ!!)
ロックブーケ様はビキビキに勃起した私のペニスを、コツンコツンと意地悪くお手手の入り口に当てて中々入れさせてくれない。
挿入しようと腰を振るが、手を巧みにズラして回避する。ロックブーケ様の顔は胜ち夸った表情を浮かべていた。
(ああ!くそ!入れてよおおお!)
私が谛めて腰を落とした瞬间、

ズブズブズブ!!

「あん?入っちゃった?」
私が谛めたその瞬间を见计らい、ロックブーケ様は私のペニスにお手手の穴を思いっきり挿入させた。
「ぐあああああああ!!」
私はその不意打ちに目を见开き、腰を逸らした。
唾液で濡れそぼった手の穴は、今までのどんな性交より缔まり、滑らかで、热く、複雑に动き、私を翻弄した。
「うおお!俺も入れてえよ!!」
「いやぁ!!いやぁあああ!!」
男达も女达も騒ぎ立てるがもうどうでもよかった。
浅ましい私と観衆を见下して笑う、冷酷で美しいロックブーケ様しか见えなかった。
「皇帝は腰动かさなくていいからねぇ?私のお手手に犯されちゃいなさい?」
「は、はいぃい!!あがぁああ!」
仮に腰を动かせと言われても、よがることしか出来なかっただろう。
それくらい、ロックブーケ様の手の动きは巧みで、私のペニスをきつく缔め上げ扱きたて、翻弄した。
「あん、すごぉい?皇帝のおちんちん大きくて硬くて、お手手感じて濡れてきちゃう?」
ロックブーケ様は心から马鹿にしたようにそんなことを言うと、私のペニス目挂けて口からトロリと唾液を垂らした。
唾液はペニスにしっかり命中し、私はその热さと粘り気に身体を震わせて絶叫する。
「あぁん?お手手気持ちよすぎて缔まっちゃう?皇帝、一绪にイこう?イクときは言ってね?アバロン终焉のお祝いに一绪にイこう?」
「は、はい!も、もうすぐイキます!」
私は首をガクガクと振った。
ロックブーケ様は组んだ手をギュッとすぼめ、指を複雑にカリに引っ挂け、唾液で滑らし、私のペニスを追い诘める。
「イキます!もうダメです!ロックブーケ様!イキます!」
私は叫んだ。
「はぁい、イっちゃいなさい?お手手の中で思いっきり中出ししなさいねぇ?」
ロックブーケ様は意地悪く笑うと、シェイクするように、组んだ手をかき回した。手の平が指が、泡だった唾液が、ペニスにいっせいに络みつき、トドメをさした。

クチュクチュクチュクチュ!!

「あぎぃいいいいいいい!!」
私は雄叫びのような絶叫をあげながら全てを撒き散らした。
「きゃはは!出た出た!もっと、もーっと出しなさい?枯れるまで出していいのよ?この射精で皇帝としての贵方も、アバロンの歴史も终わりなんだから?」
ロックブーケは高笑いしながら、手のシェイクをさらに加速させる。
强制的な禁欲や性感マッサージの効果もあって、脉动は止まる気配なく、精液を撒き散らし続けた。
あれだけ気にしていた観衆の声はもう闻こえなかった。
新たに植え付けられた快楽に、ひたすらのたうち回っていた。
もっと谁かに见られて、辱められたいとすら思った。
ロックブーケ様は私に新たに生きる意味を与えてくれたのだ。



18XX年
最终皇帝

ロックブーケにアバロンを掌握され、帝国は灭亡する。

登场人物
ベネディクト
圣骑士ホーリーオーダー。最终皇帝に引けを取らない戦闘力と判断力の持ち主で、アバロン夺还のレジスタンスのリーダーとして外部から秘密裏に招聘された。温厚で仲间思いだが、妹マリアをロックブーケに杀され、ロックブーケに强い恨みを持っている。

フィリップ
帝国猟兵。胜ち気でせっかちだがどこか憎めない性格。弓の扱いに优れ、目にも止まらぬスピードで矢を飞ばし、相手を一瞬で仕留める『瞬速の矢』を得意とする。

ライブラ
宫廷魔术师。帝国大学を优秀な成绩で卒业した秀才で水术と风术のエキスパート。术力の消耗が激しく数回しか使えないが、相手の动きを一瞬止めて、その后もしばらく相手より速く动くことが出来る水の最高术『クイックタイム』を使うことが出来る。

ドワイト
帝国軽装歩兵男。どんな武器も器用に使いこなし、特に大剣を得意とする冷静沈着な頼れる戦士。帝国軽装歩兵女のシャーリーとは恋仲。

シャーリー
帝国軽装歩兵女。帝国灭亡后、アバロンに残った唯一の女性戦士。どんな武器も器用に使いこなすが、特に小剣の扱いに优れている。笑顔を絶やさない朗らかな性格で、レジスタンスのムードメーカー。ドワイトとは恋人同士の関係。

プロローグ
ベネディクトの视点

「よしっ!今夜は见张りも手薄ですよ!」
敌の动きを见张っていたフィリップが帰ってきた。
私は颔いた。
「ベネディクト様には、ここまで协力して贳って本当に申し訳ありません」
宫廷魔术师のライブラが言った。
「いや???ガンパーランドを救ってくれた帝国への恩义があるし当然のことだと思ってるよ???それに???」
ロックブーケには妹マリアを杀された恨みが???そう言いかけて私は口をつぐんだ。

陛下を慕っていたマリアは、自ら志愿してロックブーケ讨伐の部队に従军し、そこでロックブーケの手によって戦死したという。
生き残った陛下も、ロックブーケの妖しい魅了攻撃によって、公衆の面前で晒し者にされ、それを见た男たちはほぼ全员魅了されて下僕となり、女たちは浅ましい男たちに絶望してアバロンを去っていったと闻く。
ここに残った私以外の4人の帝国兵は魅了状态を免れ、アバロンの墓地地下の元シーフギルドを拠点にして、帝国を夺还するレジスタンスを结成した。
そして、私は秘密裏に呼ばれリーダーになってほしいと恳愿された。
アバロンへの恩义、无念の死を遂げた妹のため、私はその要请を二つ返事で承诺した。
「しかし、结局ロックブーケについてわかってるのは、あの魅了は女性には効かないということだけですね???」
ドワイトは首を倾げる。
「そうだなあ、しかしその女性兵士が帝国灭亡の后、男共に爱想尽かして、シャーリー以外出ていってしまったのは痛いよな???」
フィリップががっくりと项垂れる。
「女性があの情けない光景を见てしまったら、男性に爱想をつかせてしまって仕方ないですよ???シャーリーが残ってくれたのは本当に奇迹的です???」
ライブラも天を仰ぎながらため息をつく。
「で、でもさ!あれって男性を従わせる术か技なんでしょ?皆、无理矢理魅了されたようなものじゃない?あれで全男性に爱想尽かすっていうのもちょっと男の人が酷だよね!」
シャーリーはわざと明るく笑い飞ばす。男性メンバーを気遣いできるシャーリーらしい振る舞いだった。
「まあ、お前はどんなことがあっても爱してもらえる、信頼出来る男が1人いるもんな?」
フィリップが片目を开けて、皮肉っぽく笑った。
「え、え!?い、いや、そういうことが言いたかったわけじゃ???」
シャーリーは顔を赤らめる。
「???私はロックブーケにどんな魅了攻撃を仕挂けられたとしても、効くことはないよ」
クールなドワイトが优しい笑みを浮かべてシャーリーの头を抚でた。
シャーリーはその幼い顔を汤気が出そうなくらい真っ赤にし、润んだ瞳でドワイトを见つめる。
「やれやれ???」
「ごちそうさま、ですね」
フィリップとライブラが呆れた顔で私に同意を求めた。
私は絶望的なこの状况でもこんなやり取りができるこのメンバーを皆可爱らしく、そして頼もしいと思い、微笑んだ。
レジスタンスとして残った四人は、ロックブーケ讨伐时に选ばれなかった戦士たち。
つまり、ハンニバルやソウジ、コウメイには个々の戦闘力は及ばないだろう。
しかし、男たちはほぼ例外なく魅了されたあの异様な出来事とも言われた帝国最后の日に、魅了状态を持ちこたえた戦士たちでもある。
そういう意味では、こと対ロックブーケ戦に関しては、あの时选ばれたメンバーより可能性があるとすら感じていた。
何より私は外部から来たが、このメンバーが好きだった。谁一人死なせたくないし、谁一人辛い思いをさせたくない???そう思っていた。

[chapterフィリップ编]
フィリップの视点

「じゃ、侦察に戻るわ!おいベネディクト様の前でバカップルっぷりは控えめにしとけよ!」
軽口を叩いて、侦察に戻る。
シャーリーが顔を赤らめて抗议しようとするのを、笑いながら流して、墓场の穴からそっと街に出た。
「しっかし、今日は本当に见张りがいないな???」
アバロンの街は不気味なくらい静まり返っている。魅了された男もモンスターも気配がない。
「城はどうかな?」
ロックブーケはアバロン制圧后、アバロンの城の中に住んでいると闻いている。
「この様子なら注意しながら潜入するのアリかもな???」
潜みながら城门の前まで立った。
いつもはモンスターか魅了されている兵士がいるのだが、今日はどちらも全く见ない。
「城の中入れるのか?」 copyright
アバロン灭亡后、城の中に潜入できたことはまだ1度もない。
俺は全神経を研ぎ澄まして、城の中の闻き耳をたてた。
やはり何の気配も感じられない。
「これは行けるな???!」
俺は音を立てないように庭を周り、城の胜手口の入口を开け、首尾よく中に忍び込んだ。
「マジかよ、本当に何も无い???」
俺たちが见ない间にロックブーケたちは城を留守にしていたのだろうか?
いや、こんな一瞬の间にアバロンの外に移动したとは考えにくいが???。
「とにかく、今の城の探索ができるチャンスだ!」
俺は注意深く城の2阶に上がった。
2阶の玉座の间から话し声が闻こえる。
1人は低い男の声だったが、もう1人は艶やかな女の声だった。
(ロックブーケだ!)
直感でそう思った俺は持っていた弓矢を握った。
玉座の间のドアを音を立てないように、相手にわからないくらいにそっと开け、中を覗いた。 内容来自
(やはり!ロックブーケ???!)
中にはロックブーケと魅了されたアバロンの文官が话していた。
あの时の陛下がやられた时以来、见るロックブーケはやはり美しく、大きな胸とくびれた腰、スカートで隠れているが劣情を呼び覚ますような锻えられた尻と脚???。
まさに男を狂わせる女王の妖艶さの持ち主だった。
(だ、ダメだ!何见とれてんだよ!あ、あいつはアバロンを崩壊させた憎むべき七英雄だぞ!)
帝国の玉座に我が物顔で座っている憎むべき女相手に何を考えているのだ。
俺はまた静かに闘志と気合を入れ直し、息をまた潜めて闻き耳を立てた。
「ロックブーケ様、见张りをこんな手薄にして大丈夫ですか?」
跪いている文官はロックブーケに不思议そうに闻いた。
「大丈夫よ、どうせこの地方にもう私たちに抵抗する势力はないわ???それなら未だ我々に抵抗してる地方に军を回すのが先决よ???」
ロックブーケは気だるそうに言う。
(まだ俺たちのレジスタンスの存在に気がついてないのか、好都合だ???)
俺は息を潜めながら喜んだ。
これなら上手くすれば、手薄な城内に奇袭をかけることもできる。上手くすればロックブーケを讨ち取れるだろう。
「ちょっと今日は1人になりたいわ???しばらく玉座で休ませて顶戴???」
「は、はい???!」
文官は慌ててくるりと、俺の潜んでいるドアの方に向かった。

ま、まずい!!

俺は慌ててドアから离れて物阴に隠れる。
ドアがほんの少しとはいえ、开いたままだった。気付かれるかもしれない。

ドクン???ドクン???ドクン???

文官はドアには気がつかずそのまま阶段を降りていった。 本文来自

た、助かった。

俺はまたドアを音を立てずにそっと开き、中を见つめた。
中にはロックブーケが玉座に座って、何かを思案するような顔でくつろいでいる。
(い、今ってチャンスじゃないか?)
俺は持っている弓矢を握り直した。
今、この视覚から俺の得意技の「瞬速の矢」を放てば、ロックブーケの头を射抜けるかもしれない。
仲间に报告することも考えたが、俺にはこれがロックブーケ暗杀の千载一遇のチャンスに思えた。
「狙うしかねえ???」
俺が弓を构えかけたその时???
「あー、良い方法ないかしら???」
ロックブーケは独り言を呟くと、すっと右足を上げて脚を组んだ。
(うぉ???!)
静かな部屋に衣の擦れる音がする。
无自覚に上げられた足のせいで、ひらりとしたスカートが目缲り上がり、艶かしい太ももが露になった。
俺は心臓が飞び上がりそうになる。あともう少しで、弓を落としそうだった。
「こうして座ってるのも暇ねえ???」
ロックブーケは组んでいた脚をすっと下ろすと、伸びをするように脚を伸ばし、また右脚を上げて脚を组む。
(うわあぁ???す、すげえよ)
心臓がドキン、ドキンと高鸣る。下半身がムズムズする。
まだ见つかってもいないのに、无自覚なのに、脚を组み替えただけなのに???ロックブーケにやらせると男を魅了させる悪魔じみた行为になる。
(ど、どうしよう???)
心臓のドキドキと下半身の兴奋が抑えられない。ロックブーケの足に钉付けだった。
「あー、足痛いわ。ブーツ脱ごうかしら???」
ロックブーケはそう言うと、靴纽を解くために前かがみになった。
「う、うおおお!!す、すげえ!!」
俺は兴奋で口をパクパクとさせる。もう少しで声が出そうだった。
前かがみになったロックブーケの胸もとから、豊満な胸の谷间が半分くらい见える。
大きくて柔らかそうなその胸の谷间???揉みしだいたら、顔を埋めたら、间违いなく魅了されそうだ。
もう、脳も血液も沸腾しそうだった。もはや暗杀どころではない。
ロックブーケはしばらく前かがみになっていたが、靴纽をほどきおわると、すっとブーツを脱ぐ。
「あー、やっぱり素足は楽だわ???」
ロックブーケは解放されたような顔をして素足になった両脚を高々
とあげる。
(うわあぁ???た、たまんねええ???)
ロックブーケの锻えられたた太腿と足裏の视覚的光景もさることながは、ブーツの中の素足。
こんなに离れてるのだからそんなはずはないのに、蒸れた酸っぱいような甘いような、诱うような匂いが充満したようにすら思えた。
(だ、ダメだ???今弓をうっても絶対当たらねえ???かすりもしねえよ???)
ロックブーケを覗き见しているだけで、兴奋で体温が热くなる。
今、瞬速の矢を射ようとしても手に力が入らず、标的のロックブーケに集中することもできないだろう。
俺は弓を置いてしまった。何とか抑えようとはしているが、自然と息が荒くなっていく。
(そ、そうだ!い、1回ヌいてしまおう!バレないように出しちまって、スッキリした头で弓を射て倒しちまえばいい???!)
宿敌を前にして何を考えているのだと言われそうだが、今の俺には最高の案に思えた。
こんな状态では弓どころか、退却して皆のいる隠れ家に戻ることすらできない。
これしか???これしかない???。
俺はすっとズボンを下ろすと、自分のペニスを握った。ペニスはもういきり立ち、カウパーまで垂れ流している。
ロックブーケはそんなことを知る由もなく、素足のまま足を无造作に组み替えたり、リラックスした姿势で脚を広げたりして、俺を无自覚に挑発していく。
(すげえ???すげえ???今日忍び込んで良かった???)
今までで最高のオカズだった。
俺は顔を红潮させてペニスを扱いた。
「あ、ヘアピン椅子に落としちゃったかな?」
ロックブーケはふとそんなことを言うと、立ち上がり背を向けてゴソゴソと玉座にヘアピンを探し始める。
(ひ、ひああ!!お尻が!!お尻がああ!!)
俺のボルテージは最高潮に上がる。
玉座にお辞仪をするように背を向けたロックブーケのお尻が、覗き见てる俺に向かってぐっと突き出され强调される。
见たい、顔を埋めたい、擦りつけたい???。
欲望は次から次へと涌き上がり、俺の扱く手はもう止められなかった。
(こ、このままバレないようにイこう???)
俺は射精に向かって準备し始めた。
このあとすぐに弓を持って瞬速の矢を射つのだ。我ながら最高の案だ。

その时だった。

椅子に落ちたヘアピンを探していたはずのロックブーケが、ふっと后ろを向き

ニヤァ???

妖艶に、いや妖艶というより、罠にかかったネズミを见る目で笑った。完全に俺と目が合っていた。确実に俺のことを见て笑っていた。

(え、あ!?え!?)
手を速めて扱いていた俺の手がなんとか止まる。
ロックブーケはニヤニヤ笑いを止めずに、今度は确信犯的に挑発するように腰をクネクネと动かし始める。
(し、しまった!!う、うあああ!!)
强烈な光景を前にまた俺のペニスを扱く手が、胜手に动き出す。
(や、ヤバい!ば、バレてる!に、逃げなきゃ!!)
それでも、俺は见つかってしまった恐怖と浅ましい行为がバレていた羞耻心、そして快楽への欲求で、もう身体が言うことを闻いてくれない。动けないままペニスを扱き続けた。
(あああ???し、しまった???さ、最初から???ば、バレてたんだ???!!)
思えばロックブーケはすぐに俺が覗いてたことに気がついたのだろう。
それなのに无自覚のフリをして身体を见せつけ挑発し、覗いてる俺に自慰をさせて、弄ぶつもりだったのだ。
ロックブーケはニヤニヤといたぶるような笑みを絶やさぬまま、くるんとこちらに向き直ると、また玉座に座り込んだ。
そして、蔑んだような笑みは絶やすことなく、クネクネと腰を动かしながら腰を玉座に擦り付けたり、わざと椅子にバウンドするように上下に腰を浮かせたりした。
骑乗位を想像させるその光景。扱く自分の手がロックブーケに无理矢理犯されているような错覚に陥る。
俺はもう逃げられないことも、手を止められないことも悟った。そして最初からこの女には胜てるはずもなかったことも。
初めから自分の魅力も、男の考えも、男が自分に胜てないことも知り尽くしているのだ。
(だ、ダメだ、出そうだ???)
ロックブーケは腰を意地悪くクネクネと动かしながら、
わざとらしく俺に下から突かれて喘いでいるような切ない表情をしたかと思うと、
急にこちらの下心を全て见透かしたような、胜ち夸った表情に変えて舌なめずりした。
その表情を见た瞬间、俺の最后に残っていたアバロンの戦士としての夸りも、仲间たちへの思いも、捕まることへの恐怖も???全て崩壊してしまった。

「ああっ!いくっ!!」

当初は潜入目的だったのに、声が出てしまう自慰射精。
射精は今までにないくらい势いよく、まるで堰き止めていたのが嘘のようにドクン!ドクン!と射精し続ける。
ロックブーケは无言のまま、大げさにも中出しをされたかのような恍惚の顔をしてさらに挑発する。
そして、俺は相手の思惑通り、敌の女に骑乗位で责められ、中出しをしてしまったかのような罪悪感と自慰とは思えない陶酔感に袭われる。
「がああ!!と、止めてくれえ!!」
ドクン!ドクン!ドクン!
ロックブーケは恍惚の顔のあと、今度は意地悪く搾り取るかのような表情に変化して、腰をクネクネ前后に小刻みに玉座に擦り付けた。まるで骑乗位で一滴残さず搾り取るかのような艶かしい悪女の动き。
それに合わせるかのように俺は意思に反して扱き続け、太い2発目が発射される。快楽と罪悪感が背筋を何度も往复する。 本文来自
悪梦の夜が始まる???やがて、俺は床に転がり荒い息をしながら、ただこれからのことに震えていた。


「あらあら、忍び込んだ割には随分と派手にぶちまけてくれたわね」
ロックブーケは俺を见下ろしながら、精液を床と扉に大量に撒き散らしたことを皮肉った。
ロックブーケの淫靡な挑発による强制的とも言える自慰でごっそりと精を抜き取られた俺は、座り込んで肩で息をしながらロックブーケを睨みつける。
「ドジで気配バレバレな侵入者で助かったわ。本当にしばらく大幅に配下达は他の地域に动かしているのよ。まだ抵抗する势力がアバロンにいたなんて考えられなかったわ」
ロックブーケは身を乗り出すと、
「さあ、贵方の仲间の居场所を教えなさい?」と俺の目を见て问いかける。
「ふざけんな!杀すなら杀せ!仲间を売るような真似絶対にしないからな!」
俺は荒く息をしながらまくし立てた。
「ふふ、憎い敌をオカズにオナニーしたようなお猿さんにしては、とっても仲间想いなのね?」
ロックブーケは愉快そうに笑う。
「でも、私は贵方を杀したりなんかしないわ?むしろその逆???最大限に利用して、ボロボロになるまで使ってアゲル?」
ロックブーケの目が怪しげに光った。

「な、なんだこれ!?」
俺は装备を全て剥がされ、丸裸にされ、ロックブーケと俺以外何も无い空间に寝転がらされていた。
両足と左手は锁でガッチリと繋がれ、右手だけが自由になっている。
ロックブーケはクスッと笑うと、
「テンプテーションの世界にようこそ?」と言った。
「な、なんだよこれ!?どうなってんだよ!」
俺はこれから起こることが予想できず震えた。
「今から贵方の歪んだ望みを叶えてあげて、私専用の下僕にしてあげるのよ?」
ロックブーケは言い放った。
「げ、下僕だと?ふざけんなよ!俺は陛下がやられた日もお前の魅了攻撃にはかからなかったんだぞ!こんなことをしても无駄だ!」
俺は自信満々に言った。
「魅了攻撃?」
ロックブーケはキョトンとした顔で闻き返した。
「ああ、皇帝を下僕化させた时に男の兵士や国民を魅了したことかしら?あの时私はテンプテーション使ってないわよ?」
ロックブーケは平然と言う。
「え???」
俺は呆然となった。
「テンプテーションを使ったのは元々かかっていた皇帝と、途中で邪魔しにきた男の子二人だけよ?」
ば、马鹿な???。
俺はあの时ですらぎりぎりのところで性欲を抑えていた。本当に気を抜けば魅了されそうだった。
あ、あれはロックブーケの技ではないというのか?
「あとの人たちは胜手に私を见て欲情しちゃって、胜手に魅了されたのよ。さっきの贵方が私を覗き见して我慢出来なかったようにね?」
そ、そんな???さっきの俺への挑発攻撃も术や技じゃなかったというのか?
俺はただ、この女に普通に手玉に取られていたなんて。
「まあ、占领した后はもっと深く魅了するためにアバロン全体にテンプテーションをかけてあげたけど???美しすぎる私と本能に逆らえない男では仕方ないわね?」
ロックブーケは高笑いする。
な、なんということだ。
俺もライブラも、ドワイトもあの时魅了されなかったのだから、ロックブーケの魅了攻撃にそれなりに耐性があると思っていた。
でも、あれはロックブーケの魅了攻撃ですらなかったのだ。ただただ、男たちはあの时のロックブーケのそのままの美貌と妖艶さにひれ伏してしまっただけだったのだ???。
そして俺もあの时は耐えられたものの、ロックブーケの本気の诱惑攻撃はまだ味わってもいなかったのだ。
そして???さっき少し身体を见せつけられただけで欲情して自慰を止められず、今からは本気の诱惑攻撃を受けようとしている???。
「ひ、ひいいぃ???」
俺は身体が震え出した。ダメだ???こんな女の诱惑に胜てるわけがない???。俺も狂わされるんだ。
あの时のリチャードやオライオンのように、もしくは欲望に溺れて国まで投げ出してしまった陛下のように???。

ロックブーケは震える俺に添い寝するように横に寝そべった。
ロックブーケのじんわりと温かな体温と柔らかな身体の质感が伝わる。
「や、やめてくれ!た、助けてくれ!」
俺は慌てて体を引き离そうとするが、身体は恐怖で震え、更には右手以外拘束されていてどうすることもできない。
「ふふふ、もう震えちゃって可爱いわ???あなたごときじゃ私が本気を出せばすぐにでも堕ちてしまいそうね?」
ロックブーケはにんまりと笑う。
「単纯に责めたらあなたみたいな意思の弱いマゾ男は一瞬で堕ちてしまうから、大サービスで私からはあなたのおちんちんには触れないであげるわ???あなたは自灭するのよ?私に触れられてもいないのに、唯一解放されてる右手で、おちんちんをシゴいちゃって、自分から堕ちて自灭するのよ?」
ロックブーケは高らかに宣告した。
「う、嘘だ???そ、そんな马鹿なことが???」
俺は否定したかったが、もう自信がなかった。
现にさっき何もかけられてもいない状态で自灭している前科がある。もう诱惑を跳ね返せる自信がなかった。
「ふふふ、怯えちゃって可爱いわ。でも、あなただって帝国军のの1人なのでしょう?きっと仲间がいるのでしょう?同じ失败を缲り返しちゃダメよ?」
そうだ???俺も弓の精鋭部队帝国猟兵の1人だ???信じて待ってくれている仲间たちもいる???さっきと同じ失败を缲り返すわけがない。
俺はキッとロックブーケを睨みつける。大丈夫だ!强い意志を持つんだ!
ロックブーケは俺の瞳に力が戻ったのを确认すると、嬉しそうに笑い顔を俺の耳に近づけて、
「???もし负けたら???生涯私の下僕确定人生だから???覚悟しなさい?」
热く嗫き、最后にフーと耳に优しく息を吹きかけた。
「ああっ!?」
俺はそれだけでよだれを飞ばしながら仰け反った。ベニスもピクリと反応する。
「さあ、まずはビンビンにおちんちん立たせないとね?」
ロックブーケは嗫いた。
(だ、大丈夫だ!要は何されようが自分で触らなければいいんだ!!)
俺は解放されてる右手の拳を握りしめて、目を瞑り歯を食いしばった。
「あら、目をつぶるの?ふふふ、いいわよ?じゃあおちんちん以外のどこから可爱がってあげようかしら?」
ロックブーケは指をフェザータッチでつつつと俺の上半身に这わせる。
(ひ、ひいぃいい!!)
俺はゾクゾクする感覚に耐えるために必死に目を闭じて身体を拗らせた。
つつつ???つつつ???。
ロックブーケの指が胸のあたりで止まる。
(ま、まさか???そ、そこは???)
ロックブーケの指はクルクルと円を描きながらなぞる。円はだんだん小さくなり、その场所を目指してるのがわかる。
「ふふふ、どこ目指してるかわかる?もうすぐ到着予定よ?」
(ああっ!?そ、そこはダメだ!!や、やめ???)
そして、その瞬间は访れた。
クリ、クリ、クリ???。
「うあっ!?はあぁん!!」
俺は思わず闭じていた目を见开いた。
ロックブーケは楽しげに笑いながら、俺の乳首を人差し指で引っ挂けるように、弄んでいた。
いじられた乳首からは、甘い甘い微弱な电流が走ったように、身体を跳ねさせる。
「ああん!ああっ!?ああっ!」
俺はもう堪らず甘い悲鸣を漏らす。我慢していたペニスも、ピクリ、ピクリと乳首责めに反応してきた。
「ふふ、まだ指で触ってるだけよ?これから乳首舐めるんだから?」
な、舐める?
俺はギョッと目を见开いた。
指でいじられているだけでこんな気持ちいいのに、舐められるだなんて、耐えられるわけがない???。 本文来自
「や、やめてくれ!お愿いだ!」
俺は震えながら叫んだ。
しかし、ロックブーケは俺の恳愿などお构い无しに、无慈悲に唇を俺の乳首に吸い付けた。

ちゅぷ???

「ぐあああああああ!!」
口から思わず絶叫がこぼれでる。
「ふふふ」
ロックブーケは淫靡な水音をたてながら、柔らかな唇で乳首に吸い付き、舌を小刻みに这わせる。
「ああ???はうう???あああ???」
最初の快感こそ冲撃的だったが、ロックブーケの乳首舐めはあくまで优しく、柔らかくて优しい唇の感触と、热くて蕩けるような舌の感触を敏感な乳首にねっちりと伝えてくる。
(あああ???気持ちいい???)
俺はもう絶叫することもなく、半分梦心地だった。ずっとこうされていたい???とすら思えた。
ロックブーケはうっすら微笑みながら片方の乳首を舐め、もう片方の乳首を指で优しく弾く。その度に甘い快感が駆け巡る。
(す、すげえ???も、もう、死んでもいい???)
脳内は天国だが、ペニスはピクン、ピクンと跳ね回り、ついには限界まで肉と血液を集めて张り诘めた。
爱抚を求めて、ドクドクとカウパーを垂れ流す。
ロックブーケは俺の下半身を确认すると、ニッと笑って乳首舐めを中断した。
「あ???」
蕩けるような快感が中断され、俺はねだるかのような情けない声をあげた。
「ねえ?おちんちん触らないの?」
ロックブーケは俺に顔を近づけて笑う。
「あ???う???あ???」
俺はロックブーケの目をまともに见ることもできない。
「おちんちん苦しいでしょ?男の子だもん、苦しいよね?握るくらいならいいんじゃない?」
そう言うとロックブーケはまた俺の乳首にペロリと舌を这わせる。
「あ???」
俺は情けなく喘いだ。
(そ、そうだ、握るだけなら???握るだけなら大丈夫だ???)
むしろこのまま放置して、限界まで我慢してしまっては、反动の方が大きいだろう。
俺は顔をロックブーケから背けながら、ペニスをやんわりと握った。
「ああ???」
乳首责めで焦らされ、パンパンに勃起したペニスは、握っただけでビクビクと待望の刺激に歓喜した。
「あーあ、握っちゃった?でも大丈夫だよね?手を动かさなければ、あなたが胜负に负けることはないんだから?」
ロックブーケは悪戯っぽく微笑んだ。
そして、乳首に唇を近づけると、またねっとりと舌を这わせてなぶり始めた。
「はああ???ううう???あふうう???」
やんわりと握っている手の中でペニスがさらに膨らみを増していく。
握った部分が热を持ち、さらなる刺激を求めてピクン、ピクンと跳ねた。
そういうとロックブーケはペニスに向かって身を屈めて、その豊満な胸を近づけていった。

むにゅう

「ひあああああ!!」
俺は思いっきり仰け反った。
「うふふ、大袈裟よ?直接挟んでなんていないわよ?」
ロックブーケは凉しい顔で言う。
确かに、胸は直接ペニスに触れてはいなかった。
そうではなく、ペニスを握っている俺の手を优しく挟み込んでいた。
「ああ!!ああ!!こ、こんなの卑怯だぞ!!」
俺は絶叫しながら抗议する。
挟まれている手から、滑らかで柔らかな弾力が伝わり、まるでペニスにもそれらが伝わっているかのような错覚すら覚える。
「大丈夫よ、挟むのはあくまで手だけよ?手に伝わる柔らかさで、私のおっぱいに挟まれていることを想像でもして楽しみなさい?」
ロックブーケは楽しげに笑う。
手には甘美で柔らかな感触が伝えられるが、握られているだけのペニスは普段弓ばかり握って豆だらけの硬い自分の手。
欲求不満にペニスはまたビクビクと震える。
(こ、こんなのダメだ!手、手が、手が???)
とうとう俺は少しだけ???ほんの少しだけ手を动かした???。
「ふ、ふわああああ!」
普段の何倍も快感を渇望して鋭敏になったペニスはほんの1往复の手の动きで、思いっきり快感を吸収し、ビクビクと震える。
(あっ!あっ!あっ!だ、ダメだ!ダメなのに!!)
1往复だけと思った手は、2往复、3往复と始まり、ついには缓やかにだが自慰を始めてしまった。
(あああ!!最悪だ!!)
待ちに待った快感を得たペニスはこんな缓やかな往复でも思いっきりビクつき始める。
俺はジワジワと追い诘められ、络め取られていることに背筋を震わせた。
「あーあ、始めちゃったわね?そろそろ仕上げに入りましょうか?」
ロックブーケは手から胸を离すと、今度は俺の手に向かって顔を近づけていく。
そして、缓く扱いている手の部分をレローっと舐めあげた。
「そ、そんな!?あがああ!!」
俺の抗议は一切闻かず、ロックブーケは俺の目を意地悪く见つめ、俺の手が往复する度に、レロリ、レロリと手の部分だけをピンポイントで舐め上げる。
手がペニスを往复する度に、ロックブーケの舌が手を舐めあげ、まるで舌でペニスを直接爱抚されてるような错覚にすら陥った。
「手が!?手が!?止められないよおお!!」
俺は気がつけばもはや射精に追い込むぐらいのスピードで扱きあげていた。手を缓めようにも止めることができない。
ペニスからはぐちゃぐちゃと水音が鸣り、真っ赤に肿れ上がった亀头が何度も何度もひくついて射精を催促する。
限界はもうすぐだった。
(が、我慢だ!!な、何としても!!射精だけは回避しないと!!)
俺は自分で自分を追い込みながら、恐怖と快楽で涙と涎をダラダラと垂れ流しながらも、ギリギリいっぱいのところで踏みとどまっていた。
ロックブーケは舐め上げるのをやめると、
「もう限界超えてるのに耐えてるなんて???あなたも雑鱼とはいえ反乱军の端くれね???でも、そろそろ游びは终わらせてあげる?最高のオカズを用意してあげるわ?」
「ひああ!!あがあ!!ぐああ!!」
もう极限まで兴奋してるのに、これ以上何をするというのだ!?
仰向けに横になってる俺の目の前に、ロックブーケの顔が迫る。
そして、鼻先がくっつくくらいの距离でロックブーケが嗫いた。
「ねぇ?出して?私のために出して?」
それは今まで闻いたことの无い甘い、甘い嗫き。
「我慢しないで?私の绮丽な顔见ながら?思いっきり出して?」
ロックブーケは优しく微笑んだ。
「あ???へ???」
目の前のロックブーケがさっきまで以上に美しく思える。
実际には射精したら败北确定なのに、まるで苦しんでる俺を救いに来てくれた天使のように思えた。
「イって?もう我慢しないで?私の绮丽なお顔见ながら?私のために」
心が溶ける、脳が溶ける、ペニスが溶ける???。
「???射精して?」
その声を闻いた瞬间、俺はロックブーケの瞳を见つめながら、最后に踏み止めていた身体の力中を抜いた。
「あ???ひ???」
びゅく!びゅる!びゅる!
射精したのを确认し、ロックブーケはニッコリと笑う。
そしてそのまま俺の首筋にチュッとキスをした。
「はふうううう???」
もう一段阶力が抜ける。人间はここまで力が抜けるのかというくらい沈みこんでいく。
だが、右手は止められない。
ペニスだけはさらにギチギチと张り诘める。
びゅる!びゅく!びゅる!
止まらない右手、止まらない射精。
俺は败北感と同时に开放感を感じていた。思えば帝国复活なんてくだらなく思えた。
これからはロックブーケ様のために动けることに幸福と安堵を感じた。

「ふふふ、あなたは弱くて弱点だらけだから堕とすの简単だったわ?でも、反乱军のところに不意打ちをかけるのもつまらないわね?そうだわ、あなたを利用してもっともっと反乱军を络めとってあげましょう?一人残らず、帝国复兴なんて考えられない私だけのお人形にしてあげるわ?」 copyright

ベネディクト



「あ、帰ってきた!」
シャーリーが墓场の入口の穴から降りてきたフィリップに気がつき、声を上げる。
「随分长く探索していたな?まさか、敌に见つかったのか?」
ドワイトはフィリップに声をかけた。
フィリップは顔を红潮させながら、
「いや···见つかってはいない。むしろロックブーケ···の居る场所までたどり着ける道筋が出来たよ」
と自信満々に言う。
「ほ、本当か!?」
私を含め、全员がフィリップの言叶に惊いた。
アバロン城はロックブーケ配下のモンスターや魅了された兵士たちが多く、そう简単に攻略できるとは思えない。
フィリップはニヤリと笑って私に言った。
「実は今日、城の潜入に成功したんですよ!どうやら奴ら俺达レジスタンスの存在には気が付かず、今は他国を攻めることに梦中で配下はガラガラです!奇袭をかけるなら今ですよ!」
おおっ!と3人が声をあげる。
まさかフィリップが城の中まで潜入しているとは···。
独断で危険な行为に出たことを本来なら注意するところだが、重大な成果を得て帰ってきたことに今はかき消されてしまった。
「···とはいえ、强力な配下はまだ少しはいます。正门から攻めるのは得策ではないと思われます」
フィリップはここからが重要だと言わんばかりに话し始める。
「そこでです。下水から奇袭をかけましょう。下水には不定型のモンスターが1匹だけです、俺や戦士の2人の攻撃は効きにくいですが、术士なら简単に撃破できます。そこからロックブーケ···のいる玉座まで一気に攻めましょう!」
フィリップはまくし立てた。
「そうだな、明日になれば情势が変わるかもしれない!5人で下水から攻めよう!」
私は言った。
フィリップ以外の3人が强く颔く。
しかし、それに対してフィリップは意外なことを言い出した。
「お待ちください。5人で不定型のモンスターと派手に戦えば见つかりやすくなり、増援が来るかもしれません。奴は静かに仕留める必要があります···暗杀のようにね」
私达はまたフィリップに目を向けた。普段はせっかちで悪くいえば軽率な感すらあるフィリップが妙に冴えていた。
「俺はライブラを1人で下水に向かわせて、门番の不定型モンスターを谁にも気が付かれないように静かに仕留める···そして仕留めたあと引き返して、5人で合流して城内になだれ込めば良いと考えます···」
确かに、それなら気が付かれる可能性は低そうだが···。
「で、でもそれってライブラが危険じゃない?」
シャーリーが心配そうに言った。 内容来自
ずっと黙って闻いていたライブラだったが、少しムッとした表情でシャーリーに闻き返した。
「不定型の雑鱼モンスターくらい、私一人で十分ですよ!この机に危険を论じてる场合ですか?」
ドワイトも首を倾げる。
「フィリップの概ねの作戦はわかったが、私もシャーリーに同感だな。お前1人で行くのは心配だ。せめて、术も使えるベネディクト様と二人で行くのはどうだ?」
私もそれに賛成だった。私なら术も使えるし、仮にモンスターに反撃されても盾役にもなれる。
「雑鱼モンスター1匹暗杀するくらいで何を言う!私だって攻撃の手段は何通りもある!一瞬で终わることだ!」
ライブラは顔を红潮させて抗议した。
普段は大人しいライブラのあまりの剣幕に私たちは惊いた。
「ベネディクト様!作戦を遂行するなら今です!私にやらせてください!フィリップの作戦は的を射てる!迷ってる时间が无駄ですよ!」
私は一瞬迷ったが、
「わかったライブラ、君の热意を买うよ。重要な任务になる、心して遂行してくれ」
ニコリと笑って言った。
「はい!お任せを!」
ライブラは顔を辉かせてそう言うと、すぐに身支度を始める。
「ライブラ、気をつけてね···」
シャーリーが心配そうに声をかけた。
「君はしつこいな!そんなに私が信用出来ないのか!?」
ライブラはシャーリーの言叶に噛み付いた。
「そ、そういう意味じゃ···ごめん···」
シャーリーはバツが悪そうに谢罪した。
(シャーリーはただ心配しただけなのに、そんなに噛み付くようなことだろうか?)
私は惊いたが、
「そうと决まれば、俺はその间にもう少し侦察して来ますわ!」
フィリップがまた侦察に出ようとする。
何かが、あまりにも急に动いている気がする。
「今日が帝国复活の日になりますよ!」
フィリップは明るく言い放ち、穴をまた出た。
(覚悟を决めるしかないのか···)
私は手を组み、マリアのことを思った。

フィリップ



「ふふふ、よくやったわ?」
ロックブーケ様は嬉しそうに仰った。
「ぶ!ぶぶぅ!!ぶぐぅ!!ぶぐぅ!!」
城に戻って、指示通りライブラを下水に诱导したことを报告した俺は、ロックブーケ様にご褒美を戴いていた。
(や、柔らかい···お尻···肌···たまらねぇ···ロックブーケ様···)
ロックブーケ様は全裸になった俺の顔にその引き缔まった弾力のあるお尻を乗せて、俺の鼻と口を塞いでいた。
体重をかけられ息をすることも出来ないが、俺は柔らかさともっちりした弾力を顔中に受けて、身体中蕩けきっていた。
「ふふふ、事前に敌のパーティー构成、个人の性格を知れたのは大きいわ···何よりパーティーの5人中4人が男···どう崩すか楽しみね?」 内容来自
ロックブーケ様はそう言うと少し腰を上げて、
「ほら、息継ぎなさい」
と私に优しく言った。
「ぷはぁ!がはぁ!」
窒息寸前から解放され、慌てて息継ぎをする。
その瞬间、ロックブーケ様の雌の香りが思いっきり鼻と口から入り込み、脳髄を犯していく。
(あへぇ···あ、头が···おかしくなる···)
「息継ぎおしまい?」
ロックブーケ様は再び腰を下ろした。
(ぶぐぅ!ぶぶっ!ぶぶう!!)
またあの柔肌の感触が顔を包み込み、俺は陶酔する。
「お前は椅子よ?仲间を売った耻ずかしい椅子なのよ?」
ロックブーケ様は楽しげに高笑いした。
(お、俺は···い、椅子···)
その瞬间、俺の中の何かが壊れた気がした。
(い、いす···ロックブーケ様のいす···)
自分が世界一矮小な存在になった気がした。
びゅ!びゅく!
何も触れられてないペニスから喷水のように精液が溢れ出る。
「ふふふ、底なしに堕ちてくれて嬉しいわ?」
ロックブーケ様は楽しそうに笑う。
「まあ、ざっと闻く限り手强そうなのはリーダーの男だけね···でも、残念?どんなに锻えられていようが、私を憎んでいようが、男に生まれた时点で私に胜ち目はないのよ?」
ロックブーケ様はそう言うと俺の顔にお尻をぐりぐりと押し付ける。
俺はくぐもった声を出しながら、精液を放出し続ける。もっとロックブーケ様の役にたちたい···もっとロックブーケ様に认められたい···そう思いながらこの至福の喜びを享受していた。

ライブラ编
ライブラの视点



「それってライブラが危険じゃない?」
「お前一人では心配だ」

(くそっ!くそっ!)
下水から城の入り口まで向かう间、怒りが静まらなかった。
(どいつもこいつも…私を軽く见やがって…)
ふと、あの男の顔が浮かぶ。
自信に満ちて…何をやっても天才的で…私には近いようで远い存在だったあの男…。
(もし、不定型モンスター退治の役目が私じゃなくてあいつだったら…皆も安心して一人で行かせていたんだろうな…)
私は歯ぎしりした。

城に通じる通路の入り口には确かに不定型の大型モンスターがいた。
スライム型で剣士の攻撃が通じにくいモンスターだ。
私の使える术は水术、风术、天术。
それに加えて天术は帝国大学を卒业してから学んだので、最高术のギャラクシィは使えなかった。
この术の组み合わせは确かに守备的で、攻撃力に欠けるのは否めない。
だが、私はこの术の戦い方を熟知している。负ける気はしなかった。
「クイックタイム!」
时间が止まる…。モンスターも下水の流れもピタリと止まった。
水术の最高术、クイックタイム。
敌の动きを止め、なおかつその后も先手を取り続けるという术だ。
「ウインドカッター!」
风の攻撃术で敌を刻む。
まだ先手。
「サイクロンスフィーズ!」
风と水の合成术で竜巻を起こす。
相手はよろめき、スタンする。
(とどめだ!)
「ダイヤモンドダスト!」
巨大な氷の雨が敌めがけて降る。
敌は何もできないまま、声を上げる间すらなく消灭する。
一発、一発の攻撃は强くはないが、敌を钉付けにして葬る。
水术と风术を选択した私だからできる戦闘だ。
(やった!これが私の戦い方だ!)
研究ばかりで実戦での経験はほぼ无いに等しかったが、想定通りに戦うことができた。
(どうだ!私だって戦えるんだ!)
胸を张って帰还しようとした、その时だった。

「へえ…なかなか头脳的な戦い方じゃない」
こんな下水に色気のある女の声が…。
私は声の方に振り返る。
そこには…帝国最后の日に陛下を弄んでいたあの女…城の中にいるはずのロックブーケが…私を艳やかな目で见つめていた。
「な、なぜだ!?」
フィリップの报告ではロックブーケは城の中にいるはずだ!
何故、下水で待ち构えている?
何故だ!?何故!?
「くっ!ここは一旦…」
私は一度退却するために相手の动きを止めようと、クイックタイムを放とうとした。 内容来自
「ふふふ、させないわよ?」
ロックブーケは妖艶に微笑む。
その目、その瞳に私は吸い込まれるような感覚を覚えた。

「う…ここは…」
真っ暗な世界にロックブーケと装备を全て剥がされた私だけがいた。
(そ、装备が!?されにさっきまでの下水ではない!?)
私は慌てて辺りを见渡す。
「ふふふ、ここはテンプテーションの世界?贵方も私の虏にしてあげるわ?」
ロックブーケは指を鸣らすと、スッと影が现れる。
それは不死型の高位の女モンスター、ヴァンパイアだった。
「くっ、なぶり杀しにする気か!?ひ、ひとおもいに杀せ!」
私は强気でまくし立てた。
ヴァンパイアは无表情で近づくと身构える私を见下しながら言った。
「弱い癖に强がらない方がいいわよ、坊や」
な、なんだと!?
「足、震えてるじゃない。坊や、実戦の経験…ないんでしょ?」 本文来自
ヴァンパイアはニヤリと笑って指摘する。
「だ、だから何だって言うんだ!わ、私だって帝国军だ!し、死ぬ覚悟はできている!」
私は精一杯强がる。
しかし、身体も声も震えてしまって全く説得力がなかった。
杀される…そう考えるだけで震えが止まらない。
丑态だけは晒さないようにしているが、心の中では助けてくれと命乞いがしたかった。
そんな気持ちを知て知らずかヴァンパイアは冷彻な目で私を见下ろしている。
「あ、ああ、あああ…」
もう恐怖に耐えられなかった。
膝が震え、徐々にその场に崩れ落ちそうになる。
「ふふふ、立ちなさい」
ヴァンパイアはギュッと私を抱きしめて、无理やりにも立たせた。
「ああっ!!や、やめろ!」
ヴァンパイアのスレンダーな身体がふわりと私を受け止める。
私は思いがけぬヴァンパイアの行动に声を上げてしまった。
「あら、坊やはもしかして女にも実戦経験がないのかしら?」
ヴァンパイアは意地の悪い笑顔を浮かべクネクネと腰をくねらせ、私の腰に押し付けた。
「な、や、やめて!!ああっ!」
私は情けない声をあげる。肯定してしまったのも同然だった。
「そう…坊やは童贞なのね…じゃあ私が教えてあげるから…勉强しましょうね」
そう言うとヴァンパイアは脚をスッとマントから伸ばした。
(う、うわあ…)
不死型とは思えない、瑞々しく美しい脚に私は见が钉付けになる。
「どう?キレイでしょ私の脚は?これを使って贵方に女についてのお勉强をさせてあげる」
そう言うとヴァンパイアは太腿を私の股の间に强引にいれてペニスと阴嚢に密着させた。
「あ!?あああ!!!」
私は絶叫してしまう。
细身なはずのヴァンパイアだったが、太腿はむっちりと私の股间にひっつき、ひんやり冷たい感触と弾力を交えた柔らかさを伝える。
「こ、こんな、や、やめ…」
私は涙目になってヴァンパイアから顔を背ける。
「ほら、刺激に耐えてみなさい。女を喜ばせるのに早漏は駄目よ」
ヴァンパイアは私の声を无视してそう言うと、私の股に强引に割り込むように、脚を前后に动かし始めた。
その度に滑らかな感触が私のペニスに袭いかかり、私は身闷えする。
「ああん!こ、こんな!だめぇ!」
私は喘ぎ声を上げる。
振りほどこうと暴れるが、非力な私ではヴァンパイアはびくともしなかった。
「あらあら、女の子みたいな声出して可爱いわ。流石は戦闘も女についても童贞ね?」
そう言うとヴァンパイアはグリグリと膝でペニスを嬲り回した。
私は惯れない刺激と恐怖に悲鸣を上げる。
「ふふふ、性器も勃起してきたわね?じゃあ、そろそろ最后のお勉强をしましょうか?」
ヴァンパイアはそう言うと、今度は私の横から抱きしめるような形になって、すっと脚を伸ばすと、膝裏でペニスを挟み込んだ。
「ぐああああああ!!!」
さっきの滑らかな感触とは违う、柔らかく优しい感触に私は蕩けそうになる。
「ほら、これを女の膣内だと思って攻めてみなさい。受け身だけじゃダメよ。私は女なんだから、敌なんだから、攻めなきゃ」
そ、そうだ…こんな责められて喘いでばかりではダメだ…相手をやっつけなければ…。
「う、ううう…!!」
私はおずおずと、腰を振る。
上手く动けないがペニスはニュルニュルと柔らかな膝裏に包まれ、すごく気持ちが良い。
「いいわ…上手よ…初めてとは思えないわ…」
ヴァンパイアは顔を赤らめて目を细める。
(ヴァンパイアも、か、感じてるんだ…)
私は少し自信がついた気がした。
「う、うあああ!!」
私は雄叫びを上げると精一杯腰を打ちつける。
腰がパンパンとヴァンパイアの脚に当たり、卑猥な音を鸣らす。
「あ…素敌よ…感じるわ…」
ヴァンパイアの息が荒くなる。
もう少しだ!
私はヴァンパイアを犯すつもりで膝裏にペニスを出し入れさせた。
(どうだ!私だって男だ!私だって…!!)
「あん!あん!いいわ!素敌よ!」
ヴァンパイアは顔を红潮させて震えだした。
女が感じている…感じているんだ…! 内容来自
感じて身をくねらせるヴァンパイアと、柔らかい膝裏の感触で私自身の兴奋も最高潮に达していた。
かつてないほどペニスは勃起して、射精寸前まで高まる。
(どうだ!このまま思い知らせてやる!)
私が更に腰を打ち付けようとすると、
「…全然気持ち良くない」
ヴァンパイアがすっと真顔に戻る。
惊くほど声は冷静…いや冷静というより氷のように冷彻だった。
「えっ!?」
私がその声に惊いた瞬间。
「…膝裏と性行为なんて马鹿じゃないの?」
そう言うとヴァンパイアは柔らかく优しくペニスを缔め付けていた膝を、音が出そうなくらい弾みをつけて思いっきり缔め付けた。
「ああ、そんな!!い、イクっ!!」
私は突然の强烈な缔め付けに、高められたペニスから大量の精液を喷出させた。

ドクっ!ドクっ!ドクン!

失神しそうなくらいの快感が袭いかかり、背筋をゾワゾワとはい回る。
「ほら、出せ、出せ…我慢なんてできないでしょ?膝に中出しでも想像しなさい…この勘违い童贞が」
ヴァンパイアはそう言うと膝を高く上げ、パチン!パチン!と势いをつけて强くペニスを膝裏で挟み付け、さらなる射精に追い立てる。
「ああっ!ご、ごめんなさい!许して!あがぁ!!」

ドクン!ドクっ!ドクっ!!

こんな矮小な自分が、戦闘にも选ばれない弱い自分が、勉强ばかりで女性にも相手にされなかった自分が、百戦錬磨の女ヴァンパイア相手に征服なんてできるわけがなかったのだ。
私は少しの间でも相手を征服できたと思った勘违いが耻ずかしく、情けなく、ヴァンパイアの膝裏拷问を受けながら身闷えし、射精し続けた。

「ふふふ、随分と虐められたみたいね?」
ロックブーケは突っ伏して倒れた私を见下ろし笑う。
ヴァンパイアはいつの间にか消え去っていた。
「次は贵方のコンプレックスに正面から向き合ってもらおうかしら?」
そう言ってロックブーケは指を鸣らした。
するとロックブーケの后方から大きな影が现れる。
「あ、あれは???」
耳にしたことがある???それは青い皮肤と透明の羽根を背中に生やした巨大な女性???かつてアバロンを大混乱に陥れ、陛下たちが苦心の末退治したというタームの女王、リアルクイーンだった。
「な、なんで!?なぜ退治したお前が!?」
私は声を震わせ、后ずさりしながら问いかけた。
「ふふふ、贵方のライバルのコウメイを堕としたのはリアルクイーンだからね、贵方と比较してもらう为にも特别出演してもらったわ?」
え???。
こ、コウメイは???ロックブーケではなく、リアルクイーンにやられたというのか?
それに私が???コウメイと比べられるとはなんだ?
リアルクイーンはニヤニヤと悪意のある笑みを浮かべながら、私に近づいてきた。
「う、うわぁ!!うわぁ!!」
恐怖でへたりこみながらも攻撃术を乱発しようとするが、どういう訳か术を発动させることが出来ない。
ただでさえ、私とリアルクイーンとの直接の戦闘力の差は明白。それに术が封印され、裸の状态で胜てるはずもなかった。
「く、来るな!!こ、来ないでくれ!た、助けて!!」
恐怖に囚われて命乞いをする私を、リアルクイーンはつまらなそうに言った。
「感情的になって简単な阳动作戦に乗って钓り出され、挙句の果てに命乞い?あの军师の子とは比べ物にならないわ???」 本文来自
な???。
汗が吹き出す。目の前が、头の中が真っ白になる。
「あの军师の子だったら间违いなく私たちの作戦を见破り裏をかこうとしたはずよ」
や、やめてくれ???。
「仮に捕まったとしても、命乞いなんてしないわ???贵方は头も精神力も彼には全く及ばない???比べるのも马鹿らしいくらい劣等な种だわ」
リアルクイーンは冷ややかな目で私を见下ろし続ける。
奴の???コウメイの凄さは帝国大学に共に通っていた时からわかっていた。
私は必死に奴に追い抜こうと、日々术を勉强して、政治を学び、军事も研究した。
しかし、いつも游び歩き授业すらも适当に出席していたコウメイにかなうことはなく、常に2番手の存在。
「ち、违う???!私は劣等种なんかじゃない!」
私は声を震わせながらも否定しようとした。
「そう?じゃあテストしてあげましょうか?」
リアルクイーンはニタリと笑う。
「贵方があの军师さんと同等とはとても思えないけど、もしこのテストに耐えられたなら???直接遗伝子搾り取ってあげてもいいわ?」
そういうとリアルクイーンは私に覆いかぶさると、私の身体を组み伏せ、

むちゅ

その肉厚な唇を私の唇に重ねた。

「ん!!んんー!?」
私は惊いて目を丸くして抵抗しようとするが、巨大なリアルクイーンに组み伏せられた身体は全く动くことが出来ない。
「ふふふ?」
リアルクイーンは私の口内にトロトロとした粘度の高い、ねっとりと甘い液体を流し込み始めた。
(こ、これは????)
「ふふふ、私の唾液から作られたフェロモンよ?贵方を今から射精しか考えられないお人形さんにしてあげる???」
「あら?もうお手上げかしら?さすがは劣等种ね?あの军师の子はフェロモン渍けにしてやっても、自分から屈服の言叶は一切言わなかったわよ?」
リアルクイーンがコウメイをあげて挑発する。
(く、そんな!?なんであいつは!?く、くそっ!)
私は歯ぎしりをして、固く目を闭じた。
コウメイに出来て、私に出来ないはずはない。これは天性が物を言う术や作戦とは违う。言わば精神力、戦士としての夸りの问题だ。
「そうそう、もっと抵抗しなさい?すぐに屈服なんてしちゃダメよ?まだ、下半身へのフェロモン责めは终わってないのだから?」
か、下半身???。
私は闻いただけで热くなる身体をよじらせた。
もしペニスにフェロモンを垂らされたりなんかしたら、流石にもう耐えられるわけがない。
「でも、直接垂らすなんてつまらないわね?サービスでここで涂りこんでアゲルわ?」
リアルクイーンはいやらしく嗫く。
ぬ、涂り込むって???どこで????
手か?ま、まさか口で?
私は必死に拳を固めて、どんなことにも耐えるつもりだった。

ぬるん

「ふあ!?ふあぁあああ!?」
私は思いもがけない滑らかな刺激に、思わず目をカッと开いてしまった。
リアルクイーンの豊満な胸が私のペニスをぎっちりと包み込んで、フェロモンまみれの唾液に濡れた肌が私のペニスにそれを涂りつけていく。
フェロモンで肥大化した私のペニスをすっぽりと隠し込んでしまうその胸は、柔らかいと言うより、その肉の重量で重く、唾液に濡れた肌の滑らかさが异様に际立っていた。
「ひぃ!あがぁ!だ、だめぇ!!」
私は口から泡を飞ばす势いで叫んだ。滑らかな快感はビリビリと全身を电撃のように这い回る。
「ほらほら、もっと涂り込んであげる?気持ちよくなりましょう?」
リアルクイーンは挑発するように左右交互にペニスを挟み溃すように涂りつける。
肉厚な胸がペニスを蹂躙する度、私は腰を跳ねあげてのたうつ。
「だ、ダメだ!!出るっ!!」
私がついに屈服の証を出そうとした瞬间、
「あら?ダメよ?」
そう言ってリアルクイーンは挟み込んでいた胸からペニスを解放した。
「あ???そ???そんな???」
私は息も絶え絶えで、刺激を求めて身体をはね回らせた。胸から解放されても、フェロモンをたっぷり涂りつけられたペニスはさらにギチギチと肉と血を集め続け、异様な形と血色になっていた。
「どうする?遅かれ早かれフェロモンは贵方の身体を蚀んで、何も触れないでも射精するわ。贵方には2つの选択肢を选ばせてあげる?」
リアルクイーンは続ける。
「1つ目は军师の子のように敌に弱みは见せず、最后まで気高く戦うことよ?そうするなら、敬意を表して贵方には一切触れないであげるわ?ちなみに、あの军师の子は私のフェロモンまみれになって、しつこく交尾をしてあげても、最后まで抵抗し続けたわよ?」
私は息を荒らげる。そんな???コウメイが???努力などせず才覚と要领で军师まで駆け上がったと思っていたあの男が???この状态でも最后まで抵抗していたなんて???。
「2つ目は???自分を劣等种と认めて私に『おねだり』しなさい?そうすれば性器以外の望む场所で、射精させてアゲル?性器以外で発射してゴミになる劣等な遗伝子を、私が望む形で绞りつくしてあげるわ?」
そういうとリアルクイーンは下をレロりとだし、大きな胸を揉みしだいて挑発する。
私はその光景に钉付けになる。
コウメイは???あいつは、この诱惑に胜てなかったにしても、自分からは折れなかったのだ???。
わ、私は???ダメだ!
こんな状态で、刺激も与えられず射精なんて???ああ!!
体が火照る???だ、谁か???助けて???。

「して???ください???」
涙をボロボロ流しながら恳愿した。
「ええ?何を?どうしたいのぉ?」
リアルクイーンは意地悪く闻き返す。
「ぼ、私の???劣等な遗伝子を???リアルクイーン様のおっぱいで???绞り尽くしてください???」
私はそれを言い切った瞬间、号泣した。
「ふふふ、最初から完璧な答え?よく出来ましたぁ?」
リアルクイーンは嬉しそうにまた私のペニスの前で胸を大きく开き笑った。
「私のおっぱいで価値のない遗伝子、搾り取られたかったのね?」
そう言うとリアルクイーンは开いていた胸をゆっくり闭じた。
「あがああああああああ!!」
私は再び待ち望んだ滑らかな刺激に絶叫した。
リアルクイーンはきつい言叶とは裏腹に、肉の圧をかけないふんわりとした优しい刺激でペニスを柔らかく甘えさせる。
むにゅ、ぐにゅ、むにゅり???
「ああっ!す、すごい!き、気持ちいい!!」
私は滑らかさと柔らかさに喘ぎ、よがり、仰け反る。
「贵方は捨てたのよ???戦士としての夸りも???」
むにゅうううう
「あまつさえコウメイへのコンプレックスが支えていた男としての执念も???」
ぐにゅうううう
「劣等ゆえに负けて全て投げ捨ててしまったのよ?」
その言叶を合図にリアルクイーンはまたきつく両手で谷间を闭じてペニス圧迫した。
「さあ、劣等种の用无し精子、たっぷりおっぱいに出しなさあい?」
圧迫したままの胸を小刻みに高速で交互に擦り合わせる。胸の滑らかさと柔らかさ、そして肉の弾力が暴力のようにペニスを缔め上げた。
「ぐあ!ぐああああああ!」
私は屈辱感にまみれながらも胸の中に射精する。
「あはは!ほら、耻知らず!もっと射精しなさい?」
ペニスはさらに胸にきつく绞められ、行き场なく中に出し続ける。代偿に得た快楽はペニスから身体を駆け、强烈に脳を焼き切っていく。
どこかでコウメイが冷ややかな目で笑ったような気がした。仲间たちが失望して顔で私を见ている気がした。
私は劣等???駄目な人间だったのだ???。

リアルクイーンが消え去ってどのくらいたっただろうか。
「こ、杀してくれ???」
私は座り込んだまま、ロックブーケに言った。
「そうだよ???私は???嫉妬ばかりの???ただのプライドだけの???役立たずだよ???」
涙が溢れる。ロックブーケに言っているというより、自分の丑さを独白しているようだった。
最初からわかっていた。コウメイと私の差は明白だったということは。
その差は単纯な术や知力などだけでない。
コウメイは戦う时には自らの夸りをかけて戦える夸り高き人物だったということ、私は感情的になり、命乞いし快楽をねだる愚かな人间。
もう嫉妬する気もおきなかった。
「も、もう???十分わかったよ???私は无価値だ???杀して???杀してくれよ???」
「???そんなことないわ」
え????
私の闻き间违えたのかと思った瞬间、ふわりと身体が包まれる。
「え!?な???!」
ロックブーケは私を优しく抱きしめていた。
座りこんでいる私の颚を、自分の肩に乗せ、頬を密着させ背中に腕を回していた。
「贵方は无価値なんかじゃないわ???」
ロックブーケは私の头を抚でながら頬を擦り付ける。髪が鼻に触れて、甘い匂いがまとわりつく。
「贵方の使った『クイックタイム』???あの术は本当に凄かった???配下と贵方の戦いを见てて惊いたわ???」
ロックブーケは私の头を抚で続ける。
「???慰めはやめてくれ???私は讨伐队には选ばれなかった???その程度の力量だよ???」
私は自嘲気味に言った。
「アバロンは本当に人を见る目がないわ???」
ロックブーケは私を少し强く抱きしめる。
「コウメイではなく贵方が选ばれて、あのクイックタイムを放たれていたら、私はきっとこの场にはいなかったわね」
「そ、そんなことは???」
帝国の编成は正しかったと思う。
数々の戦绩を夸るコウメイと、术の研究ばかりで実戦経験のない自分。私でもきっとコウメイを选んでいただろう。
「本当に???私はほっとしているわ???コウメイより贵方の方がよほど手强かったもの???」
「???!?」
水术に活路を见出そうとしたのは、コウメイが火术を选択していたからだった。同じことを选択してもコウメイには胜てなかったからだ。
合成术の威力が强力かつ、リヴァイヴァ等の守备としても优れる火术をコウメイが选ぶのは合理的と言えた。
だが、私は守备的で决め手の少ないと言われていた水术で、最后の最后に最高术であるクイックタイムを编み出した。
この力を使えば???どんな相手にも胜てる???私はそう确信し、是が非でも讨伐队に选ばれたかった。结局は実绩でコウメイが选ばれ、私は选ばれなかったのだが。
「あの时は???术を完成させた时は???心が踊ったよ???」
私は敌であるロックブーケに语っていた。
ロックブーケは「ちゃんと闻くよ」と言わんばかりに、一层私を强く抱きしめる。柔らかな优しいぬくもりが伝わる。
「私もこれで実戦に出れるって???苦しい日々は无駄じゃなかったって???报われる时が来たんだって???」
黙って闻きながら、背中をさすってくれるロックブーケ。
「???周りの术士にもクイックタイムの有用性を语ってさ???陛下にも谒见して???思えば必死だったな???」
私はロックブーケの首筋に顔を埋めるようにして、涙を落とした。
「でも、结局は???いつもと同じメンバーだった???ハンニバル、ソウジ、マリア、そしてコウメイ???」
ぽたぽたとロックブーケの肩に涙が落ちる。ロックブーケは返事の代わりに、黙って背中をさすり続けてくれた。
「失望したよ???アバロンにも、自分にも???あの苦悩の日々は何のためだったんだって???」
ロックブーケはそこまで闻くと、私に完全に密着するように抱きしめる。
そして耳元で嗫いた。
「贵方が悪かったんじゃないわ???弱かった訳でもない???贵方はベストを尽くした???そして、最强の术を作り出した???」
ロックブーケはそこまで言うと、一呼吸置いて言った。
「悪いのはあなたを认めなかった帝国???悪しきアバロンそのものよ???」
「そ、そんなアバロンが悪いわけは???」
ロックブーケはまた私を强く抱きしめる。
「自分を否定してはダメ???贵方は强い???贵方は谁より努力したのよ???最高の术という结果も出した???」
ロックブーケの瞳から涙が零れ、私の頬を伝わった。
ロックブーケは泣いてくれている???こんな私のために????
私が当惑していると、ロックブーケは私の耳元で再度言った。
「贵方は悪くない???悪いのは帝国???憎むべきアバロン帝国なのよ???」
その言叶を闻いた瞬间、私はロックブーケの肩に头を埋め全体重を预けた。
谁にも认められず、仲间には軽んじられているとすら感じていた私を、こんなに认めてくれる人がいたなんて。
涙が止まらなかった。私のような人间を认めてくれる人が???私なんかのために泣いてくれる人がいたなんて。
私はロックブーケに抱きつき、おいおいと泣いた。ロックブーケも嫌な顔をせず、润んだ瞳のまま受け止めてくれる。
涙が私の认められなかった人生を、流してくれているような気がした。
「あ???」
私を抱きしめていた、ロックブーケが突然耻ずかしそうな顔をして顔を赤らめる。
「あ、あ!?こ、これは!」
私の下半身がロックブーケに密着し、怒张がひくひくとロックブーケの服越しの下腹部に当たっていた。
「ご、ごめんなさい!こ、これは、违うんです!!」
私はロックブーケ???いや、必死にロックブーケ様に言い訳していた。
确かに目の前のロックブーケ様は絶世の美女だったが、决して欲を満たしたくて抱きついたつもりはなかった。
ただ、私の话を真剣に闻いてくれ、価値を认めてくれたことが心から嬉しかったのだ。
ロックブーケ様には、ロックブーケ様だけには、この気持ちを误解されたくなかった。
「ち、违うんです!本当に、本当に私は贵女が???!」
必死に言い訳する私に、ロックブーケ様は微笑んだ。
「大丈夫よ、むしろすごく嬉しいわ???」
ロックブーケ様はそういうと私のペニスを包み込むように优しく握った。
「ああっ!?」
私は惊いたがロックブーケ様は、少し顔を赤らめて微笑みながら、私のペニスの角度を调节し下腹部を当てる。 copyright
「痛くはない?」
ロックブーケ様は私に问いかける。
「は、はい???」
ちょうどよくロックブーケ様の柔らかな下腹部に当たるように调节されると、ロックブーケ様はペニスから手を放ち、また私を抱きしめた。
「あ、あはぁ!ロックブーケ様ぁ!」
私も声を上げて抱き缔め返す。
ロックブーケ様は変わらず私をふんわりと抱きしめたまま、微妙に身体をずらして、私のペニスを下腹部に擦り付けて、优しい性感を与える。
擦られる度に、私は喘ぎ声を漏らしてロックブーケ様にしがみついた。
「ろ、ロックブーケ様???もうダメです???出そうです???」
ロックブーケ様は返事をする代わりに、私を一层强く抱き缔めて、頬をくっつけ、下腹部を押し付けてくれる。
柔らかな胸が溃れ、滑らかな頬が擦れる。
下腹部に押し付けられたものは爆ぜた。 内容来自
「???あ、あがあ???あ???」
まるで女神に抱きしめられたような恍惚感。后を引くように、漏れるかのような射精。
私の新しい君主が、皇帝陛下からロックブーケ様に成り代わった瞬间だった。

「それにしてもあのクイックタイム、本当に凄い术だわ?これからは私のために使ってちょうだいね?」
私は立たされて、ロックブーケ様に淫らに抱きしめられながら言われる。下半身はいきり立って、ロックブーケ様の下腹部に擦られ翻弄されていた。
「あ、あの术は强力ですが、あ!欠点として、术力の消耗が、は、激しい、です!な、何度も、连発は、で、出来ないので、こ、ここぞという时に???」
私が喘ぎながらも术の説明をしていると、
「え?连発出来ないの?」
ロックブーケ様が悲しそうな顔を见せる。
「ライブラ君なら、できると思ったのに???」
悲しげな顔のまま、失望したかのように俯く。
「さ、三発までなら、连続でできます!その间なら!あ、相手は身动きできません!」
私は慌ててロックブーケ様に言った。ロックブーケ様を失望させたくはなかった。
「???」
ロックブーケ様は拗ねたような顔で、私から顔を背けようとする。抱きしめてくださっていた腕の力も抜けていく。
「ご、五発!私の命を削れば、五発はギリギリ放てます!」
私は叫んだ。ロックブーケ様に见捨てられるようなことだけはされたくなかった。
「あら、本当?すごい、すごーい!」
ロックブーケ様は少女のように无邪気に喜んでいた。
「が、顽张ります!精进してもっと放てるようにします!!」
私はロックブーケ様の笑顔に、顔が缓む。こんな美しい女性に必要とされる喜びは、アバロンに所属していた时には考えられなかった。
「すっごい嬉しい?じゃあご褒美に」
ロックブーケ様は急に妖艶に笑うと、するっとドレスを落とした。
産まれたままのロックブーケ様の姿。豊満な肉体が露になり、私は息を呑む。
「コ?ワ?レ?ロ?」
ロックブーケ様はそう耳元で嗫くと、私に强く抱きつき、激しく身体を擦り付けてきた。
「あ、あがぁ!?ひあっ!?ぐああああ!!」
胸の柔らかさが、腹部滑らかさが、体温のぬくもりが、美の结晶のような女体が???全てが暴力のように集结し、身体に擦り込まれる。
「ひああああああ!!」
もう言叶にならなかった。ロックブーケ様にもっと早く仕えたかったと后悔していた。
私は絶叫し、呜咽し、射精し、射精した。

ベネディクト



「ライブラ???遅いな???」
全员が武装して待机する中、ライブラはなかなか戻ってこなかった。
「あ、帰って来ましたよ!」
加势を出そうかと考えたその时、フィリップが声を上げる。
「苦戦したのか?」
ドワイトが短く声をかけた。
「???まさか。この通りですよ。気付かれないように少し慎重には行きましたが」
ライブラは余裕の笑顔で、无伤の法衣を见せる。
「流石だな。帝国屈指の术士の君がいて良かった」
私は笑顔がこぼれた。
まだ作戦は始まったばかりだが、とりあえずは城内になだれ込める手顺は整ったと言える。
「ライブラ???その、余计な心配して嫌な気持ちにさせてごめんなさい???」
シャーリーがさっきの軽いいざこざを诧びた。
「大丈夫、私も気が立っていて申し訳ない」
ライブラはいつもの冷静な姿に戻っていた。むしろ何か吹っ切れたかのような表情にさえ见える。
「七英雄との戦闘を前にしては谁でも紧张するし、待つ侧も过剰に心配したりするものだ。お互い水に流して、気持ちを切り替えよう」
私は2人に声をかけた。ライブラもシャーリーも大きく颔く。
「ベネディクト様、城内に侵入してロックブーケさ???ロックブーケを倒しましょう!もう后は戦うだけです!」
フィリップが语気を强める。
「その通りだ。だが、その前に少しだけ话をさせてくれ」
私は立ち上がって4人の顔を见る。
いつもは仲の良いメンバーだがそこは帝国の精鋭军らしく、4人は横に整列した。
「ロックブーケは魅了という络め手を使ってくる相手だ。戦闘力だけでなく、精神力が问われる相手でもある」
私は静かに、しかし强い言叶で全员に促した。私自身、自然と言叶に热が笼っていく。 本文来自
「全员ここで誓ってくれ!絶対に魅了されない强い気持ちを持つこと!思い返してくれ、私たちには使命があるはずだ!」
4人は真剣な眼差しで私を见つめていた。
そう、この4人にとっては帝国という自らの故郷を取り戻すという使命がある。
そして私には???。

(マリア、少しの间だけ???私たちを守ってくれよ???)

帝国への恩义ももちろんあるが、それは正直に言えば二の次の话だ。
爱する妹マリアを杀された复讐、私怨と言われればそれまでだが私には十分すぎるロックブーケ讨伐の使命だった。
「打倒ロックブーケ!行くぞ!」
私は声を上げた。
おおっ!!と4人が武器を高く掲げた。
このパーティーなら胜てる、そう思わせるくらい4人は頼もしく见えた。

ドワイト编
ドワイトの视点

全军、一気に下水から城内一阶になだれ込んだ。 本文来自
2阶の玉座への道を守るモンスターは獣人型の雑鱼モンスター5体と大型モンスターが1体だけ。
フィリップの报告通り、手薄だった。
「加势が来てはまずい!一気に片付けよう!」
ベネディクト様が叫んだ。
「ここはドワイトとシャーリーに任せて我々は先に玉座に行きましょう!あの二人ならすぐに追いつきます!」
ライブラが进言する。
「望むところだ、なあシャーリー?」
私がそう言うと、シャーリーは悪戯っぽく笑って颔いた。
「よし!頼んだぞ!」
ベネディクト様とライブラ、フィリップは势いをつけて突进し、一気に2阶に駆け上がって行く。
雑鱼モンスター达がベネディクト様たちを慌てて追おうとするが、
「行かさないよ!」
シャーリーは得意の小剣から、第二武器の片手剣に持ち替える。どんな武器でも使いこなせるシャーリーだからこそできる戦い方だった。
「残像剣!」
目にも止まらぬスピードで全モンスターの背后を取り、斩りつけていくシャーリー。
たちまち、大型モンスター以外は真っ二つになった。
「さて、続くか???」
私は大剣をゆったり构え、
「ツバメ返し!」
シャーリーの攻撃でよろめく大型モンスターの懐に入り、大剣を大きくバツの字を描くように薙ぎ払う。
ロックブーケとの戦いで讨死したソウジから教わった大剣の威力を活かした强烈な技。
大型モンスターは呻き声をあげて崩れ落ちた。
「楽胜?楽胜?」
シャーリーは片手剣を収め、得意の小剣に持ち替えながら、私に嬉しそうな笑顔を向ける。
私はこんな时でもシャーリーのことを可爱いなと思ってしまう。
帝国軽装歩兵として同期で入ったシャーリーは、研钻の日々で共に训练し、やがて几多のモンスターとの戦场でお互いを认め合い、そして结ばれた。
今でも认め合うライバルであり、頼もしき戦友であり、そしてかけがえのない恋人だった。
「よし、私たちもベネディクト様たちに続こう!」
シャーリーに声をかけたその时、

「分断作戦成功ね」

艶やかな女の声が响いた。
新手のモンスターかと思い、私もシャーリーも武器を构え直した先には???。
シャーリーも私も惊いて声が出なかった。
视线の先???2阶へと続く阶段から降りてきたのは女型の雑鱼モンスターなどではなく、ドレスを着た优雅な美しい女???アバロンを灭ぼした七英雄ロックブーケが立っていた。 本文来自
「そ、そんな???ろ、ロックブーケは玉座にいるはずじゃあ????」
シャーリーの声が震える。
「作戦が読まれていたということか????」
私も混乱する思考を建て直すのに必死だった。
何故こうも上手く分断された?
どこから间违えた?
ベネディクト様たちは无事なのか?
「作戦が読まれていたというのは违うわね。実际は私の作戦にかかったといったところよ」
ロックブーケは冷ややかに笑う。
「ところで、贵方たち???见事なコンビプレイだったわ。流石は特别な関係、恋人同士の戦士といったところかしら」
ロックブーケはお见通しと言わんばかりに笑った。
(な、何故我々の情报が漏れている?)
ロックブーケ讨伐には最高の形と思えた作戦だったが、むしろ全てが最悪の事态となっている。
私もシャーリーも完全に追い诘められた。
私に至っては油汗が流れ、大剣を持つ手が震える。流石に今の状况は分が悪すぎるのがわかる。
私は讨ち死にでもいい???シャーリーだけは???シャーリーだけは守らねば???。
その震える腕にそっと柔らかな手が添えられた。
「ドワイト落ち着いて???贵方には私がついてるし、私には贵方がいる???私たち2人で负けるわけないよ???」
ロックブーケを见据えたまま私の腕に手を添えるシャーリー。
その瞳は戦士の目だった。
(シャーリー???こんな时でも君は私を信頼してくれるのか???)
いつもは感情を表に出さない私の心が燃えるのがわかる。
ロックブーケを倒し、絶対に二人共に生还して帰る!
私もロックブーケを见据えて大剣を握り直した。
「素敌なカップル???」
ロックブーケは残忍な笑みを浮かべる。
「これは壊れた时が楽しみだわ?」
ロックブーケはそう言うと、私をねっとりと见つめる。
その大きな瞳に私は吸い込まれていった。

「な!?ここは!?」
気がつくとアバロン城内から完全に真っ暗な世界に移されてしまった。
目の前には意地悪な笑みを浮かべるロックブーケのみ。
(そ、装备が!装备がない!)
私は完全に丸裸にされ、大剣も夺われてしまっていた。
「しゃ、シャーリー!?」
私はシャーリーを探して、辺りを见渡すが気配がない。
装备を剥がされ、ロックブーケと二人っきり???。
(こ、これはまさか???)
これが例の???陛下と歴戦の部队を壊灭させた魅了攻撃か???。
「二人っきりになれたわねえ?」
これからどうされるのかロックブーケは意地悪な笑顔を浮かべ嗫く。
「贵方、顔もいいし剣の腕も立つし、性格も冷静かつ勇敢。お世辞抜きで本当に素敌だわ」
ロックブーケは私の顔を覗き込む。
私はグッと睨みつける。
「お前の魂胆はわかってる!魅了等と姑息な真似をしても无駄だ!正々堂々と戦え!」
本当は殴りつけてやりたいくらいだったが、ロックブーケの技のせいか思うように身体が动かせない。
「凄いわ???爱する恋人もいて、精神力もありそうで???堕としがいがありそうだわ」
ロックブーケは相変わらずからかうような笑みを浮かべると、
「ねえ、ちょっと恋人のこと闻かせてよ?彼女???シャーリーさんとはどんなキスしてるの?」
(え????)
何を考えてるのだこの女?
「き、贵様に答えることなどない!」
私は更に怒鸣りつけた。祖国を灭ぼした憎き七英雄相手に话など???恋人との话などする気も起こらない。
「んー、じゃあ推测になっちゃうけど???こんなのとか?」
ロックブーケは私に顔を近づけると、私の顔の目前で、キスをするように唇を弾けさせた。
「う、うわっ!!」
私は慌てて头を后ろに反らす。
今、本当にロックブーケにキスされると思ってしまった???。
私の唇の寸でのところで止められ、目の前で弾けたロックブーケの唇。私の心臓は大きく高鸣っていた。
「な、何をする!?ふざけた真似をするな!」
私は抗议するも、ロックブーケは白々しく考え込む。
「あら?教えてくれないの?じゃあ、こう?」
ロックブーケは顔を再び私の前に近づけると、口を軽く开いた。
そして、水音を闻こえさせるように、私の唇の前でゆっくりと円を描くように前で何かを舐め回すかのように见せつける。
「や、やめろ!こ、こんなことシャーリーとはしない!」
私はまるで唇と舌がくっついてしまうかのような仕草に慌ててまた头を限界まで反らし、ロックブーケの唇から逃れようとした。
「あら?これはしないんだ?」
ロックブーケは胜ち夸った顔をした。
(し、しまった???)
ロックブーケのねちっこい挑発から逃れるために、思わず口走ってしまった。
「唇をこうやって重ねるだけ?それだけなの?」
ロックブーケは不思议そうな顔をしながら、また唇をわざとらしく私の唇の前で音が鸣るように弾けさせる。
「ああ???ああ???」
私はもう顔を逸らすことなく、虚ろな目でロックブーケの唇を见つめていた。
少し肉厚で艶やかな唇は、今にもくっついてしまいそうな距离???私の唇の手前でわざとらしく弾け続ける。
「ねえ、贵方はどんなキスなの?」
ロックブーケは私に问いかけた。
「ど、どんなって???」
私は意図が解らずロックブーケを怯えた目で见つめる。
「ちょっと私でやってみてよ」
ロックブーケはそう言うと、私の前でキスする时のように唇を见せつけた。
「そ、そんな!で、出来ない!出来るわけない!」
私は震える声で拒絶する。
自分にはシャーリーがいるのに???他の女性、それも敌相手に口付けなんて出来るはずがなかった。
「ふふ、浮気を気にしてるのかしら?でも、私だって可爱い彼女のいる相手に本当にキスなんてしないわよ?手前でキスをする真似をするだけ???」
ロックブーケは意味深に笑う。
「ま、真似を???」
「そう、真似をするだけ???贵方は私の唇の前に自分の唇を持っていくだけでいいわ???それなら浮気じゃないでしょ?本当にはしてないんだから」
ロックブーケはそう言うと再び唇を差し出してきた。
(そ、それなら确かに口付けでは无いが???)
それでも私は踌躇した。
「あら?精神的に强いと思ったのだけど、もしかして彼女を爱してるのに敌の女とキスする真似するだけで魅了されちゃう程度の男なのかしら?」
ロックブーケは挑発的な言叶を吐くと、
「さあ、早くしなさい???もしかしたら私の魅了を打ち破れるかもしれないわよ?」
(そ、そうだ???ロックブーケは魅了しようとしてるんだ???ここで怯まない精神力を见せれば、技を见破れる!)
私は决心した。
(私にはシャーリーがいる!どんな手を使っても魅了なんてされない!)
私はロックブーケを睨みつけると、挑発的に唇を突き出して待ち受けるその唇に恐る恐る自分の唇を近づけた。
「ぐっ???ん!」
私は自分の顔をロックブーケの顔の手前で止めると、唇を重ね合わせることなくキスをする。
「???ん!」
実际は唇を重ねていないのに、ロックブーケは切なそうな声を上げた。
ロックブーケの吐息がかかってくすぐったい。
(ああ、何故だ???)
目の前のロックブーケは仇敌だというのにとても美しく、その吐息も甘ったるく、匂いだけで蕩けてしまいそうだった。
そして肉厚で柔らかそうな唇が待ち构え、私の唇を本当に待ち受けてるかのように诱惑する。
(シャーリーごめん???技を解くためなんだ???)
私は罪悪感に耐えきれず、数秒もせずロックブーケから顔を离した。
「え?嘘?これだけ?」
ロックブーケは惊いた顔をする。
私は慌てて、
「い、いや违う!こ、これは???」
シャーリーへの罪悪感とロックブーケへの紧张で言い訳も思い浮かばない。
「ダメよこんなキスしてたら、ちょっとリードしてあげるわ???」
そう言うと私の両頬を掴んで引き寄せ、强引に唇を近づける。
「ま、待て!やめろ!」
「大丈夫よ、本当にはしないから。ちゃんと寸でで止めてあげる、勉强して帰りなさい」
そう笑うとロックブーケは私の唇の前に突き出した。
そして私の唇を覆うように、しかし予告通り寸前で一切触れずに口付けしてきた。
唇をむぐむぐと挟むように覆いかぶさったり、顔中を舐め回すかのように空中で舌を这いまわらせたりして、私を翻弄する。
(ひ???こ、こんなことシャーリーとしな???い???)
私はあまりの兴奋に口を半开きにさせてしまう。
「ほら、舌出して???」
私に悪戯っぽく嗫いた。
(あ???あ???あ???)
私はおずおずと舌を出してしまう。ロックブーケはその舌にあくまで触れないように、自分の舌を络みつけているかのように见せつけたり、唇で甘く挟み込んだり、时には歯で甘く噛むような仕草を见せつけ続ける。
(すげえ???ほ、本当にキスしてるみたいだ???)
そう思った瞬间、シャーリーの顔が浮かんだ。
(ち、违う!こ、これは相手の诱惑に耐えてるだけだ!第一、本当のキスじゃない!あくまで寸止めだ!)
私はだらしなく舌を相手に差し出しながら、必死に头の中で言い訳していた。
ロックブーケはその间も舌だけでなく顔中を舐め回したり、甘噛みしたりする寸止め动作を缲り返し私を虏にしていく。
「???ねえ?どう?凄いでしょ?これ、本当にしちゃわない?」
ロックブーケがふと、口付け动作を中断し私に嗫いた。
「え????」
私は口をだらしなく半开きにしながら闻き返す。
「これでわかったでしょ?彼女とのキスが???如何につまらないものだったかが」
私は言い返せなかった。シャーリーに申し訳なくて、ロックブーケから目を逸らす。 内容来自
「どうせ彼女见てないんだから楽しみましょう?いいじゃない少しだけ???キスなんて浮気に入らないわ???この程度で魅了なんてされないわよ」
ロックブーケは甘く、しつこく嗫き続ける。
「だ、ダメだ!そ、それは流石に出来ない!」
私は落ちそうな全理性を総动员させて叫んだ。
「あら?そう?ふふふ???」
ロックブーケは不敌に笑うと、暗黒の世界はぐにゃりと歪んだ。

「ドワイト!ドワイト!大丈夫!?」
シャーリーの声が闻こえる。
ロックブーケの技の世界が终わったのか、私はアバロン城に戻されていた。
「だ、大丈夫だ???れ、例の魅了攻撃だが???私には通じなかったよ???」
「本当!?良かった!信じてた!」
シャーリーは私を见て、瞳を润ませる。
ロックブーケは意地悪く笑みを浮かべながらそのやり取りを眺めていた。
「魅了???されてなかったかしらねえ?」
闻き返すロックブーケ。
「あ、当たり前だ!だ、谁がお前???なんかに!」
慌てて言い返す私に、シャーリーはまた私の腕を握った。
「ドワイト、安い挑発に乗っちゃダメ!それに前にも言ったけど、仮に魅了されても私は大丈夫だから!ちゃんと状态异常回复の『元気の水』使えるから!」
シャーリーはわざと明るい口调で言う。
「例え魅了されてもね、あれはちゃんと状态异常の技だって私はわかってるからね!そんな状态异常で従わせるのは浮気とは别问题だから!后で何かご驰走でもしてくれたら问题なしよ!」
シャーリー笑顔を作ると、わざと强く私の胸を平手で叩く。
「さ、集中しましょ!相手は宿敌ロックブーケだからね!」
(しゃ、シャーリー???君って奴は???)
安い言叶では语れないくらい、シャーリーに救われた気がした。
こんな子がそばにいながら、ロックブーケに落ちそうになった自分を心から耻じていた。
切り替えよう。ロックブーケを倒すのだ???。
「あら、なんて出来た女の子なのかしら???本当に惊いたわ???」
ロックブーケも目を丸くする。
「この后どうなっちゃうか、ちょっと可哀想ね???」
そう言うとロックブーケは再び私の目を见つめた。

「く、くそ!ま、またか???」
私はまたロックブーケの得体の知れない魅了攻撃の场に戻されていた。
装备は再び剥がされ、上手く身动きが取れない。
「ねえ?彼女さんに魅了攻撃に打ち胜ったと言ったのはおかしくない?」
ロックブーケは笑う。
「あんなに蕩けた顔して、だらしなく舌を出して、魅了されてませんっていうのはおかしくないって闻いてるんだけど?」
「じ、実际に口付けはしていない!そ、それに诱惑も跳ね除けたはずだ!」
私は苦しい言い訳をした。
确かに、最终的に落ちた訳では无いが、自ら舌を出したりキスを想像していたのは事実だった。
だが、シャーリーのあの健気な姿を见て、もう思いは固まった。もう落ちるような真似はしない。
「ふーん、なるほどね。确かに状态异常にはなってないしテンプテーションにかかったとは言えないわね」
ロックブーケは纳得したような表情を浮かべる。しかし、底に意地悪そうな笑みを浮かべたままだった。
「じゃあ、今度はこういうのはどうかしら?」
そう言うとロックブーケは自分のドレスの胸元をグイッと下に引っ张り、胸の谷间を见せつけた。
「くっ!や、やめろ!」
私は叫ぶが、ロックブーケは笑みを浮かべたまま、胸の谷间を晒し続ける。
「どう?好きでしょ、おっぱい?」
ロックブーケは意味深に嗫く。
私は目を泳がせ、ロックブーケの质问には答えられずにいた。
「彼女さんのとは比べ物にならないでしょう?」
(???く、くそ!)
ロックブーケは甘く、意地悪に嗫いた。
确かに、シャーリーは细身で帝国兵らしく锻えられた筋肉质な身体。
ロックブーケの豊満で、全てを包み込んでしまいそうな柔らかな胸とは???明らかに违った。
「や、やめろ!こ、こんなことをしても无駄だ!」
私は苦し纷れに抵抗するが、ロックブーケの胸の谷间から目が离せなかった。
「ふふふ、次の试练を始めましょうか?」
ロックブーケはそう言うと、私の頬を両手で挟み込み、ぐっと自分の胸元に引き寄せた。
「な、何をする!?や、やめろ!」
本来なら腕力では私が圧倒的有利なのだが、ロックブーケの技の领域にいるせいだろうか?
あっさりと身体ごと头が引っぱられた。
(う、うお???!)
私の视界は、ロックブーケの胸でいっぱいになる。
「ふふふ、いい眺めでしょう?」
ロックブーケは嗫いた。
视界はドレス越しとはいえ、ロックブーケのくっきりと谷间を作った白い豊乳で満たされる。
「ここ、贵方の头が埋まっちゃったらどうなると思う?」
そう言うとロックブーケは私の頬から手を离し、胸の谷间をふるふると揺さぶった。
(ああ???あああ???)
私の顔には一切ロックブーケの胸は当たっていない。
またしても甘い甘い寸止めの始まりだった。
「柔らかい弾力で顔中すり溃されて???男の子なら幸せでたまらないと思うわ???」
ぷるぷると交互に揺らされる胸から、目が离せない。
「鼻息荒くなっておっぱいに当たってるわよ?热い视线もずっと感じる???」
(ああっ!く、くそっ!くそっ!)
私は荒い息を指摘されても、ロックブーケの胸を间近で见ながら荒い呼吸をしてしまう。
ロックブーケは香水をしていないようだった。
だが、胸元で呼吸しているせいか女性の香りを连想させるようなまるで甘い匂いが鼻腔を犯してくるような错覚すら覚える。
「ほら、吸ってぇ???」
ロックブーケの声に合わせて大きく深呼吸をしてしまう。
甘い甘い毒のような香りが头を、鼻腔を、下半身までも侵入してくる感覚。
「吐いてぇ???」
今度は呼吸を吐く指示が出る。
ロックブーケの香りは毒だというなら、吐き出さなければならないのに、私はそれを惜しむかのように吐き出された。 copyright
(???あああ)
幸せで脳が蕩ける感覚。
「ねぇ、吸ってぇ、吸ってぇ、もっと吸ってぇ!」
ロックブーケは热く嗫き吸う命令をする。
「品なんて気にしないで!吸ってぇ!远虑しないで吸ってぇ!」
(だ、ダメだ???ダメなのに???!)
私の中で何かがまた壊れた。
私は荒い鼻息で胸の谷间の香りを嗅ぎ続ける。
「ああ!そう!苦しくならない程度に吐いていいからぁ、いっぱい吸い込んでぇ!犬みたいに吸うのよ!」
私は荒い息を胸の谷间に吹き続けながら、香りを吸い込み続けた。
脳と下半身を直撃するような甘酸っぱい香りは、まるで危険な薬物のように思考を蕩かせて、理性を夺い続ける。
(あああ???し、幸せ???)
私は中毒症状者のようにロックブーケの谷间の香りに溺れ続ける。
香りは饱きるどころかさらに私の欲望を唤起させる。
「そうよ!もっと!もっと吸ってぇ!顔を直接胸にうずめて吸ってぇ!头をめちゃくちゃにするくらい幸せにしてあげるからぁ!」
ロックブーケは挑発的に命令した。
(???あ、头をうずめる!?)
私は瞬间息が止まった。
确かに头を埋めればもっと浓厚な香りを吸い込み、柔らかな胸の感触も味わえ、文字通り天国行きだろう。
そう、もう二度と戻れない天国行きの片道切符で、全てを失うのだ。
(???シャーリー!!)
私は呼吸を止めながら、シャーリーのことを思い返した。
远く远く、彼方にいたシャーリーの存在が急に苏る。
怯えが生まれた私の腕にそっと手を添えてくれた、あの优しい感触。
私と2人なら负けないと言い切ってくれた言叶。
全てが一気に流れ込む。
「???だ、ダメだ、それだけは、絶対に???ダメだ???」
私は甘い香りと柔らかな视界の诱惑で朦胧とする中、なんとか绞り出した。
「ふふふ、はいはい???」
ロックブーケは意味深に笑い、また暗転した世界がぐにゃりと曲がった。

「ドワイト!大丈夫!?ドワイト!」
シャーリーが私の顔を覗き込んでいた。
目の前には笑みを浮かべながらたたずむロックブーケ。
またアバロン城内に戻された。
「だ、大丈夫???大丈夫???诱惑には屈しない???」
うわ言のように言いながら、不安そうな顔をして私を见つめるシャーリーに答えた。
「本当に屈してなかったかしら?」
ロックブーケはまた意地悪く闻く。
目が泳いでしまう。
确かに魅了こそされてなかったが、あの柔らかな胸を目の前にして私は梦中で匂いを嗅ぎ続けるような丑态を晒した。
シャーリーは知らないとはいえ、これが魅了に打ち胜ったと言えるだろうか?
「ドワイト大丈夫???大丈夫だよ???」
シャーリーはまた私に言い闻かせる。
「魅了されたら回复术で戻してあげる!何があったかなんて闻かないよ!私は何があっても贵方を见捨てたりしないわ!私は贵方を信じてる!贵方だって私を信じてよ!」
シャーリーは明るく私に话しかけた。
だが???その目はうっすら涙が浮かんでいた。
「???シャーリー」
私は罪悪感で押しつぶされそうになる。
シャーリーは私が魅了されそうなことに薄々わかっているのだろう。
それでも、私を责めることなどせず、2人で生还することを考えている。
私は???私は???
「素敌な彼女さんね、お世辞抜きに私が见てきた中でもここまで出来た子はなかなかいないわ???」
ロックブーケはニヤリと笑う。
「それだけに、男の本性を见たらどうなるのかしら?」
ロックブーケはまた妖しく光る目で私を见つめた。

「し、しつこいぞ???わ、私には???私にはシャーリーが???!」
私はロックブーケの技の世界に戻された瞬间、ロックブーケに言い放った。
ロックブーケはそんな言叶に耳を贷すことなく今度は间髪入れずに、全裸の私の下半身に手を伸ばす。
「ひああ!や、やめろ!」
私は手をはらいのけることもせず、ただ怯えるだけだった。
「今度は最后の试练よ???手で扱いてるフリをしてあげる???耐えなさい???これを耐えたら技は见切れるわ???」
ロックブーケはそう私に嗫くと、本当に手をペニスの前でピタリと止めると、优しく扱くようにゆるゆると虚空を扱き始める。
「あああ!?ひあ!?や、やめ???!!」 本文来自
私は直接扱かれた訳でもないのに甘い声を漏らす。
まるでロックブーケの繊细で柔らかな手がはい回っているかのような想像をして、胜手に身震いする。
「ねえ?あの彼女、手で扱いたりしてくれるの?」
ロックブーケは妖艶な笑みを浮かべ、私に问いかけた。
手はゆるゆると虚空を描くが、その度に私のペニスは手の感触を想像して震える。
「そ、それは???」
私は口をぱくぱくとさせ、ロックブーケの质问には答えられない。
「してくれないのね?でも、してくれたとして贵方はこんなに兴奋するかしら?」
ロックブーケはまた私にねちっこく诘问する。
「あの女の子が手でしてくれても贵方は何とも思ったりしないわよね?つまらないプレイくらいにしか思えないはずよ???」
ロックブーケはそう言うと、一瞬虚空を扱く手の动きを思いっきり速める。
「ああっ!や、やめろぉ!!」
私は思いっきり喘いでしまう。
やめろというのは手の动きだったのか、それともロックブーケのねちっこい问いかけのことなのだろうか?
「キスだってそう、贵方は别にキスが特别好きな訳でもないわ。胸の诱惑に溺れかけたけど、贵方は匂いフェチでもおっぱいフェチでも何でもない???」
ロックブーケは虚空を扱く手の动きをまた缓くすると、私にねっちり追い诘めていく。
(やめろ???やめろぉ???)
耳を塞ぎたかった。
「???贵方は私を美しいと思ったのよ???今まで见てきた、谁よりも???」
ロックブーケは言い切った。
(あああ???)
完全に见破られていた。
もちろん、帝国夺还の大义名分の手前、シャーリーの手前、意识しないようにはしていた。
だが、私はロックブーケを初めて见た瞬间、こんな女がいるのかと目が见开いたのを覚えている???。
こんなに美しくて、こんなに妖艶で、こんなに爱らしくて、こんなに全身を热くさせ、性欲を煽るような女がいるのかと???宿敌ながら思ってしまっていたのだ。
そして、それはロックブーケに见破られていた???。
もう破绽は目の前に迫っている。
「ねえ?教えて?」
ロックブーケはあくまでフリだが、亀头の辺りを优しく抚で回すような仕草をしながら私に热く问いかけた。
「あの彼女と私、どっちが绮丽?」
(あああ!?)
私は背筋を反らせて理性の决壊に耐える。
「し、シャーリーだ???」
私は泣きそうな顔で答えた。
いつも爱らしくて、朗らかなシャーリーの笑顔を思い出そうとした。
积み重ねた大事な思い出を、心から爱おしいと思った出来事を???。 内容来自
だが、それらを総动员している最中、ロックブーケは私の目を见て嘲るように微笑み、
ゆっくりと舌舐めずりした。
目と舌の动きだけで、思い出はバラバラに壊され、シャーリーの笑顔は思い出せなくなった。
ロックブーケに、この美と性の结晶のような女に胜てるわけがなかった。
「さあ、永远に扱いてるフリをしててあげるから、彼女の笑顔を思い出して好きなだけ耐えなさい???私なんかより数段美しくて爱しい???だーい好きな彼女の顔???」
そこまで言うとロックブーケは私の顔をのぞき込む。
「忘れちゃダメよ」
ロックブーケは真顔でそう言い放つと、まるで射精へと追い立てるようにペニスを扱くフリを速める。
その手は容赦なく速く、それでいて无慈悲にも虚空を扱く。
「ま、待って!わかった!う、美しいのは、美しいのはお前の方だ!!」
ロックブーケはピタリと手を止める。
「彼女さんに失礼じゃないの?」
その目は恐ろしい程に真顔、そしてそれがまた身震いするほど美しく见えた。
「それにもう少し口の利き方ってものがあるんじゃない?」
その美しさはもはや威圧感のように、私に怯えに近い感情を抱かせた。
「う、美しいのは、ろ、ロックブーケ???さ、様です???」
私は恳愿するように言った。
「???爱してるのは?」
ロックブーケ様は容赦しないとばかりにピシャリと诘问する。
「そ、それは???」
私はシャーリーへの爱???いや罪悪感でなんとか踏みとどまった。
それももう风前の灯火ではあったが
「???そう、もういいわ。魅了みたいな真似もやめましょう。正々堂々と胜负しましましょ。贵方の彼女への爱に応えてあげる」
ロックブーケ様はそう言ってニヤリと笑みを浮かべ、技の终结を宣言した。
「ああ!待ってください!シャーリーより、シャーリーより、ロックブーケ様の方が好きです!ロックブーケ様ぁあああ!!!」
私は叫んだ。
终わった、何もかも。
「はい、よく出来ました」
ロックブーケは満足そうに笑うとまた世界は歪んだ。

「ど、ドワイト???また技を?」
シャーリーは私を心配そうにのぞき込む。
「???来るな」
私は顔を红潮させ、荒い息をしながら呟いた。
「え?」
シャーリーは私の真意が読み取れない顔をする。
「???逃げろ!アバロンから逃げるんだ!私がおかしくなる前に!!」
私は身体中に限界を超えるほど力を入れて耐えていた。
「み、魅了されたってこと?ま、待ってね、今すぐ元気の水を???」
「元気の水!」
状态异常を治す水が私に降りかかる。
「やめろ!无駄なんだ!逃げろ!頼むから逃げてくれ!!私はもう正気じゃない!!」
私は叫んだ。
シャーリーも泣き叫んだ。
「ふざけないで!そんなこと出来るわけないじゃない!私は贵方を见杀しになんかしない!!」
シャーリーが私に駆け寄る。

私はシャーリーの身体を大剣で、したたかに叩きつけていた。
「???え?」
シャーリーは何が起こったかわからない顔で崩れ落ちた。
みね打ち。
相手を伤付けず、麻痺させる大剣の技。
崩れ落ちたまま、シャーリーは信じられないという顔で私を见つめていた。
「逃げろって、逃げろって言ったのに???」
私は言い訳を呟きながら、もうシャーリーには见向きもせず、涙と涎まみれの顔でロックブーケを见つめる。
ロックブーケは満足そうな笑顔を浮かべた。
「さあ、カップル解体ショーを始めましょうか?」
私に笑顔を向けながら手招きするロックブーケ様。
破灭の时间が始まった。

「ああ???あ???」
私はロックブーケ様の前で立ち止まった。
ロックブーケ様は満面の笑みで私を见つめていた。
私は思わず俯いてしまう。
膝は震えが止まらず、兴奋で身体中の血が沸腾しそうだった。
「うう???ドワイト、しっかりして???正気に戻って!」
みねうちの痺れに身闷えしながらも、シャーリーは私に声をかける。
「ふふふ、この子はテンプテーションにはかかってないわ」
ロックブーケは紧张で震える私の肩を抱いてシャーリーに答えた。
「はぁあああ!!」
不意にロックブーケ様に触れられた、私は背中が反り返る。
シャーリーは私の丑い姿を目を见开いて见つめていた。
「???この子、技なんかじゃなくて本当に堕ちちゃっのよ、技による魅了より深い本当の心からの屈服よ」
ロックブーケは得意げに语って私の頬に軽くキスをした。
「がはあぁあ!」
私の硬直した身体に???頬に???有り得ないくらいに柔らかく肉厚な唇が触れる。
「ろ、ロックブーケ様ぁ!」
私はもう自分で立つことが出来ず、ロックブーケに身体を预けてしまう。
「???ここまで完堕ちする子はなかなかいないのよ?」
ロックブーケは私を抱きとめ、シャーリーを见下ろす。
シャーリーは麻痺で闷えつつも、ロックブーケを睨み続けていた。
「嘘よ!女狐!卑劣な技を使ってドワイトを利用しないで!」
ロックブーケ様を激しく诘るシャーリー。
「???だって?ドワイト君?」
ロックブーケ???ロックブーケ様は私の耳元で嗫いた。
私はシャーリーの声など上の空だった。
ロックブーケ様の柔らかく、神圣な肉体が???私如きの???帝国の兵でしかない私の身体を抱きしめてくださっている???。
「ああ???ああ???ああ???」
私は快感と光栄のあまり喘いだ。
「ねえ???ドワイト君???」
ロックブーケ様は私に热く嗫き続ける。
「邪魔な铠???脱いじゃおっか?」
ガクガクと壊れるくらいに首を縦に振った。
その言叶を待ち望んでいた気がする。
「ドワイト!ダメ!こいつは铠を脱いだら、そのまま贵方を杀す気よ!!」
シャーリーはなんとか麻痺から身体を动かそうと、动かない身体を捩らせて叫んだ。
「杀す?杀そうと思えばもういつだってこの子は杀せるわよ?」
ロックブーケ様はシャーリーに胜ち夸った顔を向けた。
「この子はもう私の配下なのだから」
「嘘よ!!」
歯ぎしりして、ロックブーケ様を睨みつけるシャーリー。
私はそんなシャーリーを尻目に、铠を脱いで戦闘服姿になった。
「全部抜いじゃいなさい」
ロックブーケ様は私の颚を抚で、命令した。
「は、はい!!」
私は慌てて、戦闘服も下着も脱ぎ捨てる。
「ダメ!ドワイト!お愿いだから正気に戻って!!」
歯を食いしばって叫ぶシャーリー。
少しずつ麻痺が解けてきているようだった。
「ぬ、脱ぎました???」
私は全裸になってロックブーケ様を见つめる。
紧张とこれからの期待で身体が沸腾しそうだった。
「震えちゃってるわね???可爱いわ???」
ロックブーケ様はそう言うと、私の背中に回って抱きしめると、私を无理やりシャーリーの正面に向かせた。 本文来自
「ああっ!!」
再びロックブーケ様に抱きしめられたことで身体中の力が抜ける。
シャーリーは私のあまりの丑态に目を见开く。

「今から彼氏さんには、彼女さんの前で踊ってもらおうかしら」
ロックブーケ様はシャーリーに微笑んだ。
シャーリーは、ロックブーケ様の胜ち夸った姿と、震えながら喘ぐおぞましい私の姿に、ただ无言で见つめていた。
「种も仕挂けも、魔力もない???心の奥底の魔法を见せてあげる???」
ロックブーケ様はそう言うと私の下半身の前に手を伸ばした。
「何をするの!?や、やめて!!」
シャーリーはギョッとした顔で金切り声を上げる。
「大丈夫よ!こんな汚いもの、触るわけないじゃない???」
ロックブーケ様は挑発するように、手をひらひらと私のペニスの前で振った。
「扱くフリをするだけよ???最初は手では握ってあげない???それでも不思议???ドワイト君は贵方とのセックス以上の快感に喘ぐことになるわ」 copyright
ロックブーケ様はそう言うと、私のペニスを握る???フリをした。
まだ握られてない、何も触れていない、ペニスから数センチ离れた虚空を握っただけ。
それなのに???。
「ああああああああぁぁぁ!!」
先走りの液が势いよく飞び出し、私の顔は快楽で蕩ける。
握られてないのに、触られていないのに、ペニスは确かに滑らかで柔らかな、ロックブーケ様の美しい手の感触を伝えてくる。
「う、嘘よ???魔法!?それとも技???!?」
歯ぎしりするシャーリーに、ロックブーケ様は伝える。
「技でも魔法でもないわ????ただ、この変态彼氏君が、私の手の感触を胜手に妄想して、胜手に兴奋してるの」
「はぁああん!!ああああああああぁぁぁ!」
私は同意と言わんばかりに、大きな喘ぎ声を上げてしまった。
シャーリーはそれを闻き、悔しさで顔を歪める。
「さあ、优しく扱いてあげる???フリだけどね?」
ロックブーケ様はそう嗫くと、ゆるゆると手を动かし始める。
「ああ???す、すごいよお???ロックブーケ様ぁ???」
扱く振りをするロックブーケ様の手の柔らかさ、温もりが确かに伝わる。
「ふふふ、触らなくても気持ちいい?天国?」
ロックブーケ様は耳元で嗫く。耳に暖かな息が吹きかかるだけで心地いい。
「ドワイト???正気に戻って???」
シャーリーは涙をポロポロとこぼし始める。
私のせいだ???私が悪いのだ???。
気持ち良くてたまらないのに、何故か私も涙が溢れる。
天国にいるくらいに気持ち良いのに、胸が苦しい。
「ふふふ、ドワイト君?今、気持ちいいのにとっても苦しいでしょう?」
ロックブーケ様は意地悪く嗫く。
手はゆっくりと私のペニスの隣に上下させ、ゆったりとした快感を与え続ける。
私は溢れる心地良さと、吐き気といってもいいほどの苦しさに身を震わせて颔いた。
「やめて???やめて???」
シャーリーはうわ言のように呟く。
表情は悲しみを浮かべながらも、氷のように固くなっていく。
「???この瞬间にイクと、最高に気持ちいいのよ?」
ロックブーケ様が热っぽく嗫いた后、私の耳に口をぴったり付けるようにして、
「一回、射精しましょうね???」
そう嗫くと、その手を一気に速く动かし始めた。
「ああっ!あひぃ!あうっ!」
完全に女が男の精を搾り取るための动き。
それが虚空を扱いていることを除けば???。
「ああっ!だめっ!だめっ!止めて!」
私は泣きながら许しを请う。
意地悪く耳元に息を吹きかけてとどめを刺そうとするロックブーケ様。
シャーリーはあっけにとられたように私を见つめていた。
「ぐぁああああああ!!」
私は背をのけぞらせて射精する。
それをうながすように、さらに搾り取るように手を动かすロックブーケ様。
まるでおぞましい獣を见つめるかのようなシャーリーの目を见てしまった瞬间、
私はさらに叫んで射精した。

「???种も仕挂けもない、私に溺れた男の最后でした?」
シャーリーに向かって挑発的に言い放つロックブーケ様。
私はその场でへたり込んでいた。
「???违う!违う!こんなの、こんなのただの技よ!」
シャーリーの目の奥が燃えるのがわかる。
「よくもドワイトを???杀す!」
シャーリーはその瞬间、麻痺している身体を奋い立たせて小剣を握った。
まだ麻痺が解けないだろうと思っていた、
そして何よりシャーリーの心が折れたであろうと思っていたロックブーケ様は惊いて目を见开く。
「死ね!!スクリュードライバー!!」
思いっきり踏み込んで、ぐるりとひねりながら剣を突き出すシャーリー。
「いやぁああああああ!!」
悲鸣をあげるロックブーケ様だったが???。

「???ふふふ、あは、あははははは!!」
ロックブーケ様はおかしそうに笑いだした。
「う、嘘???どうして???」
シャーリーは震えながら小剣から手を放す。
シャーリーの先には、小剣の先には???私がロックブーケ様をかばって裸のままで立ちはだかっていた。
えぐるように突き入れた小剣は私の腹に突き刺さり、血がどくどくと流れる。
「贵様???ロックブーケ様に???许さんぞ!!」
怒りが燃え上がり、歯を食いしばって、思いっきりシャーリーの頬を殴りつける。
殴りつけられ、よろめいて倒れるシャーリー。
「え????あ????」
私に殴られたことに、シャーリーは现実を受け入れられないようだった。
「あ、あれ????あ、あ、あ???」
大きな瞳から大粒の涙がポロポロと落ちる。
戦士だった目は、嫉妬に燃える女だった目は、怯える少女のような目に変わった。
「い???痛い???痛いよう???」
シャーリーは怜れみを诱うような声で、頬を抑えて泣き崩れた。
「ふふふ、本当にいい女戦士だったけど???もう二度と戦えないわね???」
ロックブーケ様は満足げに笑った。
「ロックブーケ様、お、お怪我は?」
私は自分の怪我やシャーリーのことなど目もくれず、ロックブーケ様の身を案じた。
「大丈夫よ???助かったわ、ありがとうね」
そう言うと私の頬に軽く口づけする。
それだけで私の頬が缓んでしまう。
「怪我の治疗をしなくちゃね、横になりなさい」
私はふらふらと言われるままに横になった。
「最高级の伤薬よ???私が涂ってあげるわ?」
ロックブーケ様はそう言うと伤薬をたっぷり手になじませて、私の伤口に涂りつける。
伤薬は染みることなく、肌に驯染んでいく。
しかし、何よりロックブーケ様の滑らかな手が、神圣な手が、私の肌に触れていることに异常に兴奋してしまった。
「はい、治疗はおしまい???あら?」
ロックブーケ様は再び勃起したペニスにわざとらしく微笑んだ。
「???す、すみません」
私は耻ずかしさで顔を赤らめる。
「いいわ???治疗を続けてあげる???」
ロックブーケ様はそう嗫くと、
「自分で処理しなさい?」
私の耳元で嗫いた。
その瞬间私は完全に壊れた。
私は右手でペニスを握ると、思いっきり扱き上げる。
ロックブーケ様はニヤニヤと笑いながら、私の上半身にたっぷりと伤薬をつけて涂りたくった。
更には、时折わざとらしく私の胸のあたりに手を持っていき、ニヤッと笑って乳首を指先で弾く。
その瞬间、私は声を上げて喘いだ。
「あら?彼女さん见てるわよ????ってもう気にならないかな?」
ロックブーケ様はそう笑うと、意地悪く连続で、乳首を指先で引っ挂けるように掻いた。
「ああっ!ダメです!あがぁ!!」
背筋をはい回るむず痒い感覚、背徳感。
止まらない右手、止まらない射精。
精液は思いっきり飞び散り、何度も何度も爆ぜた。

「ふふふ、あと一人???彼は私に妹を杀された恨みを持ってるのね?皇帝以来の厄介な存在になりそうだわ???」
ロックブーケ様は私にに项垂れて独り言を呟き続けるシャーリーを担ぐように命じると思案する顔になる。
「でも所诠は男ね、必ず跪かせて、弄って、虏にしてあげる?」
ロックブーケ様は妖艶に舌なめずりした。

ベネディクト编
ベネディクトの视点

「…どういうことだ?」
私は侦察係だったフィリップに寻ねた。
ロックブーケがいるとされる玉座に突入したものの、中はもぬけの殻で敌の気配すら感じない。
フィリップもライブラも沈黙を贯いていた。
その刹那、フィリップの目に杀気が宿ったのを私は见逃さなかった。
「瞬足の矢!」
突然、フィリップは弓を私の头めがけて放つ。
「な、なにっ!?」
私は圣骑士の盾を构えて、矢を防いだ。
フィリップもライブラも杀気を帯びた目で私を见つめていた。
私は混乱する头で盾を构えて、二人を见つめた。
「あら、始まってるのね?」
一阶からの扉が开き、ロックブーケとドワイトが入ってくる。
ドワイトは抱えていたシャーリーを乱暴に私の方に放り投げた。
フィリップとライブラは片膝をついてロックブーケを出迎える。
「シャーリー!大丈夫か!?」
私はシャーリーに近づいた。
「ひ!こ、来ないで!男なんて、男なんて信じられない!!」
シャーリーは顔を歪ませながらヒステリックに唤いた。
もはやその目は戦士の目ではない。
私は何があったのかやっと悟った。
三人の男性戦士达は…ロックブーケの手の中に堕ちたのだと。
「…わかった、もういい。シャーリー、君は逃げろ。もう戦えないだろう」
それを闻いたシャーリーは少しの间私を怯えた目で见つめていたが、やがて独り言を呟きながら、ヨロヨロと玉座から出ていった。
ロックブーケ达は嘲笑を浮かべ、シャーリーを止めようともしなかった。
「私に歯向かった罪よ、その男を杀しなさい」
ロックブーケは三人に命令する。ドワイトとフィリップは武器を构え、ライブラは术を咏唱し始めた。
その瞬间だった。
私は空中に大きく飞び上がる。
「水鸟剣!」
并列になっていたドワイトとフィリップに、私はサブ武器のクロスクレイモアを容赦なく振り下ろした。
「あぐぅ…!」
「がはぁあ!」
不意打ちともいえる先制攻撃に、ドワイトもフィリップも目を见开き倒れる。
「ひ、ひぃ!」
ライブラは慌てて术を咏唱しようとするが、私は着地后一気に技を放った。
「清流剣!」
ライブラに思いっきり大剣を叩き込む。
吹っ飞んだライブラは、思いいっきり壁に叩き付けられ、血を喷き出した。

「あ、お、俺…ベネディクト様…すみません…」
フィリップは正気に戻ったのか、血まみれになりながら、泣いて私に谢罪した。
「あ、アバロンに…栄光…あれ…!」
フィリップはそう言って倒れた。

「ろ、ロックブーケ様…を守る!!」
ドワイトは技が解けなかったのか、他の要因なのか、それでもよろよろと私に斩りかかっていった。
「切り落とし!」
ドワイトの大剣を弾き飞ばして、思いっきり斩りつけた。
「ろ、く、ぶ…け…さ…ま…」
何か呟いていたが、今度こそドワイトは动かなくなった。

「わ、私は…なんてことを…」
ライブラは死ぬ间际、声を绞り出した。
「こんな时…『あいつ』なら…」
ライブラは歯を食いしばって私の方に手を掲げる。
「ベネディクト様…ご武运を…」
私に最后の力を使って水术の『水舞い』をかけ、ライブラは崩れ落ちた。

三人には、そして戦意丧失したシャーリーにも、きっと言い分はあっただろう。

だが、もう私にはかつての仲间たちに…何の感情もわかなかった。

「…惊いたわ」
ロックブーケは呆気にとられたような顔をする。
「动きに全く踌躇いがなかった…贵方は仲间思いの人间と闻いていたわ…仲间を手にかけることなったというのに…」
私はいったん间合いを取ると、ロックブーケを燃えるような目で见つめた。
「その仲间に裏切られて気が付いたよ。私を突き动かしてるのは仲间との友情でも、帝国への恩义でもない」
そう、私を駆り立てるのはただ一つ。
「私は…ただの复讐鬼だ…」
最爱の妹、マリアのことを思い出す。
私は大剣クロスクレイモアを投げ捨てると、黒曜石の剣と圣骑士の盾を构えた。
対複数戦のために大剣を使ったが、一対一の戦いなら剣と盾を使った戦闘に一番自信があった。
「そう、皇帝ですら仲间との戦いは苦し気だったのに、贵方という人は冷酷なのね…」
ロックブーケは笑った。
「では、贵方が本物の复讐鬼なのか…証明してもらおうかしら?」
ロックブーケが口の端をつり上げた瞬间、私の视界が黒く歪んだ。

「くっ…これがお前の诱惑技というわけか…」
私は怪しげな黒い世界でロックブーケと二人きりになり、全裸にされ、身体は动かなくなっていた。
ロックブーケは意味深に笑う。
「そうよ、贵方の仲间も、皇帝でさえも堕ちた私の秘技テンプテーション…」
そう言うとロックブーケはニヤリと笑って手の平を见せつけた。
「どう?间近で见る私の姿は?あなたの仲间たちも皇帝も、アバロンのためだと私を最初は拒んだけど?少し可爱がってあげればすぐに丑いオスの顔になったわ?」
ロックブーケは诱惑の言叶を缀る。
「皇帝はこの手の平でよがって、狂って、アバロンの国民の前で精液を吐き出したわ?その后の皇帝は地下牢に入れてるけど、私が来るたびに発情した目で『手でしてください、女王様ぁ!』って叫ぶ犬に成り下がったわ?」
あの陛下が…私が知る限り知性と、品格、そして责任感を兼ね备えたあの陛下が…まさかそんな事になっていたとは…。
「どいつもこいつも…见损なったとしか言いようがないな…」
私は吐き捨てた。
陛下にも、さっきまでの仲间たちも…。
口ではアバロンだ、仲间だ国民だと言いながら少し诱惑されてはあっさり寝返り、それを见て戦意丧失する志の低いかつての仲间たちにも。
ぬる过ぎて反吐が出そうだった。
皇帝に至っては、こんな色仕挂けに屈する人间に付き従って戦死したマリアが心底不幸だとすら思えた。
いや…祖国や友情、そんな生半可な志でこの女に対峙するのが无谋だったのかもしれない。

この女を倒すために必要なのは、そんな绮丽ごとではない。

「私の愿いは…わが妹の仇…お前の死のみだ!!」
言叶にできないくらいの憎悪を込めて叫んだ。
ロックブーケは…それを闻いて笑った。
「素敌よ?私からすると帝国の为だなんて建前を并べる男なんて兴味ないし、狂気がかった憎しみで向かってくる男の方がよほど好みだわ?」 本文来自
心底意地の悪い笑みを浮かべるロックブーケ。
そう言うロックブーケの目も、狂気を増したような気さえした。
「素敌な本音が闻けて嬉しい?贵方は楽しませてくれそうね?」

ロックブーケは私の睾丸をやんわりと握った。
「ぐ…!!」
不意の刺激に声を漏らしてしまう。
「そうね…まずは勃起してもらおうかしら?」
そう言うと私の顔を覗き込みながら、ギュッギュッと睾丸を揉みこむ。
(ぐぁああああ!!くっ、くそ!!)
下半身から背筋にかけてむず痒い快感がはい回る。
まるで阴嚢の中で精液が强制的に作られていると勘违いするほどの感覚。
おぞましくも强制的に与えられる快感に、私のペニスは徐々に反応し始める。
「あら?勃っちゃった?憎くて仕方ない相手の手で?ふふふ?」
ロックブーケは私の反応を见て楽しそうに笑う。 本文来自
私は黙って睨みつけた。
「冗谈よ、こんなのただの生理现象でしょう?それに私の技にかかるのは别に勃起をした瞬间でも射精をした瞬间でもないわ?」
ロックブーケは私の耳元に口を寄せて嗫いた。
「贵方の心が…自尊心が…私に屈したその瞬间よ?」
そう言うと、ロックブーケの指が私のペニスを捉えた。
(ぐうぅぅ!!)
私は歯を食いしばり、顔を红潮させた。
「あはは、凄い顔ね?でも、大丈夫よ?一回くらい射精したところで贵方の心が屈しなければ、魅了はされないわ?」
ロックブーケは耳元で诱惑の言叶を并べる。
(くっ…おのれ…そんな筈もないことはわかっている…!!)
私は歯ぎしりしながら快楽に耐え続けた。
憎むべき敌の前で射精など、心が屈することそのものではないか。
ロックブーケは左手で柔らかくペニスを握り、絶え间なく攻めたてる。
右手は时折、私の乳首をカリカリと优しく爪で掻き、劣情を煽らせる。
「ぐううっ!くそっ!やめろぉおおお!!」
私はたまらず声を上げた。
男の性感帯を知り尽くした责めにもう少しで屈しそうになる。
『ベネディクト兄さん!』
一瞬、マリアの顔が…声が…。
穷地の私を救うかのように、亡き妹の顔が、声が感じられた。
「あら?ふふふ?この责めで追い诘めるのは无理のようね?」
落ち着きを取り戻した私の姿を见て、ロックブーケは手での责めをやめる。
(ありがとう、ありがとう、マリア…)
私は肩で息をしながら、マリアに感谢した。
一瞬浮かんだマリアの表情は、仇を讨ってほしいというより、ひたすら私の身を案じているように思えた。
ロックブーケは唇の端をつり上がらせた。
「私も贵方が欲しくなったわ?」
ロックブーケは私を立たせたままくるりと背を向けた。
そして、私に向かっておもむろに服も下着も脱ぎ捨て、全裸になった。
「どう私の裸体?绮丽でしょ?」
妹の仇でなければ、息をのんだであろう絶世の美女の裸体。
だが私の复讐の炎はもう収まらなかった。
「このお尻を使って、贵方の复讐心も、妹への思いもチリクズにしてあげるわ?」
そう言うとロックブーケは私のペニスに、自分の尻を押し当てた。
(ぐっ!!ぐぬううう!!)
私は歯を食いしばって耐える。
「どう?私のお尻?大きくて、柔らかいでしょう?もっちりして天国でしょう?」
そういって吸い付くような尻を小刻みに横に动かし、私のペニスを嫐った。
(ぐぁ!くそっ!ここで挫けるわけには!!)
柔らかな尻はペニスに名残惜しそうに张り付くように络み付く。
「中に入れたい?ふふ…そんな生意気な口もきけないほど私のお尻、いいでしょう?」
ロックブーケは时折振り返り意地悪く见つめると、今度はゆったりと尻をゆらゆらとペニスに擦りつける。
柔らかな尻肉が今度は包み込むように张り诘めたペニスを翻弄する。
私は脳髄まで蕩け切りそうな柔らかさに耐えながらも、希望は捨てていなかった。
そう、技を见切ること。
このおぞましい诱惑も耐えきれば、快感の峠を越えれば、见切ることができる。
そうすれば、私の胜ちだ。
しかし、ロックブーケの尻は柔らかく、ひんやりと心地よく冷たく、柔らかく弾力を伝え、意志力を强引に削っていく。
「くそっ!!マリア…!!マリア…!!」 内容来自
私は必死にマリアの顔を、声を思い出そうとした。
亡き妹への爱を思い出し、复讐心を燃やし、诱惑を断ち切り、技を见切る。
「お兄様…私のお尻、気持ちいい?」
不意に脳内のマリアが声をかけた。
私の背筋にぞくりとした甘い电流が走る。
「お兄様との爱は叶わないから…お尻でもすごく幸せ?」
マリアが淫らな声で私の脳内に语り挂ける。
「ば、马鹿な!?」
私は惊いて目を见开いた。
そこには、ロックブーケが意地悪く、胜ち夸ったように笑っていた。
「お兄様のモノ、热い?私のお尻で兴奋してるのわかるぅ?」
ロックブーケは振り返りなら私の目を见つめ、意地悪くマリアを演じていた。
「お兄様も私をそんな目で観てたの?嬉しい?许されないと思ってたのに?」
声色を真似ている訳でもなければ、マリアとの口调とも违う。
慎ましいマリアとは明らかに违う。
おぞましい淫らな诱惑をする女の声。
「ち、违う!!やめろ!!マリアを汚すな!!」
私は慌てて打ち消そうとする。
确かに、私はマリアを爱していたし、マリアも私を慕っていた。
でもそれは、兄妹として、圣骑士ホーリーオーダーとして、ガンパーランドのリーダーとして…。
私が理屈を考えるたびに、ロックブーケへの纯粋な复讐心が浊っていくのを感じる。
ロックブーケはそんな様子の私を见て目を辉かせた。
「お兄様も私を淫らな目で见てたの?嬉しい?」
ねっとりと络みついていたロックブーケの尻がピタリと止まる。
「…お兄様?」
ロックブーケは微妙に尻の位置を调节し、尻の割れ目にペニスを捉えた。
ペニスが尻に挟まり、柔らかさがダイレクトに伝わり、私は仰け反った。
「妹のお尻に…精液注いでくださいませ?」
そう言うとロックブーケは大きく縦に揺らせて尻を擦りつけ始めた。
缓やかだった动きが大きくなったことで、さっきまで优しく包み込むようだった肌の异様な滑かさと弾力
が、今度は追い込むように私を责め立てる。
「や、やめて!!こんな!!卑怯だ!!」
私はマリアを思い浮かべようにも、思い出の中のマリアはが淫らに私を诱うような仕草に、声に书き换えられる。
「だ、ダメだ!!ダメだ!!ダメなのに…!!」
目の前の女はマリアではない。
憎き仇の女。
だが、もう私には…私にはもう…尻の暴力的な擦りつけによる嫐りとマリアへの想いへの倒错に完全に翻弄されていた。
「お兄様?出していいよ?『ロックブーケ様の』お尻に?いっぱい出して?」
その瞬间、头の中のマリアが…完全にロックブーケに入れ替わった。
「私を杀した、『ロックブーケ様の』绮丽なお尻でイキなさい?」
ロックブーケはそう言うと、尻をペニスに今まで以上に强く押し当てた。

私の力が…决意が…复讐心が…。
ゆっくり零れ落ち、溶けきっていくのを感じた。

ぶしゅっと全てが切れた音がして、最初の射精をする。

その后はもう、我慢は効かなかった。
二回目、三回目と、大きな射精が始まる。
「あーぁ、堕ちちゃった…?」
ロックブーケは胜ち夸った顔でお尻を强くペニスに押し当てる。
柔らかく包み込むように、それは女の肉の感触を伝え、射精をさらに催促をする。
「あ…が…あ…」
溶けていく。
热かった気持ちが、急速に溶けていく。
「あら?ふふふ?そんなに倒错责めとお尻、気持ちよかった?」
动かなかったはずの身体は気が付けば、ロックブーケの臀部に手を添え、ペニスを押し当てていた。
身も心も放たれた私は、そのままゆっくりと崩れ落ちた。

「ふふふ、これで强い贵方も半分は堕ちたわ?あら、贵方がいないということはあの地はきっと手薄ね?そうだわ、贵方にとって一番大事な地で、私への服従を誓わせてあげる?」

数日后

「べ、ベネディクト様!?」
「ベネディクト様が!?」
私はロックブーケに全裸にされ。首轮と手锭をつけられ、太守だったネラック城の入り口まで连れられていた。
ネラック城の兵士たちは无駄口を一切言わないほどに锻えられていたが、
ホーリーオーダー史上最强と言われた私が、か细い美女に捕らえられた姿に动揺を隠せない。
「ベネディクト様!?そ、そんな!?马鹿な!!」
副将であり、私の留守中に城を守っていたホーリーオーダーのポールが、武装して城から出てくる。
「ネラック城の皆さん、こんにちは?お初にお目にかかります、ロックブーケと申します?」
ロックブーケはわざとらしくうやうやしく礼をする。
「ロックブーケ!?七英雄の!?」
「アバロンを制圧したロックブーケが、ガンパーランドに攻めてきた!?」
「べ、ベネディクト様は人质なのか…!?」
动揺する兵士たちを、ポールは一喝した。
「狼狈えるな!全军出阵!あの女からベネディクト様を救い出せ!!」
兵士たちは一気に城门前に阵形を作る。
ポールが先头に立った。
「ポール!!ダメだ!!私のことはもういい!!全军撤退しろ!!ダグラスとフォーファーを死守するんだ!!」
私は悲痛な声で叫んだ。
「ベネディクト様を见捨てて撤退などできません!私だってホーリーオーダーだ!」
ポールは捲し立てた。
「頼む!逃げろ!逃げてくれ!!」
私の声は届かなかった。
「あら、自灭しに来てくれたわね?话が早いわぁ?」
ロックブーケはそう嗫くと、妖艶な仕草と目で男たちを诱惑しにかかる。
テンプテーションだった。
「あああ…な、なにこれ!?」
「あの女、すげえ!すげえよ!!」
「か、身体が、股间が热い…!?」
兵士たちは皆、股间を抑えてうずくまる。
「う、狼狈えるな!じゅ、术だ!怪しげな术だ!!」
ポールだけは何とか立っていたが、そのポールも虚ろな目をしていた。
ネラック城の戦士达は锻えに锻えられているとはいえ、所诠は男たち。
ロックブーケの前では赤子同然だった。
「ネラック城の皆様は普段、私语もせず、ガンパーランドの警护に当たっていると闻きました?そこで?」
ロックブーケはニヤリと笑った。
「その敬意を表しまして…」
笑みを浮かべながら自らのドレスに手をかけるロックブーケ。
「お疲れの皆様で、私の绮丽な身体を眺めて自慰を堪能くださいませ?」
そう言うとロックブーケは着ていたドレスをすとんと落とした。
露わになるロックブーケの、凶悪ともいえる男を魅了する肉体。
狂宴の始まりの合図となった。
「うおおおおお!だ、ダメだぁ!」
「こ、こんなの、が、我慢できない!」
「ひあああああ!!」
兵士たちは次々と铠も服も脱ぎ捨て、限界を超えて兴奋した自分たちを扱き始めた。
ある者は髪をかきあげるロックブーケの妖艶な顔を见つめ。
ある者は优美な臀部の曲线を眺め。
ある者は这いつくばり、引き缔まった脚を覗き込む。
皆、浅ましい男の姿をさらけ出し、それぞれの妄想を浮かべて、扱きあげているように思えた。
「く、クソ…これは术だ…モンスターの…妖术だ…」
ポールだけが必死に歯を食いしばって、耐えている。
だが、缓んだ顔に、张り诘めた股间を抑えたその姿はもう戦士の姿ではなかった。
「副将様?耐えていらっしゃるけど、もう私の胸に目が钉付けですわ?」
ポールの饿えた视线を察したロックブーケは、大きな胸をギュッと手で寄せた。
「贵方の火伤しそうなくらい热いモノ、こうやって挟み込んであげましょうか?」
ロックブーケはお见通しとばかりに微笑む。
「だ、ダメだ!!も、もうダメだ!!」
その挑発にポールも涎を撒き散らして振り乱し、铠を脱いで自らのペニスを露出させた。
「そ、そんな…马鹿な…」
私の目に絶望の涙が伝う。
だが、兵士たちにはもう私の姿は见えてはいなかった。
妖艶に笑い、裸体を魅せつけるロックブーケしか、见ることはできなかった。
「さぁ、ネラック城の皆さま?全员で私への服従を誓いましょう?準备はよろしくて?高めて、高めて…?」
そう言うとロックブーケは両手を头の后ろに组み、いやらしく腰をくねらせる。
「全っ部、吐き出しなさい?」
その言叶とポーズが合図になり、ポールも兵士たちも歓声を上げて一斉に射精し始めた。
全员が身体を痉挛させて、刚直を扱きあげ、扱きあげ、扱きあげた。
「あっはっは!浅ましい?浅ましいわあ?浅ましくて素敌です?ネラック城の皆さま?」
ロックブーケは侮蔑の言叶で嘲り笑う。
「あああ!!最高です!!」
「もっと!もっと嘲ってください!」
「分でしてるのに!ロックブーケ様に、犯されてます!」
全员が侮蔑の言叶さえ兴奋に変える。
「や、やめろ…止めてくれ…」
私は顔を歪めて泣き崩れる。
ロックブーケの色香に、大事なものが全て蹂躏されていく。
「さあ、皆さま?お待ちかね?今度は同士讨ちのお时间ですわ?全员で同士讨ちを开始しなさい?最后まで生き残った人はご褒美に…」
そう言うとロックブーケは空中で右手をシュッシュと上下に动かす。
「私が、直接、シテあげますわよぉ?」
どす黒い歓声があがる。
全员慌てて武器を持ち、味方同士を剣で斩りつけ、容赦なく枪で刺し、城に火を放つものも现れた。
「そ、そんな…う、嘘だ…」
悪梦のような光景に私は泣き崩れる。
ロックブーケは全员同士讨ちをしているのを确认すると、私に近寄り后ろから抱きしめた。
「ねえ、泣いてるのに、どうして勃起してるのぉ?」
ロックブーケは私を优しく抱きしめ胸のあたりを抱きしめる。
「悔しい?悲しい?それなのに兴奋しちゃう?」
そして私の顔を自分の豊満な胸に埋めさせる。
もう絶望の底まで落とされた私は歯向かう気にもならなかった。
「絶望的状况で兴奋するなんて贵方って最低?」
ロックブーケは私の手锭と首轮を外した。
「おっぱい気持ちいい?自分でだったら慰めてもいいわよ?」
私は泣きながら自分のペニスを扱きあげた。
ロックブーケの言叶通り、こんな状况に异常に勃起している自分がいた。
それは现実逃避だったのか、それともロックブーケに完全に魅了されてしまった瞬间だったのか…。
「哀れな子…でも、大丈夫?これからは私のために働くのよ?」
ロックブーケは私の顔に乳房を强く押し付ける。
「残念ね、もう一人、ネラック城の人间を忘れてるわよ?」
冷ややかな目で见降ろすロックブーケ様の言叶が终わるや否や、私はポールを踌躇いなく斩りつけた。
「ポール、贵様なんぞにロックブーケ様が直接などと抜かすな…」
私は倒れたポールに一瞥すると、ロックブーケ様の前に、女王様の前に跪いた。

18?年

ガンパーランドもロックブーケの手に落ち、灭亡する。

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『今日の特集は、最近流行のe-スポーツです.市内のセント=フィリップ学园の中等部の生徒たちが、なんと全国大会で怒涛の6种目制覇を果たしました.今日はその各种目の优胜者たちに来ていただいております』


『こんにちは~』
『こんにちは』
『ちは~』

『まずはこちらの栗栖敬太君から.パズルゲーム“プリズム?マイスター★”の全国大会优胜おめでとうございました!』
『あ、ありがとうございます‥‥』

『紧张してるのかな? 体も小っちゃいですね.まだ1年生?』
『2年生です‥‥一応』

『决胜はどうでしたか?』
『ぁ、とても、やりごたえがありました! 相手のブリッツ选手がとっても効率的に连锁を组んでくるので、カウンターを狙うしかなくなってて、3分の1くらいの确率で负ける形势にされたんですけどうまく返せました!』

『动画サイトでも试合の映像が騒がれているようですけども、最后に一言なにかありますか?』
『はい、“プリズム?マイスター★”は3次元のプリズムキューブを縦?横?奥の3种类の回転で回して敷き诘めるゲームで、考える事が多いんですけど、それだけ奥が深くっていまだに新しい戦术が次々现れてます! 僕もいろんなスタイルの人と対戦してみたいので、ぜひ皆さんもやってみてください!』
『普段はあまり.祈りを捧げるまでもなく胜ててしまう胜负が多いので、大会のときくらいです』

『八剱选手は不敌に微笑みながらの试合映像がありますが、これも习性ですか?』
『まぁそっすね~.俺はなんつーかカオスな展开が好きなんで、ちょっと试合が荒れそうになると嬉しくなっちゃって.结构大満足でした』

『では一言をどうぞ.まず八剱选手から』
『今回优胜しましたけど、ヨンモノ‥‥四大陆物语はまだまだ新しいゲームなんで、いろんな人に参入して欲しいっす.父ちゃ~ん、母ちゃ~ん、兄ちゃ~ん、俺胜ったよ~』
『前桥选手どうぞ』
『次は僕が优胜させていただきます』



『ありがとうございました.次は格闘ゲームの“刚拳ファイターズ6”の优胜者ということで、宗田兼続くん、お愿いします』
『おはようございますっ』

『わ~、体格良いですね~.スポーツか何かを他にされてるんですか?』
『ジョギングと筋トレを少し‥‥格ゲ―の上手い人って、结构ジム行く人とか多いんで』

『健康も大事にすることが胜利の秘诀といったところでしょうか.今回の大会はどうでしたか?』
『ん~、反射神経の良さだけで胜っちゃった感じっすね.でも20歳を超えたあたりから人间の反射神経って悪くなるらしいんで、今のベテラン势に知识面で负けないように攻略を积んで、20代になっても负けないようにしたいです』

『若いのに先の事をしっかり考えてます.最后に一言あればどうぞ』
『僕がやってる“刚拳ファイターズ6”は、ミックスディメンジョンシステムを採用していて、今まで2D格闘をやってた人も3D格闘をやってた人も、それぞれ强みを発挥しやすいゲームだって言われてます.僕もまだまだ修行中なので、挑戦を待ってます』



『ありがとうございました.次はレースゲーム“マジェスティックレーサー”の杵田壮一君です』
『ちゃっす』

『‥‥すごい髪型ですね.フィリップ学园の校则ではオッケーなのでしょうか』
『いや~、普通にアウトっすね.はははっ.でも折角の场なんで、メークさんにお愿いして、良い感じにキメてもらいました』

『今回の大会はいかがでしたか?』
『俺、普段は友达すっげー大切にするんですけどぉ、今回は练习に集中しすぎてマジでクラブ以外の友达とは付き合い悪くなっちゃってたんで、しばらくは游びまくりたいっすね』 本文来自

『最后に一言あればどうぞ』
『由香里~! 父ちゃん! 母ちゃん! 见てる~? イエ~イ! あ、由香里は俺の彼女です.うははっ』



『ありがとうございました.次は‥‥』




「ねぇその动画いつまで见てんの? つまんねーよ」

手镜を覗いて顔の産毛をミニピンセットで抜いている最中の女生徒が言った.
パソコンが置いてある部屋にたむろしている彼女たちは、スカートの丈も短くて、あまり圣フィリップ学园らしくはない.が、一応はフィリップの在校生である.

「だってコイツらでしょ? あたしらの部室取ったの.许せねーんだけど.オタクの癖によぉ」
「だよねー.ウチらだってちゃんとした部活じゃん.ふざけんなよなぁ」

彼女たちがたむろしている部屋は元新闻部専用の部室であり、今はe-スポーツクラブの第二部室との兼用にさせられていた.

「他にいい场所ある?」
「知らね.めぼしい场所は清楚系が大体使ってんじゃん」

清楚系とは、圣フィリップ学园における圣人様の教えを真っ当に浴びて育ってきた、お上品で育ちの良い生え抜き女生徒の事である.

今部室にいる彼女たちのような外来组とは完全に毛色が违う.そもそも彼女たちは前の学校で素行が悪かったせいで亲から更生所代わりにフィリップに送り込まれた者がほとんどで、当然ながら清楚系とはソリが合わない.

「つーか金ねーんだけど」
「わかる.先週もウチ、“外部取材”いっちゃってさぁ」
「あー、佳代はパパじゃなくて彼氏だもんね」
「そーそー.顔は良いけど贫乏なんだよねぇアイツ.デートも割り勘だしよぉ.ほんと金かかってしょーがねーんだけど」

外来组の彼女たちが新闻部に入った理由は2つある.
1つは、日中にスマホ利用が禁止されてるフィリップ学园で、部室のパソコンからSNSを覗ける时间を少しでも増やすため.もう1つは、外部取材届けを出せば坚苦しい寮生活の槛から一时的に抜け出せるので、自由に游びまわる机会を作るためだった.

そんな生徒たちが集まるせいで、ここ数年ロクな校内新闻が刷られていない.

「あっ! やばっ! オタク君たち来たんだけど!」
「どうしよこれっ! 先公にチクられんじゃん! パソコン消さなきゃ.电源どこ?」
「コンセント抜こうよ! ほらっ」
「あっ、消えたっ! おっけ!」

「あっちの部屋に隠れよ!」
「エロ本出しっぱなしだよ! 速く隠して!」
「やばいやばいやばい」



   ※



「‥‥予算のファイルどこだっけ」
「こっちこっち.新闻部が赤のファイルで、うちが青いファイル」

「あー、これか.でもさ、ぶっちゃけどうしようね?」
「予算の使い道? 确かに、もうないよな」
「先生たちはe-スポーツのパソコンって100万円も200万円もするって思い込んでいるようだけど、そんなに必要ないよね」
「回线とグラボさえしっかりしてりゃあな.回线もこの前、太めの光を通したばっかだしな」

「今はパズル部门と格闘部门と、まぁ全部の部门に均等に分けてるけど、どこも使い道に困ってるよね.それぞれ100万円くらい余ってる?」
「もっとじゃね.いろんな企业からの支援金が山ほど届いているからな.100万なら、优胜赏金で既に超えてるっしょ」
「配信ルームでも建てよっか.それも、新闻部の部室じゃなくて専用の部室を外に建てれば」
「さすがにそれだと工事とかで逆に足りなくなるんじゃね? つーか、今回新闻部の部屋との兼用にさせられたのって、先生たちが新闻部を部屋から追い出したかったってのもあるらしいしな」
「みたいだね.まともな新闻も作ってなくて、ほとんどギャルの溜まり场みたいだもんね」


「そうだ、とりまプロゲーマーからのコーチングに金使おうぜ」
「‥‥でも僕たち、もうプロ并に强くない?」
「これから新入部员が増えそうじゃん.そいつらの教育は外部のコーチに任せて、俺らは强くなるのに専念しようよ」
「それもアリかもね.そっちの方が本格的にクラブ活动っぽくなるし」

「エクセル开いた.纸ファイルとの领収书の照合しよ」
「オッケー.数字読み上げていくね.X月〇日、株式会社△△からの补助金で収入が――」



   ※



昼休み终わりのチャイムが鸣ってe-スポーツクラブの部员が教室に戻っていっても、彼女たちはまだ脇の小部屋の中にいた.まだ新闻を校内の大型プリンタで1枚ずつ刷っていた昔の时代の名残りの、新闻用の印刷室である.

「やばくね.100万とか言ってなかった?」
「もっとあるって、みんなで100万ずつって闻こえたけど」
「オタクのゲームってそんな储かるの?」
「わかんねーけど、1亿円の大会とかあるらしいよ」
「1亿!? やべーじゃん! 1年中彼氏に会えまくりだわ!」
「ってか、学校こなくて良いレベルでしょ.一生游んで暮らせるんじゃね?」
「あ~、マジかよ.なんであいつらばっか恵まれてんだろ.あいつらの金、うちらに回ってこねーかなぁ~」
「ほんとだよ.童贞の癖によぉ.あいつらなんて――」

ふと、その女生徒は気づいたままの事を言叶に出した.

「ぁ‥‥オタクたちってさぁ、女の色気に弱そうじゃね?」

「あ~、よーやく终わったわ~」

牧师たちと学长の话と祈りの仪礼がひたすらに长い降临祭を凌ぎきり、疲れ果てて部室に戻ってきたe-スポーツクラブの面々は、大机の上にある妙なA4用纸の存在に気が付いた.

「なんだこれ?」
「アンケート‥‥新闻部からだって」
「あぁ、部室共用になったあの女子达ね‥‥.ウチを记事にでもすんのかな? 明日で良いよな」
「でもこれ、今日の夜まででお愿いしますって书いてあるよ?」
「マジかよ!? おいおい、降临祭の后だぜ!? もう疲れたっつーの!」

「でも‥‥もしあの女子たちが真面目に活动しなきゃって反省して顽张ってるんなら、协力してあげなきゃ可哀想じゃない? 折角のチャンスがダメになったら、本格的にグレちゃうのかも‥‥」

「はぁ~‥‥.しゃーねぇなぁ.さっさとやって帰りますかぁ」

部员たちはカバンから笔箱とシャーペンを取り出して、修道服のままアンケートに取り组んだ.

「好きな映画か~.最近なんも见てないよな~」

「尊敬する伟人? これ谁でも良いのかなぁ」
「トッププロの名前书きてーわ」
「伟人じゃなくない?」
「じゃ、牛田先生で」
「もっと伟人じゃないじゃん」
『理想の恋爱の仕方は?』
『理想のエッチなシチュエーションは?』
『お気に入りのエッチな本または动画は?』

そんな怪しげな质问にもロクに头を回すことなく、脊髄反射的に、彼らは答えを书き込んでしまっていた.

アンケートから3日が経った.

「やっほー.栗栖くんだよねぇ」
「あ、うん‥‥」
「どうしたの? 紧张してるの? ウチら一绪の学校じゃーん」
「そ、そうだね.でも‥‥」

e-スポーツクラブの部长を务める栗栖敬太が新闻部の春日井三奈に取材として呼び出されたのは市内のゲームセンターだった.

ゲームセンターが不良の巣窟だったのは昔の话であり、麻雀コーナー等の一部の区画を除けば大人しそうなゲーマーの多い场所ではあるが、彼らは彼らなりに互いの縄张りらしき物を作って住み分けしている雰囲気があって一见さんの栗栖にはあまり居心地のいい场所ではない.

敬太は普段、ネット対戦のみを游ぶオンライン势なのでゲームセンターに知り合いはいないし、特に三奈のような阳気そうなギャルを连れて歩くとトゲトゲしい视线さえ感じて気まずかった.

「あっ、UFOキャッチャーあるよ.见に行こっ」
「え、取材は‥‥」
「そんなの后! ほら早くぅ」

彼女に袖を引かれるようにして敬太はUFOキャッチャーの区画に连れていかれる.

敬太はクラブの部长を务めているが、部内のゲーム全国大会优胜経験者たちの中では最も押しに弱くて流されやすい性格をしていた.
他の皆が、自分の腕前の上达に梦中な求道者気质の人间のばかりなので、面倒な部长役を押し付けられたという侧面が强い.

「取って取って~?」
「え、でも僕、やったことないし」
「良いから良いから.あたしより絶対うまいっしょ」
「うん‥‥それじゃあ‥‥」

初体験にしてはアームは景品の丁度中央を上手に捉えた.しかし、中央すぎてアームが素直に力负けしてしまい、景品の犬のぬいぐるみは1ミリたりとも动かない.

「あ、ごめん‥‥折角100円いれてもらったのに‥‥」
「ドンマイドンマイ! もう一回いってみよ~!」
「え!? またっ?」
「ほらほら、もう入れちゃったから.ねぇ取ってよ~?」
「じゃ、じゃあ‥‥」

それから敬太は2回失败して、スマホの动画サイトで似たような景品ゲットの成功例の动画を见て勉强し、更に6回くらいを费やして景品を落とす事ができた.

「よしっ!」
「わ~! やったー! すごいじゃん!!」

ギャルが両肩を掴んで揺さぶってくると敬太はドキッとしたが、景品を获れた高扬感もあって自然と受け入れて、一绪に嬉んだ.

「ありがと~? これ一生の家宝にすんね!」

敬太は満更でもない様子でコクっと颔く.
キラキラした目で女子に喜ばれると男として夸らしい気持ちでいっぱいだった.

「じゃあ次は栗栖くんの得意な奴いこ.あのキラキラ光るヤツ」
「え、あ、プリスタ? こっちだよ」

2人はデジタルゲームのコーナーにある『プリズム?マイスタ→★』の筐体へ移动した.


   ※


「うわっ、何これ~.文字ばっかじゃん.あたし、おバカちゃんだから読めなさそーなんだけど」
「キューブの种类を色とか形の违いから见分けるのはもっと难しいかなーって思って、文字での表示モードにしたんだけど‥‥」
「ふーん、これでも简単な方なんだ」
「このゲームはね、プリズムを并べて光の通り道を作るゲームなんだ.プリズムっていうのは光を直角に曲げるガラス细工みたいなヤツなんだけど‥‥まぁ、光を虹色に分解する使い方の方が有名なんだけど‥‥」
「あたた~.理科の话はちょっとわかんないかな~」
「‥‥えっと、とにかくそういう事! 光がこう通っていって、この大きなプールみたいな容器に入ってる1个1个のガラスのプリズムキューブで光が右や左に曲がってるよね」
「あー、それは解るかも.多分」

「このプリズムは光を右に曲げて、このプリズムで上に折れて、次のプリズムは真っ直ぐ进んで、次で左に‥‥ね、これで光が大きい容器の外に出るでしょ? ほら光がちゃんと道を作って容器を贯通すると、途中のプリズムキューブが全部消えるんだ」
「わっ、めっちゃ绮丽~.キラキラしてて、ピカピカしてて、なんかプラネタリウムみた~い」 本文来自
「うん、十二星座の精霊たちが星の光を夺い合う、っていうストーリーのゲームだしね.あ、ちょっと见てて.キューブが消えると、その上にあったキューブが下に落ちてくるんだけど、その时に别の光が端から端まで出ていくと‥‥.よし、4コンボ」
「あっ、绮丽~.流れ星が流れてる~」

「こうやって连続コンボで消していくと、流星群とか超新星爆発のエフェクトとかが出てくるんだ」
「え、こんな凄いのあたしもできるかな~」
「最初は难しいと思うよ.谁でも最初はそうだけど.ちょっとこのチュートリアルで游んでみない?」
「うん、やってみる.‥‥ねー、なんかプールが小っちゃいよ?」

「入门モードだからフィールドは縦横3マスずつだね.ほら、画面の指示の通りにやってみて」
「うん、‥‥あ、消えちゃった.あれ、次は自分で考えてみろって‥‥え、なになに、どーやんの.教えて~」 本文来自

三奈は敬太の袖をぐいぐいと引っ张った.

「よーく考えてみて.光线はここから入ってるから、左に折れて、右に折れて、ここで止まっちゃってるよね.この光を外に逃がすにはどうすれば良いと思う?」
「うっわ、むっずぅ‥‥.えーっと、これが左を前に曲げるヤツだから、これを回すでしょ? あっ、逆だわ.ってゆーか、回すと曲がる方向も回っちゃうんだね.えーっと、だから、んーんと‥‥」

1分近く考えてようやく三奈はキューブをZ轴方向に回した.

「あっ! できたっ! やったっ! できたよっ!!」

人懐っこく袖を引っ张ってくる三奈の无防备さに、敬太はドキッとした.

「う、うんっ、できたねっ」

「へー、おもしろいねーコレ.あたし覚えるの早い~?」

「うん、多分」

「じゃあ栗栖君にも胜てるかな~?」

「それは无理」

「え? わかんなくない?」

「絶対ムリだよ.积み重ねが违うもん.确かにプリスタはまだ新しいゲームだけど、その前にいろんなパズルゲームをやりこんできた経験があるんだ.全国1位を取った事のあるゲームもあるしね、プリスタの他にも.だから积み重ねがない春日井さんには絶対ムリだよ」

「む~~~」三奈は目を细めてあきらかに不満顔になった.「やってみなきゃ分かんないじゃん.ね、今から対戦しよ?」
「え、でも普段PC版しかやらないから、この筐体のレバー操作だとちょっと」
「あー、言い訳してる~.つまり私に负けるかもしれないって事?」
「それは无いよ! 絶対ない!」
「じゃあ胜负しよ.あたしが胜ったら100万円ね!」

「ちょ、何言ってんの!」
「あ、负けるの怖いんだ~.それなら、絶対ムリって言ったの取り消してよ.100万かかってて胜负断るなら、絶対胜つって自信は无いじゃん.ねぇ、絶対じゃないよねぇ?」

「いや、それは絶対だけど‥‥」
「じゃあ、対戦しよ.逃げたら不戦败とみなします.あと30秒以内ね.あたし栗栖君に胜ったって全校向けの新闻に书いちゃうから」

「それはダメだって!」
「はいコイン入れちゃった~.栗栖君の不戦败になるまであと30、29‥‥」
「解ったよ! やるよ! でもさっきの初心者モードとは违うよ? 縦も横も6マスずつの大会用ルールだよ!? 春日井さんじゃ1列だって消せるかどうかも怪しいよ!」
「はいはい、とりあえずやってみよ.あたしが胜ったら100万円ね」
「ってゆうか、それズルいじゃん! じゃあ僕が胜ったらどうなるの? 僕が胜った时になんにも无かったら――」

「栗栖君が胜ったらあたしの体を好きにしていいよ.なんでもしていいから」
「え――」


頬を薄く赤らめて、にっこり片唇の端を持ち上げた三奈がレバーを操作する.
乙女座のキャラクターである『ヴァル子』を选択した.

対する栗栖は慌てて向かい侧の台を起动して牡羊座のキャラクターの『アリエル』を选択する.


かくして満天の星空が描かれたゲームグラフィックを背景に、100万円と女の体を赌けたパズルゲームの火盖が切って落とされた.

『アリエル、WIN!』


「あ~ん、つ~よ~い~!」
「‥‥」

10本先取ルールの対戦を终えて、悪びれた様子もなく三奈が向かいの台から回ってきた.

「ダメダメ、やっぱ强いわ.さすが日本一だねぇ」
「ぁ、ご、ごめんね.手加减ゼロだったよね‥‥僕もちょっと大人気おとなげなかったよ‥‥」

「は~ぁ.もう帰ろ? 寮の门限に遅れちゃ~う」
「ぁ、そうだね.‥‥うん、ぅん」

バスで隣の席に座りながら、三奈と敬太は学校の先生の话や祝福の祭に関しての话をしていた.会话の最中、三奈の着崩したファッションのために开いた胸元とか、短い丈のスカートのせいでチラつく太ももがどうしても敬太の目に入ってきた.

しかも三奈は敬太に体をべたべたくっつけてきて、肩同士が频繁に触れ合うのはもちろんの事、彼女はときどき笑いながら敬太の腕を叩いてきたりもした.そんな风に女子と亲しく盛り上がった経験に乏しい中2のゲーマー少年は、どうしようもなくドキドキしながら帰りのバスに揺られていた. copyright


「ゲーム楽しかったね~」
「うん‥‥」
「あたしが栗栖君に胜てるようになるには、どうすればいいかなぁ?」
「それは无理だってば」
「えー、じゃあ强くなるのはどうすればいいの~?」
「えーっと、まずはパズルモードかな.一人用のゲームモードなんだけど、キューブを揃えるための问题がいっぱい入ってて、それの初级编を全部クリアすると良いと思う.そうすると一列消しは速くできるようになるから、连锁が使えなくても、ずっと一列消しだけやってればストーリーモードのコンピュータは胜てるかも.そうしたらパズルモードの中级编と上级编をやって、连锁を覚えて、そこまでくれば全国の初级者の人たちと胜负になると思うよ」

「そうなんだ~.ねぇ‥‥」

「ん?」

「あたしの体、好きにして良いって言ったの、本気にした?」 内容来自

「なっ! そんなわけっ‥‥!」敬太の顔は、何かを期待するような嬉し気な顔と、失望してがっかりする顔を何度も往复して、结局がっかりの顔に落ち着いた后にちょっと赤面もした.「そんなわけないじゃん! まず100万円ってのがどう闻いても冗谈だし、始めたばっかりで全国チャンプの僕に胜てるわけないし、ねぇっ! だから、最初から全部冗谈にしか闻こえなかったよ!」

「え~? 怪しいな~.あたし见た目がギャルっぽいから、タダでエッチな事できるかもって期待しちゃったんじゃないの~? さっきから太ももチラチラ见てるよね~」

「ないないない! 絶対ない! もうっ、やめてよね!」

「ふーん?」

意地の悪いニタニタ笑いを浮かべながら三奈は敬太の顔を覗き込む.少年は赤らんだ顔を必死に彼女から背けていた.

彼女は彼の小さな耳たぶにヒソヒソ声を吹き込み始めた.

「ねぇ、マジでエッチな事してみよっか?」
「ぶっ!?」
「ふふ、マジだよマジ」
「で、でもっ、そんな‥‥」
「ただ、あたしの体がマジなら100万円もマジにしなくちゃね.ね、また一週间后に试合しよ? あたしが胜ったら100万円ね.部费の余りがあるでしょ? でも栗栖君が胜ったらあたしの体、マジで好きにしていいから?」
三奈は敬太の太ももに手を乗せて、ねっとりした手つきで抚でまわし始めた.

「そ、そんなっ‥‥」
「ふふっ.やるでしょ? あたしが本気で言ってるって証拠にぃ、今すぐオッケーしてくれればキスしちゃう.どう? やる?? オッケーならそのまま黙ってて.嫌ならイヤってハッキリ言ってね」

「ぁ‥‥」


「はい黙ってるって事は交渉成立だね」
「いや、そのっ‥‥!」

三奈はチュッ、と少年のほっぺたにキスして「じゃーね? ぬいぐるみありがと~」と言って席から立ち上がった.


気づけばバスは学园前の停留所に差し挂かっていた.

一週间后のe-スポーツクラブ部室、夕日の赤で照らされた室内には2名の男女以外谁もいなかった.

「他に谁も来ないよね? 来たらあたし帰るからね」
「大丈夫だよ、絶対こないから」

「あー、その顔こわいな~.あたしにエッチな事するところ想像しちゃってるでしょ」
「してないよっ!」
「ふふふ、どーだか.でももしもあたしが胜った时に、『お金は顾问の先生に怒られちゃって用意できませんでした』って言い訳されたら嫌だから‥‥持ってきた?」

敬太は黙ってうなずいた.
厚みをもった封筒が机の脇に置いてある.

「伟い伟い? じゃあ始めよっか」

敬太は2台分のPCをセットアップした.
だが三奈がもう一台に电源を入れる.合计3台のPCの电源が入った.

「えっ、春日井さんの分はもう电源入れてあるから、いらないかも‥‥」
「途中でトラブル起こるかもしれないでしょ? だから予备でもう一台电源を入れておくの」
「‥‥ふぅん」

よく解らない三奈の提案に対して何か言いそうになったが、まぁいいかと敬太は放置した.それから自分の席に座って、ゲームのクライアントを立ち上げると『ロストラビリンス』という彼の登録名のユーザーホームに移动する.

「フレンドバトルモードで良いよね.春日井さんのユーザーネーム教えて」
「キムチカルビ」
「キ?ム?チ?カ?ル?ビ、っと.いたいた.招待送ったから、ルームに来て」
「オッケー? じゃあルールは100戦胜负にしない?」
「100!?」

「え、大会の决胜って100回じゃないの?」
「まぁ、うん、回数が多い方が実力ある方が确実に胜ちやすいけど、‥‥春日井さんがそれでいいなら」

「长い方が良いな.それでやろ?」
「うん‥‥解った、けど‥‥うーん‥‥まぁいっか」


  ※



敬太は「100戦だと三奈が负け続けたときすぐに饱きてしまうのでは」と悬念していたが、彼女は存外にしぶとかった.
15対0の大差で、各试合の内容も1列消ししかできない三奈と、5连锁以上を平気
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